依存選択リストの構成

選択リストの依存性では、1つの親フィールドに2つ以上の子選択リストがリンクされ、ユーザーが親フィールドで選択すると、いずれかの子選択リストが表示されます。

依存選択リストの追加または編集の説明に従って、「メタデータ」タブで依存選択リストとそれに関連する選択リストを作成し、クライアント・プロファイルで依存選択リストを選択します。このタイプの選択リストの作成を開始する前に、選択リストの依存性に関する重要なポイントを参照してください。

選択リストの依存性に関する重要なポイント

  • ユーザー定義の選択リスト間に選択リストの依存性を作成できます。

  • 選択リストの依存性を作成する前に、リンクする予定の選択リストをすべて作成します。少なくとも、親の選択リストと2つ以上の子の選択リストが必要です。

  • 子リストの各アイテムは、複数の親アイテムに関連付けることができます。たとえば、消耗品は、家庭用および自動車用サブ製品の子アイテムにできます。

  • 複数レベルの依存性(たとえば、曽祖父母、祖父母、親、子の選択リスト)を作成できます。

  • クライアント・プロファイルに割り当てることができる選択リストの依存性は1つのみです。複数の親/子依存性は、単一の依存選択リスト定義内で定義する必要があります。

依存選択リストの追加または編集

依存選択リストを追加または編集するには:
  1. 「メタデータ」タブで、ユーザー定義の選択リストを作成します。

    少なくとも3つの選択リスト(1つの親選択リストと2つ以上の子選択リスト)が必要です。

    例:

    親または子 選択リスト名 選択肢

    Products

    • Automotive

    • Household

    Automotive Subproducts

    • Cars

    • Motorcycles

    Household Subproducts

    • Bathroom

    • Kitchen

  2. 「メタデータ」タブで、選択リストを含めるためにメタデータ・フィールドを作成します。

    この例では、親フィールドとしてProductsフィールドを作成し、子としてSubproductsフィールドを作成しました。

    1. 親フィールドの「メタデータ・フィールド」ページで、「選択リスト・ソース」を選択します。

    2. 「選択リスト」フィールドで、作成した選択リストを選択します。この例では、選択リストとしてProductsを選択しました。

    3. 子フィールドの「メタデータ・フィールド」ページで、「親選択リスト・フィールド」を選択します。この例では、親メタデータ・フィールドとしてProductsを選択しました。

    4. ユーザーがリストから選択せずに値を入力することがないように、「ロック」チェック・ボックスを選択し、変更を送信します。

  3. 「分類」タブで、ステップ1で作成したメタデータ・フィールドを使用するドキュメント・プロファイルを作成します。

    この例では、ProductsおよびSubproductsメタデータ・フィールドが含まれるProductsというドキュメント・プロファイルを作成しました。

  4. 「メタデータ」タブで、依存選択リストを作成し、「送信」をクリックします。

    1. 「依存選択リスト」表で、依存選択リストの追加をクリックして、依存選択リストを作成します。既存の依存選択リストを編集するには、それを選択して依存選択リストの編集をクリックします。

    2. 「依存選択リスト」ページで、依存性の名前(Product/subproduct dependencyなど)を入力します。
    3. 「定義された依存選択リスト」表で、親選択リスト・アイテム(Household)のフィールドと、ユーザーがそれを選択したときに表示される子リスト(Household Subproducts)のフィールドを指定して、1つ目の依存選択のフィールドを追加します:
      • 親選択リスト・ソース: Capture Source

      • 親選択リスト: Products

      • 親選択リスト・アイテム: Household

      • 子選択リスト・ソース: Capture Source

      • 子選択リスト: Household Subproducts

    4. 別の親選択リスト・アイテム(Automotive)と、ユーザーがそれを選択したときに表示される子リスト(Automotive Subproducts)を指定して、2つ目の依存選択のフィールドを追加します。

  5. 「キャプチャ」タブで、作成したドキュメント・プロファイルおよび選択リストの依存性を使用するクライアント・プロファイルを追加または編集します。

    1. 「一般設定」ページで、タイプのプロファイルとして「2 - キャプチャと索引」または「3 - 索引のみ」を選択し、名前およびバッチ接頭辞を入力します。

    2. 「ドキュメント索引付け設定」ページで、「依存選択リスト」フィールドで作成した依存性を選択し、「ドキュメント・プロファイル」フィールドで作成したドキュメント・プロファイルを選択します。

    3. 「セキュリティ」ページで、クライアント・プロファイルへのログイン・アクセス権をユーザーに付与し、クライアント・プロファイルを保存します。

  6. クライアントで、選択リストの依存性をテストします。

    1. クライアントで、作成したクライアント・プロファイルを選択し、バッチをキャプチャします。

    2. バッチを展開し、ドキュメントを選択します。

    3. メタデータ・ペインで、選択リストの依存性をテストします。

依存選択リストの削除

選択リストの依存性を削除すると、クライアント・プロファイル内で使用できなくなります。関連する選択リストおよびメタデータ・フィールドは影響を受けません。

依存選択リストを削除するには:
  1. 「メタデータ」タブで、「依存選択リスト」表から削除する依存性を選択し、依存選択リストの削除をクリックします。
  2. プロンプトが表示されたら、「はい」をクリックして削除を確認します。