アプリケーション、ディメンション、階層セットおよびノード・タイプのインスペクタの「ポリシー」タブで承認ポリシーを作成し、有効化します。これらの各データ・チェーン・オブジェクトの「ポリシー」タブには、デフォルトで無効化されている、そのオブジェクトの空の承認ポリシーが含まれます。そのオブジェクトに対して承認を必須とするには、データ・チェーン・オブジェクトでポリシーを有効化する必要があります。また、異なるフィルタが設定された追加の承認ポリシーを作成して、様々なユーザーによる固有のデータ・セットの条件付き承認を処理できます。
承認ポリシーを作成して有効化するには:
デフォルトの承認ポリシーを有効化するには、承認ポリシーの名前をクリックします。デフォルトでは、これはApprovalです。
承認ポリシーは、ポリシー・インスペクタに表示されます。
新しい承認ポリシーを作成するには、「作成」クリックします。「ポリシー・タイプ」から「承認」を選択し、ポリシーの名前および説明(オプション)を入力します。「作成」をクリックします。
フィールド名 | 有効な値 |
---|---|
有効 | ポリシー設定に影響を及ぼさずに、ポリシーを有効化または無効化できます。デフォルトでは、これは「False」に設定されています。 |
承認方法 |
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グループ当たり1承認(シリアルおよびパラレル・ポリシーのみ) |
シリアル・ポリシー:
パラレル・ポリシー:
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所有権プロパティ(所有権ポリシーのみ) | 各ノードの変更を承認するノード所有者を決定するプロパティです。
プロパティは、ユーザー・サブタイプを持つノード・データ型プロパティである必要があります(ノード・データ型のサブタイプを参照)。 |
必要な合計 | すべてのユーザーおよびグループ全体で必要な承認者の合計数です。
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送信者を含む | 要求送信者が承認者でもある場合、送信者の承認が自動的に付与されるように指定する場合に選択します。
たとえば、3つの承認を必要とするポリシーでこのオプションを選択し、送信者がそのポリシーの承認グループに含まれる場合、送信者の承認は自動的に付与されるため、ポリシーではコミットに必要な承認は2つのみとなります。 注: 「送信者を含む」が無効になっている場合、要求送信者は、承認ポリシーにリストされている場合でも承認者として招待されません。 |
承認時のエンリッチメントの許可 | 承認者が権限およびデータ・アクセスに応じて要求アイテムを追加、変更および削除することで、要求をエンリッチできるように選択します。要求エンリッチメントの理解を参照してください。 |
リマインダ通知 | 現在の招待者にリマインダ電子メールが送信するまでの経過日数を入力します。
注: これがゼロに設定されている場合、承認に対するアクションを実行しない現在の招待者にはリマインダは送信されません。 |
承認エスカレーション | ポリシー内のデータ・オブジェクトに対するデータ・マネージャ権限を持つユーザーに要求承認がエスカレーションされるまで、送信されるリマインダの数を入力します。
注: これがゼロに設定されている場合、タイムアウト時に要求はエスカレーションされません。 |
ポリシー順序 | ポリシーの順序に番号を割り当てます。同じ番号のポリシーはグループとして履行されます。グループ内のすべてのポリシーが履行されると、次の順序番号のポリシーが連続して評価されます。ポリシー順序の理解を参照してください。 |
注:
現在ユーザーが含まれていないグループには、アイコンが表示されます。サービス管理者は、アクセス制御でユーザーをグループに割当てできます。Oracle Enterprise Performance Management Cloudのアクセス制御の管理のアクセス制御の概要を参照してください。承認方法として「シリアル」を選択した場合、このリストで指定されている順序で承認を指定する必要があります。ドラッグ・アンド・ドロップして、リスト内のユーザーおよびグループを並替えできます。最初にユーザーまたはグループをクリックし、目的の位置にドラッグする必要があります。
注:
このリストのユーザーおよびグループには、ポリシーのデータ・オブジェクトに対する参加者(読取り)権限が付与されます。注:
所有権ポリシーの場合、「ポリシー・グループ」リストは空になり、変更はできません。「必要合計数」フィールドは、すべてのグループ全体のすべての承認者の合計で自動的に更新されます。
「含まれるアクション」で、「すべて」チェック・ボックスをクリアし、「含まれるアクション」リストから追加するアクションを選択します。アクション・フィルタを使用すると、選択したアクションのみに対して承認を設定できます。
注:
プロパティ・フィルタを使用するために、要求アイテムの基本アクションを更新する必要はありません。たとえば、プロパティ・フィルタにCore.Descriptionプロパティが含まれている場合は、基本要求アクションが追加または挿入であったとしても、説明プロパティに対する更新は、プロパティ・フィルタの対象になります。「ノード条件」で、「式の定義」 (またはテーマに応じて)をクリックして式ビルダーを起動します。アクションが実行されたビューポイントでノードを評価しているため、式ビルダーでnodeオブジェクトを使用します。
式ビルダーにより、ブール値のみに評価される式の作成が示されます。式の作成を参照してください。