17 アプリケーションの操作

ユーザー・アプリケーションを除くすべてのアプリケーション・タイプで、Oracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションを使用して、外部アプリケーションのエンタープライズ・データを管理します。データに対するすべての操作に、アプリケーションのビューポイントと関連するデータ・オブジェクトが関与します。

様々なアプリケーション・タイプがあります。アプリケーション・タイプの理解を参照してくださいこのトピックで説明されているアプリケーションの原則および機能のすべてが、ユーザー・アプリケーションに適用されるわけではありません。詳細は、ユーザー・アプリケーションの操作を参照してください。

注:

  • 外部アプリケーションとは、操作するエンタープライズ・データを含むシステムまたはアプリケーションです。たとえば、Planningは外部アプリケーションです。
  • エンタープライズ・データを含む任意のデータ・ソースを外部アプリケーションに指定できます。たとえば、データベース表、スプレッドシート、テキスト・ファイルを外部アプリケーションとして使用できます。

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アプリケーションの操作について学習します。

ビデオ・アイコン 概要: Enterprise Data Management Cloudでのアプリケーションの理解

次に、アプリケーションの主な機能をリストします。

  • データが外部アプリケーションの要件に準拠していることを確認します。たとえば、アプリケーションは使用できるプロパティおよびそれらが必須かどうかを指定します。
  • 要件に従ってユーザーにデータを表示します。たとえば、ディメンションのノードのサブセットを異なるユーザーが使用できるようにアプリケーションを構成できます。
  • カンマ区切りファイルを使用して、外部アプリケーションからエンタープライズ・データをインポートします。接続を使用して、外部アプリケーションからPlanningエンタープライズ・データをインポートすることもできます。
  • カンマ区切りファイルを使用して、外部アプリケーションにエンタープライズ・データをエクスポートします。接続を使用して、Planningエンタープライズ・データを外部アプリケーションの受信ボックスにエクスポートすることもできます。

注:

すべてのアプリケーション・タイプで、カンマ区切りファイルのインポートとエクスポートがサポートされます。

Planningアプリケーションの場合は、登録時に外部アプリケーションに対する有効な接続情報を入力すると、接続を使用して外部アプリケーションの受信ボックスからインポートおよびエクスポートできます。その後、そのファイルをPlanningアプリケーションにインポートできます。

Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションの場合は、登録時に外部アプリケーションに対する有効な接続情報を入力すると、接続を使用して外部アプリケーション・サーバーにエクスポートできます。後でそのファイルをOracle Financials Cloud一般会計アプリケーションにインポートできます。

様々なアプリケーション・タイプのアプリケーションを登録できます。たとえば、Planning用のアプリケーション・タイプがあります(アプリケーション・タイプの理解を参照)。

アプリケーションの登録時には、登録プロセスで設定、ディメンション、プロパティが構成され、データの操作に使用されるデータ・オブジェクトが作成されます(アプリケーションの登録の理解を参照)。

アプリケーションの登録後は、次の表にリストされているタスクを実行できます。

表17-1 アプリケーション・タスク

タスク 詳細情報
登録済アプリケーションの設定を変更します。たとえば、アプリケーションにディメンションを追加できます。 アプリケーションの変更の理解
外部アプリケーションからデータをインポートします。 ディメンションのインポート
外部アプリケーションにデータをエクスポートします。 ディメンションのエクスポート
アプリケーションの設定を確認します。たとえば、ディメンションの設定を調べることができます。 アプリケーションの検査

注:

複数の外部アプリケーションのエンタープライズ・データを操作する場合は、外部アプリケーションごとにOracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションを登録します(アプリケーションおよびデータ共有の理解を参照)。