アプリケーション・タイプの理解

Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementでは、一般的に使用される外部アプリケーションに対応したアプリケーション・タイプを提供しています。これらのアプリケーション・タイプによって、外部アプリケーションとの整合性が確保され、構成も最小限で済みます。たとえば、Planningアプリケーション・タイプでは、ディメンションで要求されるプロパティが自動的に定義されます。

Cloud EDMでは、任意の方法で定義および構成できる汎用アプリケーション・タイプと、他のアプリケーションのノードへの関連付けが可能な一連のユーザーの管理に使用できるユーザー・アプリケーションも提供されます。

使用可能なアプリケーション・タイプを次の表に示します。

アプリケーション・タイプ 詳細情報 考慮事項
Planningアプリケーション Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションの操作  
フリーフォーム・アプリケーション Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションの操作  
Planningモジュール・アプリケーション Planningおよびフリーフォーム・アプリケーションの操作 事前定義済メンバーは、外部アプリケーションからインポートする必要があります。これらは移動および並替えが可能で、下に子を追加できますが、Cloud EDMではそれ以外の編集はできません。Planningモジュールの事前定義済メンバーを参照してください。
Financial Consolidation and Closeアプリケーション Financial Consolidation and Closeアプリケーションの操作 事前定義済メンバーは、外部アプリケーションからインポートする必要があります。これらは移動および並替えが可能で、下に子を追加できますが、Cloud EDMではそれ以外の編集はできません。Financial Consolidation and Closeの事前定義済メンバーを参照してください。
Enterprise Profitability and Cost Managementアプリケーション Enterprise Profitability and Cost Managementアプリケーションの操作 事前定義済メンバーは、外部アプリケーションからインポートする必要があります。これらは移動および並替えが可能で、下に子を追加できますが、Cloud EDMではそれ以外の編集はできません。Enterprise Profitability and Cost Managementの事前定義済メンバーを参照してください。
Tax Reportingアプリケーション Tax Reportingアプリケーションの操作 事前定義済メンバーは、外部アプリケーションからインポートする必要があります。これらは移動および並替えが可能で、下に子を追加できますが、Cloud EDMではそれ以外の編集はできません。Tax Reportingの事前定義済メンバーを参照してください。
Oracle Financials Cloud Oracle General Ledgerアプリケーション Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションの操作 セグメント値のプロパティで継承されたプロパティ値は使用しないでください。また、デフォルト値を導出する式を作成するときは、位置指定ロジック(ancestorsparentchildrenbottomなど)を含む「派生」プロパティの使用を回避してください。式で位置指定ロジックを使用する場合は、かわりに「派生および保管」プロパティを使用してください。Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションの事前定義済プロパティを参照してください。
Oracle E-Business Suite一般会計アプリケーション E-Business Suite一般会計アプリケーションの操作 セグメント値のプロパティで継承されたプロパティ値は使用しないでください。また、デフォルト値を導出する式を作成するときは、位置指定ロジック(ancestorsparentchildrenbottomなど)を含む「派生」プロパティの使用を回避してください。式で位置指定ロジックを使用する場合は、かわりに「派生および保管」プロパティを使用してください。E-Business Suite一般会計アプリケーションの事前定義済プロパティを参照してください。
汎用アプリケーション 汎用アプリケーションの操作  
ユーザー ユーザー・アプリケーションの操作