30 Enterprise Profitability and Cost Managementアプリケーションの操作

Enterprise Profitability and Cost Managementを使用して、製品、顧客、地域、支店などのビジネス・セグメントの収益性を計算するために必要な、費用および収益の割当てを管理します。

Note:

Enterprise Profitability and Cost Managementアプリケーション・アダプタは、Enterprise Profitability and Cost Management外部アプリケーションにのみ使用してください。Profitability and Cost Management外部アプリケーションと統合する場合は、汎用アプリケーション・アダプタを使用する必要があります。汎用アプリケーションの操作を参照してください。

Enterprise Profitability and Cost Managementのデータの管理には、次のことが含まれます:

Enterprise Profitability and Cost Managementアプリケーションを作成すると、次のオブジェクトが作成されます:

  • アプリケーションは、別名表、複数通貨コード、オプションの接続設定などの設定で作成されます。
  • アプリケーションごとに1つのデフォルト・ビューが作成されます。
  • 登録したディメンションごとに1つのディメンションが作成されます。
  • 各ディメンションについて、次のオブジェクトが作成されてディメンションにバインドされます。
    • すべてのアプリケーション固有プロパティを持つ1つのノード・タイプ。
    • 親と子両方のノード・タイプを使用している1つの階層セット。
    • 階層セットを指す1つのノード・セット。
    • ノード・セットを指す1つのビューポイント。

    Note:

    バインド・ルールにより、登録したディメンションが外部アプリケーション・ディメンション要件に準拠することが保証されます。バインディング・ルールの理解を参照してください。

ディメンションの登録に加えて、属性も登録できます。属性の理解を参照してください。

アプリケーションの登録後、データをディメンションにインポートして、ノード、プロパティおよび階層セットを移入できます。オプションで、登録を変更できます。作業の実行後、ディメンションを外部アプリケーションにエクスポートできます。

Enterprise Profitability and Cost Managementの事前定義済メンバー

事前定義済メンバーは、外部アプリケーションからインポートする必要があり、これらはOracle Enterprise Data Management Cloudでは編集できません。事前定義済メンバーに対する変更は、外部アプリケーションで実行する必要があります。変更を加えた後は、マージ・インポート(マージ・インポートの操作を参照)を実行して、Oracle Enterprise Data Management Cloudで事前定義済メンバーを更新する必要があります。