アド・ホックの場合、サービス管理者はWebアプリケーションでオンザフライ計算を有効化し、ユーザーはユーザー・プリファレンスでオンザフライ計算を有効化します。フォーム2.0の場合、フォーム設計者は必要なフォームでオンザフライ計算を有効にします。
アド・ホック・グリッドでのオンザフライ計算の有効化
サービス管理者はWebアプリケーションでオンザフライ計算用のメンバー式を有効化でき、ユーザーはユーザー・プリファレンスでメンバー式を有効化できます。Webアプリケーション設定では、メンバー式はユーザー式と呼ばれます。これらの式をユーザーがオンザフライ計算の実行に使用できるようにするには、式を次のレベルで有効化する必要があります。
- アプリケーション・レベルでの有効化: サービス管理者として、「設定」の「その他オプション」にある「アド・ホックのユーザー式の有効化」リストから「はい」オプションを選択します。詳細は、次を参照してください:
- ユーザー・プリファレンス・レベルでの有効化: ユーザーとして、「ユーザー・プリファレンス」の「表示」にある「アド・ホックのユーザー式の有効化」リストから「はい」オプションを選択します。このユーザー・プリファレンス設定は、サービス管理者が設定したアプリケーション設定をオーバーライドする点に注意してください。詳細は、次を参照してください:
フォーム2.0でのオンザフライ計算の有効化
オンザフライ計算はフォーム2.0で利用可能であり、フォームのプロパティで有効にする必要があります。
- フォーム2.0の有効化: フォーム2.0で作業するには、「設定」の「フォーム・バージョン」リストから「フォーム2.0」オプションを選択します。詳細は、次を参照してください:
- オンザフライ計算の有効化: フォームの「レイアウト」タブの「グリッドのプロパティ」セクションにある「オンザフライ計算の使用可能」チェック・ボックスを選択します。この設定は、オンザフライ計算を実行する各フォームに対して有効にする必要があります。詳細は、次を参照してください: