EPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の統合の設定(1回かぎりの設定)

次のタスクを実行して、EPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の統合を有効にします。

EPM Planningプロジェクトまたはプロジェクト管理をすでにスタンドアロンで実装している場合は、移行を使用できます。

EPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の統合を設定するには:

  1. EPM Planningプロジェクトおよび統合オプションを有効にします。「プロジェクト管理クラウド統合」の有効化を参照してください。

    「プロジェクト管理クラウド統合」、「プロジェクト・レポート」,および「費用」を有効にする必要があります。

    既存のEPM Planningプロジェクト・アプリケーションがある場合、追加でプロジェクト管理クラウド統合を有効にできます。このオプションを追加で有効にする場合は追加ステップが必要で、その内容はこのチェックリストに含まれています。

  2. EPM Planningプロジェクトを構成します(まだ構成されていない場合)。プロジェクトの構成を参照してください。

    プロジェクト管理クラウド統合を追加で有効にする場合、必要な新規構成タスクはありません。

  3. 提供されているスマート・リストを更新して、プロジェクト管理からプロジェクト・テンプレート名を追加します。EPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の統合用のカスタム・スマート・リスト・エントリの作成を参照してください。
  4. レポート・キューブへの接続を設定します。レポート・キューブへの接続の設定を参照してください。

    このステップは、プランナがデータのインポートおよびエクスポートのためにデータ統合の統合を実行する場合のみ必要です。このステップは、管理者がデータのインポートおよびエクスポートのためにEPM Planningプロジェクトのジョブを使用する場合は必要ありません。

  5. データ統合で、追加で必要な設定タスクを実行します。Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ統合の管理のEPM PlanningプロジェクトとOracle Project Managementの統合プロセスの説明を参照してください。
  6. 必要に応じて、提供されているルールおよび統合へのアクセスをユーザーに付与します。

    プロジェクト管理クラウド統合を有効にする際に提供されるルール・リストについては、プロジェクト管理との統合のためのEPM Planningプロジェクト・ルールを参照してください。

    データ統合で統合を初期化する際に提供される統合リストについては、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ統合の管理の統合プロジェクト・ファイル参照を参照してください。

  7. オプションで、ジョブを実行するか、スケジュールしてインポートおよびエクスポート・プロセスを自動化します。ジョブを使用したEPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の間のデータのインポートおよびエクスポートを参照してください。

  8. EPM Planningプロジェクトの既存のスタンドアロン実装がある場合は、統合をサポートするために既存のプロジェクトおよび予算を移行します。プロジェクト管理への既存のEPM Planningプロジェクト実装の移行(1回かぎりの設定)を参照してください。

  9. プロジェクト管理の既存のスタンドアロン実装がある場合は、統合をサポートするために既存のプロジェクト、予算および実績を移行します。EPM Planningプロジェクトへの既存のプロジェクト管理実装の移行(1回かぎりの設定)を参照してください。

注:

データのロードに新規メンバーOPF_Loadを使用することをお薦めします。詳細は、プロジェクト・アーティファクトの更新を参照してください。

プロジェクトの準備が完了し、ユーザーがプロジェクトおよびプロジェクト予算を入力できるようになります。プロジェクト、プロジェクト予算およびプロジェクト管理の操作の詳細は、Planningモジュールの操作の統合されたEPM Planningプロジェクトとプロジェクト管理の操作タスクの概要を参照してください。

プロジェクト管理での作業の詳細は、プロジェクト財務管理および助成金管理の実装のEnterprise Performance Managementとプロジェクト管理の連携方法を参照してください。

統合後にプロジェクト管理でプロジェクト所有組織を変更する場合は、EPM Planningプロジェクトでデータを新規エンティティに手動で移動した後、古いエンティティからプロジェクトおよび予算データを削除する必要があります。このオプションは、EPM Planningプロジェクトのプロジェクトに対応するエンティティのみが存在する場合に機能します。(プロジェクト管理では、1つのプロジェクトが1つのエンティティのみに対応します。)

チュートリアル

チュートリアルには、トピックの学習に役立つ一連のビデオやドキュメントを使用した手順が用意されています。

目的 方法の学習
PlanningのプロジェクトモジュールをOracle Fusion Cloud Project Management (プロジェクト管理)と統合する方法について学習します。EPM Planningプロジェクトで、プロジェクトを作成し、サマリー予算データを入力し、プロジェクトを承認してから、プロジェクトおよび予算データをプロジェクト管理にプッシュする統合ジョブを実行します。プロジェクト管理で、プロジェクト・マネージャを割り当て、詳細なプロジェクト予算を作成し、プロジェクトの実績データを収集します。次に、EPM Planningプロジェクトで、プロジェクト管理からプロジェクトの実績をインポートし、実績と計画データの間の差異分析を実行できるようにそれらを計算します。

チュートリアル・アイコン

EPM Planningのプロジェクトとプロジェクト管理の統合
Oracle Fusion Cloud Project Management (プロジェクト管理)と統合するためのEPM Planningプロジェクトの構成方法を確認します。即時利用可能なプロジェクト管理の統合機能の有効化、プロジェクト・テンプレート名でのプロジェクト・スマート・リストの更新、「エンティティ」ディメンションへのプロジェクト組織の追加、プロジェクトのレポート・キューブへの内部接続の設定の方法について学習します。

チュートリアル・アイコン プロジェクト管理の統合のためのEPM Planningの構成
Planningと統合するための、Oracle Fusion Cloud Project Management (プロジェクト管理)での要件の設定方法を学習します。セキュリティを構成する必要があるロールおよび権限について、および財務プラン・タイプ、プロジェクト・テンプレートおよび予算承認ワークフローの定義方法について学習します。

チュートリアル・アイコン EPM Planningの統合のためのプロジェクト管理の構成
PlanningとOracle Fusion Cloud Project Management (プロジェクト管理)の間でデータをコピーするために使用するデータ統合ジョブの構成方法について確認します。統合の定義を初期化した後、実装要件に基づいてそれらを確認および更新する必要があります。各統合定義について、ソースおよびターゲット・ディメンションのマップ、フィルタ・オプションの設定、およびカレンダ統合オプションの設定の方法について学習します。

チュートリアル・アイコン EPM Planningとプロジェクト管理のマッピングおよび統合オプションの構成
PlanningとOracle Fusion Cloud Project Management (プロジェクト管理)の間のデータ統合要件の設定方法について確認します。ソース・システムとしてのプロジェクト管理の登録、ソース接続の構成、アプリケーションの登録、アプリケーション詳細でのディメンションのマップ、データのプッシュに使用する統合ジョブの初期化、および期間マッピングの定義の方法について学習します。

チュートリアル・アイコン EPM Planningとプロジェクト管理のデータ統合の設定