資金調達オプションを使用すると、モデルの予測期間の貸借対照表の貸借を一致させようとしたときにモデルがどのように動作するかを指定できます。
債務勘定科目の金額を余剰勘定科目の現金から返済できます。その場合、どの債務勘定科目をどの余剰勘定科目で返済するか、および返済する順序を指定します。また、企業が赤字を清算するための資金を借り入れる資金拠出元を指定できます。適正配当、普通株式と優先株式の処理、および株式の発行や買い戻しも指定できます。
モデルの貸借を一致させるのに使用可能な項目を資金と呼びます。資金には様々なタイプがあります。
配当金、資産、資本の相手科目の増加は資金の使用、債務、優先、資本の増加は資金のソースです。様々なタイプの資金の減少については逆で、配当金、資産、および資本の相手科目の減少は資金のソース、債務、優先、および資本の減少は資金の使用です。
貸借を一致させる際、資金の余剰があれば、モデルは貸借を一致させるために使用可能な資金の使用を探します。資金の不足があれば、モデルは貸借を一致させるために使用可能な資金のソースを探します。
貸借一致の成功を保証するには(必要な場合)、最大値がなく、かつ貸借を一致させるために必要な規模の資金調達ソースまたは資金の使用を指定可能な、少なくとも1つの資金のソースおよび資金の使用をモデルで指定する必要があります。付属のテンプレートでは、これらの勘定科目は超過債務および「有価証券超過額」です。
資金調達オプションに使用される勘定科目の詳細は、資金調達オプション勘定科目、債務勘定科目のタイプ、および資産勘定科目のタイプを参照してください。
この処理の概要は次のとおりです。
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