ラベル割当ワークフロー・キャンバスのプログラム・ステップ

ラベル割当ワークフロー・キャンバスで使用可能な各ステップのリストを次に示します。

  • 「データ・ソース」では、コンタクトがプログラムにプルされます。

  • 「決定」では、特定の基準に基づいてコンタクトが評価され、「はい」パスまたは「いいえ」パスに沿ってルーティングされます。

  • 「処理」では、コンタクトに対してなんらかの重要な処理が実行されます。

リスナー

リスナー・ステップは、プログラム・パスへのコンタクト・データのエントリ・ポイントです。このステップでは、データベースに対する変更がリアルタイムでリスニングされ、新しいコンタクトがEloquaで作成されると、即座にプログラムにプルされます。

「リスナー」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

重要: リスナー・ステップをキャンバスに追加したときは、常に、ステップ要素は最初はグレーになっています。プログラムを保存するまで、ステップを構成することはできません。ステップの構成ウィンドウに、このことを明確に説明する注意が表示されます。

この状況は、他のステップ・タイプには該当しません。

  1. キャンバスで要素をダブルクリックします。
  2. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  3. 「追加」ボタンのイメージです。 ボタンをクリックし、「コンタクト作成」を選択します。

このステップは、Eloquaコンタクト・データベースに作成された新しいコンタクトをリスニングするように構成されています。これには、個別に作成されたコンタクト、一括でアップロードされたコンタクト、スケジュールされたデータ・インポートによって追加されたコンタクト、統合を通じて取得されたコンタクトが含まれます。新しいコンタクトは、プログラム・パスに沿って後続の決定ステップおよび処理ステップに送信されます。

セグメント・メンバー

セグメントのコンタクトがプログラムに追加されます。そのセグメント内のコンタクトは、プログラム・パスに沿って後続の決定ステップおよび処理ステップに送信されます。既存のセグメントを選択して編集することも、新しく作成することもできます。セグメントはコンタクトについて定期的に再評価され、その評価の頻度は設定できます。評価の最小間隔は1日です。

「セグメント・メンバー」プログラム・ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. セグメントの選択ドロップダウン・リストから既存のセグメントを選択するか、ファイル・チューザ・アイコンのイメージです。 ボタンをクリックして「セグメントの選択」からいずれかを選択します。セグメントを選択したら、編集ボタンのイメージです ボタンをクリックして新しいウィンドウに表示し、必要に応じて編集できます。または、「新規」をクリックして新しいセグメントを作成します。
  3. 「再評価頻度」フィールドに数値を入力し、時間、日、週または月のいずれであるかを指定します。これは、セグメントでコンタクトがスキャンされる頻度です。

選択したセグメントのすべてのコンタクトが、接続されたパスを通じて次のステップに送信されます。

コンタクト・フィールドの比較

このステップでは、指定したコンタクト・フィールドの値に基づいてすべての受信コンタクトが評価され、各コンタクト・レコード内のそのフィールドの値に応じてそれらのコンタクトがルーティングされます。たとえば、「郡市区」コンタクト・フィールドに「Toronto」を持つすべてのコンタクトを「はい」パスを通じて送信し、それ以外のすべてのコンタクトを「いいえ」パスを通じて送信できます。

「コンタクト・フィールドの比較」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「次のコンタクトを評価」フィールドで目的の値を選択します。
    1. 評価するコンタクト・フィールドを最初のドロップダウン・リストで選択します。たとえば、「Eメール・アドレス」などです。
    2. 比較の演算子を2つ目のドロップダウン・リストで選択します。これにより、指定したコンタクト・フィールドに基づいて受信コンタクトをフィルタする方法がEloquaに指示されます。演算子は、選択したフィールドに応じて異なります。
    3. 最後のフィールドに値を入力します。この情報は、指定したコンタクト・フィールド内で比較するポイントです。

    : コンタクト・フィールドとして「ジョブ・ロール」を選択し、比較演算子として「次を含む」を選択して、最後のフィールドにmanagementと入力した場合、このステップでは、「ジョブ・ロール」コンタクト・フィールドにmanagementという単語があるすべてのコンタクトがフィルタされます。この基準を満たすコンタクトはステップの「はい」パスを通じてルーティングされ、この基準を満たさないコンタクトはこのステップで停止するか、「いいえ」パスを通じてルーティングされます(パスが接続されている場合)。

  3. 「評価期間」フィールドに数値を入力し、それが時間、日、週または月のいずれであるかを指定します。これは、プログラムがアクティブである間、このステップですべての受信コンタクトをチェックする期間です。
    • 評価期間が0に設定されている場合、コンタクトは即座に評価されます。
    • 24時間以内の評価期間が設定されている場合、10分ごとに評価が再試行されます。
    • 1日を超える評価期間が設定されている場合、30分ごとに評価が再試行されます。
    • 1週間を超える評価期間が設定されている場合、1時間ごとに評価が再試行されます。

ステップの基準を満たすすべてのコンタクトは「はい」パスを通じて送信され、それ以外のすべてのコンタクトは「いいえ」パスを通じて送信されます。

カスタム・オブジェクト・フィールドの比較

このステップでは、カスタム・オブジェクト・フィールドの値に基づいてすべての受信コンタクトが評価され、リンクされた各コンタクト・レコード内のそのフィールドの値に応じてそれらのコンタクトがルーティングされます。

「カスタム・オブジェクト・フィールドの比較」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「次のコンタクトを評価」フィールドで目的の値を選択します。
    1. カスタム・オブジェクト・セットを最初のドロップダウン・リストで選択します。
    2. そのカスタム・オブジェクト・セットのコンタクト・フィールドを2つ目のドロップダウン・リストで選択します。
    3. 演算子を3つ目のドロップダウン・リストから選択します。これにより、指定したコンタクト・フィールドに基づいて受信コンタクトをフィルタする方法がEloquaに指示されます。演算子は、選択したフィールドに応じて異なります。
    4. 最後のフィールドに値を入力します。この情報は、指定したコンタクト・フィールド内で比較するポイントです。
  3. 「評価期間」フィールドに数値を入力し、それが時間、日、週または月のいずれであるかを指定します。これは、プログラムがアクティブである間、このステップですべての受信コンタクトをチェックする期間です。
    • 評価期間が0に設定されている場合、コンタクトは即座に評価されます。
    • 24時間以内の評価期間が設定されている場合、10分ごとに評価が再試行されます。
    • 1日を超える評価期間が設定されている場合、30分ごとに評価が再試行されます。
    • 1週間を超える評価期間が設定されている場合、1時間ごとに評価が再試行されます。

ステップの基準を満たすすべてのコンタクトは「はい」パスを通じて送信され、それ以外のすべてのコンタクトは「いいえ」パスを通じて送信されます。

共有リストのメンバー状況

このステップでは、特定の共有コンタクト・リストのメンバーであるかどうかについてすべての受信コンタクトが評価され、それに応じてそれらのコンタクトがルーティングされます。

「共有リストのメンバー状況」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「コンタクト・リストの選択」ドロップダウン・リストから共有リストを選択するか、ファイル・チューザ・アイコンのイメージです。 ボタンをクリックして「共有リストの選択」からいずれかを選択します。リストを選択したら、編集ボタンのイメージです ボタンをクリックして新しいウィンドウに表示し、必要に応じて編集できます。
  3. 「評価期間」フィールドに数値を入力し、それが時間、日、週または月のいずれであるかを指定します。これは、プログラムがアクティブである間、このステップですべての受信コンタクトをチェックする期間です。
    • 評価期間が0に設定されている場合、コンタクトは即座に評価されます。
    • 24時間以内の評価期間が設定されている場合、10分ごとに評価が再試行されます。
    • 1日を超える評価期間が設定されている場合、30分ごとに評価が再試行されます。
    • 1週間を超える評価期間が設定されている場合、1時間ごとに評価が再試行されます。

共有リストに含まれているすべてのコンタクトは「はい」パスを通じて送信され、それ以外のすべてのコンタクトは「いいえ」パスを通じて送信されます。

共有フィルタのメンバー状況

このステップでは、特定の共有フィルタのメンバーであるかどうかについてすべての受信コンタクトが評価され、それに応じてそれらのコンタクトがルーティングされます。

「共有フィルタのメンバー状況」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. ドロップダウン・リストから共有フィルタを選択するか、ファイル・チューザ・アイコンのイメージです。 ボタンをクリックして「共有フィルタの選択」からいずれかを選択します。
  3. 「評価期間」フィールドに数値を入力し、それが時間、日、週または月のいずれであるかを指定します。これは、プログラムがアクティブである間、このステップですべての受信コンタクトをチェックする期間です。
    • 評価期間が0に設定されている場合、コンタクトは即座に評価されます。
    • 24時間以内の評価期間が設定されている場合、10分ごとに評価が再試行されます。
    • 1日を超える評価期間が設定されている場合、30分ごとに評価が再試行されます。
    • 1週間を超える評価期間が設定されている場合、1時間ごとに評価が再試行されます。

共有フィルタに含まれているすべてのコンタクトは「はい」パスを通じて送信され、それ以外のすべてのコンタクトは「いいえ」パスを通じて送信されます。

コンタクトにラベルがあるか?

このステップでは、受信コンタクトにラベルがあるかどうかについて評価されます。このステップは、任意のラベル、特定のカテゴリ内の任意のラベルまたは特定のラベルをフィルタするように構成できます。

「コンタクトにラベルがあるか?」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. このステップでフィルタするラベルのタイプを選択します。オプションは次のとおりです。
    • 任意のラベル: ステップで、なんらかのラベルを持つコンタクトがフィルタされます。
    • 特定のラベル: ドロップダウン・リストからラベルを選択します。ステップで、指定したラベルを持つコンタクトがフィルタされます。
    • 特定のカテゴリのラベル: ドロップダウン・リストからカテゴリを選択します。ステップで、指定したカテゴリのなんらかのラベルを持つコンタクトがフィルタされます。

    重要: 目的のラベルやカテゴリがドロップダウンに表示されない場合は、それらのラベルがユーザー・セキュリティ・グループに割り当てられていません。このステップを構成するには、管理者であっても、自分のセキュリティ・グループにラベルが割り当てられている必要があります。

ステップの基準を満たすすべてのコンタクトは「はい」パスを通じて送信され、それ以外のすべてのコンタクトは「いいえ」パスを通じて送信されます。

キャンペーンに追加

このステップでは、後続処理のために、指定したキャンペーンの要素(ステップ)に受信コンタクトが追加されます。

「キャンペーンに追加」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「選択」をクリックして、「キャンペーン・ステップの選択」ウィンドウをオープンします。
  3. 「キャンペーンの選択」ドロップダウン・リストからキャンペーンを選択します。選択したキャンペーンがオープンします。
  4. そのキャンペーン内で、コンタクトを送信する特定の要素を選択し、「選択」をクリックします。

すべてのコンタクトが、選択したキャンペーン内の指定の要素に送信されます。このステップを後続ステップにリンクすると、コンタクトは、このプログラムと選択したキャンペーンの両方を通じて処理されます。

プログラムに追加

このステップでは、後続処理のために、別のコンタクト・プログラム内の選択したリスナー・ステップに受信コンタクトが追加されます。

「プログラムに追加」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「選択」をクリックして、「プログラム・ステップの選択」ウィンドウをオープンします。
  3. 「プログラムの選択」ドロップダウン・リストからキャンペーンを選択します。選択したプログラムがオープンします。
  4. そのプログラム内で、コンタクトを送信する特定のステップを選択し、「選択」をクリックします。

すべてのコンタクトが、選択したプログラム内の指定のステップに送信されます。このステップを後続ステップにリンクすると、コンタクトは、このプログラムと選択したプログラムの両方を通じて処理されます。

共有リストに追加

このステップでは、受信コンタクトが共有コンタクト・リストに追加されます。

「共有リストに追加」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「コンタクト・リストの選択」ドロップダウン・リストから共有リストを選択するか、ファイル・チューザ・アイコンのイメージです。 ボタンをクリックして「共有リストの選択」からいずれかを選択します。リストを選択したら、編集ボタンのイメージです ボタンをクリックして新しいウィンドウに表示し、必要に応じて編集できます。または、「新規」をクリックして共有リストを作成します。

すべてのコンタクトが共有リストに追加されます。

キャンペーンに移動

このステップは、後続ステップにリンクできないことを除き、「キャンペーンに追加」ステップと同じです。基本的に、受信コンタクトのプログラム・パスはこのステップで終了します。

プログラムに移動

このステップは、後続ステップにリンクできないことを除き、「プログラムに追加」ステップと同じです。基本的に、受信コンタクトのプログラム・パスはこのステップで終了します。

共有リストに移動

このステップは、後続ステップにリンクできないことを除き、「共有リストに追加」ステップと同じです。基本的に、受信コンタクトのプログラム・パスはこのステップで終了します。

共有リストから削除

このステップでは、選択したリストに受信コンタクトがすでに含まれている場合、それらのコンタクトが共有リストから削除されます。

「共有リストから削除」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「コンタクト・リストの選択」ドロップダウン・リストから共有リストを選択するか、ファイル・チューザ・アイコンのイメージです。 ボタンをクリックして「共有リストの選択」からいずれかを選択します。リストを選択したら、編集ボタンのイメージです ボタンをクリックして新しいウィンドウに表示し、必要に応じて編集できます。

次のステップに進む前に、コンタクトが共有リストから削除されます(このステップが後続ステップにリンクされている場合)。

待機

この要素では、プログラムのステップ間の経過時間を指定できます。

「待機」要素を構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 次のいずれかのオプションを選択して待機間隔を決定します。
    • 一定時間待機します: 待機期間の時間数、日数、週数または月数を指定します。
    • 特定の日時まで待機します: ターゲットの待機期間として特定の日時を設定します。適切なタイム・ゾーンが選択されていることを確認します。

      注意: タイム・ゾーン設定が夏時間の影響を受ける場合は、現在が夏時間であるか標準時間であるかに従ってGMTが調整されることを示す注意が表示されます。

プログラム・パスの後続ステップに進む前に、すべての受信コンタクトが、割り当てられた時間このステップで待機します。

更新ルール

このステップでは、目的のコンタクト・フィールドを変更するために、受信コンタクトがルール・セット内を移動します。

「更新ルール」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「ルール・セット」ドロップダウン・リストからルール・セットを選択します。

受信コンタクトが、選択したルール・セットの定義に従って更新されます。ルール・セットの詳細は、「データ・ツール」を参照してください。

すべてのラベルの消去

このステップでは、受信コンタクトからすべてのラベルが削除されます(存在する場合)。

このステップには、「ステップ名」を変更するオプション以外に、構成するものはありません。プログラム・パスの後続ステップに進む前に、すべての受信コンタクトからすべてのラベルが削除されます(該当する場合)。

ヒント: このステップは、デフォルト・ラベルの適用の設定を使用してすべての新しいコンタクトに対するアクセスを制限しているシナリオで特に便利です。この場合、「すべてのラベルの消去」ステップを使用して、該当するプログラム・パスに沿ってコンタクトを送信する前にデフォルト・ラベルを削除できます。

ラベルの割当

この要素では、すべての受信コンタクトに特定のラベルが適用されます。

「ラベルの割当」ステップを構成する手順は、次のとおりです。

  1. (オプション)「ステップ名」フィールドに新しい名前を入力します。
  2. 「ラベル」ドロップダウン・リストからラベルを選択します。リストがロードされるまでに数秒かかることがあります。

    重要: 目的のラベルがドロップダウンに表示されない場合は、そのラベルがユーザー・セキュリティ・グループに割り当てられていません。このステップを構成するには、管理者であっても、自分のセキュリティ・グループにラベルが割り当てられている必要があります。

選択したラベルが、このステップを通過するすべてのコンタクトに適用されます。

関連項目

ラベル割当ワークフロー・キャンバス

ワークフロー・キャンバスを使用したラベル割当プログラムの作成

コンタクト・セキュリティ