Salesforce統合の初期化およびモニター

重要: Salesforceネイティブ統合は、2021年2月1日に非推奨になります。お客様は、そのかわりとしてSalesforce.com統合アプリケーションを利用できるようになります。この移行の準備を前もって始めておくことをお薦めします。詳細は、製品に関するお知らせを参照してください。

この統合の事前設定プロセス中は、自動同期およびキューは無効でした。必要な同期およびキューが作成されて統合構成が完了したことで、システムを再初期化し、統合の進行中のモニターおよび保守に関する通知を構成できるようになりました。

この項では、次のタスクについて説明します。

自動同期の再有効化

Oracle EloquaからSalesforceへのデータ同期構成のタスクを完了したので、無効になっていた自動同期を再有効化できるようになりました。

自動同期を有効にする手順は、次のとおりです。

  1. 「設定」 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。
  2. 「プラットフォーム拡張機能」「統合」をクリックします。
  3. 「インバウンド」タブをクリックします。
  4. 「管理」メニューから「自動同期」を選択します。
  5. 「自動同期」列で「Get Deleted Accounts」自動同期をクリックします。既存のすべての自動同期がリストされています。自動同期の横にある緑のチェック・マークは、それが前回の実行時に正常に完了したことを示します。
  6. 「自動同期」ウィンドウで、「自動同期詳細」グループの「編集」をクリックします。
  7. 「アップロード詳細」ウィンドウの「有効」ボックスを選択します。
  8. 通知用に、「Eメール」フィールドをSalesforceまたはOracle Eloquaの管理者のアドレスで更新します。セミコロン(;)を区切り文字として使用して、複数の受信者を指定できます。アドレスはいつでも更新できます。
  9. 次の通知オプションを有効にすることができます。
    • 成功時にEメールを送信: 自動同期が正常に実行されるたびに、通知Eメールが送信されます。これらの通知は継続的に必須ではありませんが、Salesforce統合を完了してテストするとき、最初はこれを選択することをお薦めします。
    • 失敗時にEメールを送信: 自動同期が失敗するたびに、通知Eメールが送信されます。この通知では、失敗の原因(たとえば、Salesforceのフィールドにアクセスできない、CRMユーザー・パスワードの変更など)が示されます。この通知は常に有効にします。
  10. 「保存してクローズ」をクリックします。
  11. 「自動同期」ウィンドウで「クローズ」をクリックします。
  12. スケジュールされたアップロードを待機しないで、自動同期をすぐに実行する場合は、自動同期名の横にある ドロップダウン・ボタンのイメージです。 をクリックし、次に「自動同期の実行」をクリックします。
  13. 7つの統合自動同期それぞれについて、このプロセスを繰り返します。

    重要: 残りの自動同期は、「Get Accounts」、「Get Deleted Leads」、「Get Converted Leads」、「Get Leads」、「Get Deleted Contacts」、「Get Contacts」の順に有効にすることをお薦めします。

内部キューおよび外部キューの有効化

この統合の初期準備の一部として、内部イベントと外部コールの両方を無効化しました。キューを再有効化するか、すでに有効になっていることを確認できるようになりました。

内部キューおよび外部キューを有効にする手順は、次のとおりです。

  1. 「設定」 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。
  2. 「プラットフォーム拡張機能」「統合」をクリックします。
  3. 「ステータス」タブで、「レポート」メニューをクリックし、「統合レポート」をクリックします。
  4. 「内部イベント・キュー統計」「外部コール・キュー統計」の両方のヘッダーの横にある「有効」をクリックします。有効にするオプションは、キューを以前に無効にした場合にのみ表示されます。現在、「一時停止」が表示されている場合、キューはすでに有効になっています

自動同期処理の検証

アカウント、コンタクトおよびリードの自動同期を構成した後で、正しく実行されていることを確認します。

自動同期をテストする手順は、次のとおりです。

  1. 「設定」 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。
  2. 「プラットフォーム拡張機能」「統合」をクリックします。
  3. 「インバウンド」タブをクリックします。
  4. 「管理」メニューで、「自動同期」をクリックします。既存のすべての自動同期がリストされています。自動同期の横の緑のチェック・マークは、前回の同期が正常に完了したことを示しています。
  5. 自動同期の履歴処理データを表示するには、「自動同期」領域で自動同期の名前をクリックします。
  6. 「レポート」メニューから、「自動同期履歴」をクリックします。

    レポートが表示され、自動同期の実行ごとのステータス詳細が示されます。次の処理を実行できます。

    • 「エクスポート」メニューのオプションをクリックして、レポートを出力するか、それをExcelにエクスポートできます。
    • 表の最初の列にある下矢印を選択し、「アップロード詳細の表示」をクリックして、特定の自動同期処理実行に関する詳細情報を表示します。

システム・エラー通知の構成

これで、統合の自動同期と内部/外部キューの両方が再び有効になり、エラー通知の設定を開始できるようになりました。

エラーは、Salesforce統合に関する問題の原因となる可能性があります。指定したエラーが発生した場合にアラートEメールを送信するようエラー通知を構成します。これらの継続的な通知先をチームのだれにするかを決定します。通知のトリガーが推奨されるエラーを次に示します。

外部コール: (すべて)エラー: CRMログイン・エラー
外部コール: リードの作成エラー: (すべて)
外部コール: リードの更新エラー: (すべて)
外部コール: コンタクトの更新エラー: (すべて)

エラー通知を構成する手順は、次のとおりです。

  1. 「設定」 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。
  2. 「プラットフォーム拡張機能」「統合」をクリックします。
  3. 「構成」タブで、「エラー通知」メニューの「エラー通知の管理」を選択します。「統合エラー通知」ウィンドウがオープンします。
  4. 「通知設定」領域で、通知受信者の「Eメール・アドレス」を入力し、Eメールの送信頻度を選択します。
  5. 「通知の追加」領域で、通知をトリガーする外部コールおよび特定のエラーを選択します。通常は、エラー・タイプとして(すべて)を選択することをお薦めします。優先度が高いエラーであるかどうかを選択することもできます。優先度を高くすると、定義されたスケジュールよりも優先され、1時間ごとに通知が送信されます。
  6. 「通知の追加」をクリックします。通知が「次のエラーが発生した場合にEメール通知を受信」表に表示されます。
  7. 同じ手順を繰り返して、さらに別のエラー通知を追加します。
  8. 「保存」をクリックします。

関連項目

自動同期の管理

内部イベントの管理

外部コールの管理

Oracle EloquaとSalesforceの統合