Essbaseアウトラインはキューブの構造をディメンション、メンバー、属性およびそれらのプロパティを介して定義します。アウトラインの構造は、集計演算子や式とともに、データの保管方法と計算方法を決定します。
ディメンションとメンバーは、データの階層を表しています。アウトラインでは、各ディメンションは1つ以上のメンバーで構成されています。メンバーには、順々に、子メンバーが存在する場合があります。この先祖代々のロールアップを階層と呼びます。階層の各メンバーに割り当てられた単項演算子(+、-、*、/など)によって、子メンバーをその親に連結する方法が定義されます。