データ・ソース・テンプレートSQLの構成

集計処理で使用する動的問合せを生成するときに使用するテンプレートSQLは、「データ・ソースSQL」(D1-DataSourceSQLLookup)拡張可能参照に定義します。基本パッケージのデータ・ソース・ビジネス・オブジェクトは、この拡張可能参照から適切な基本パッケージ値を参照します。

たとえば、「使用連係サービス・ポイントからの測定」データ・ソース・ビジネス・オブジェクト(D1-DataSourceMeasurements)の「集計SQL」オプションは、「データ・ソースSQL」拡張可能参照からD1_​MSRMT_​FROM_​US_​SP_​MCTYPE_​SQL値を参照します。

基本パッケージとは異なるテンプレートSQLが必要な実装の場合は、データ・ソース・ビジネス・オブジェクトにカスタムの拡張可能参照値を作成して参照できます。

カスタムのテンプレートSQLを作成するときは、既存の拡張可能参照値から始めます。要件に最も厳密に一致する値を選択し、「複製」機能を使用してコピーを作成し、必要に応じてSQLを編集します。

データ・ソース・ビジネス・オブジェクトにカスタムの拡張可能参照値を追加する手順は、次のとおりです。

  1. 適切なタイプのビジネス・オブジェクト・オプションをデータ・ソース・ビジネス・オブジェクトに追加します。たとえば、集計にカスタムのSQLを作成する場合は、「集計SQL」オプションを追加します。
  2. 「シーケンス」に基本パッケージ・オプションよりも大きい値を入力します。
  3. 「オプション値」フィールドにカスタムの拡張可能参照値を指定します。