動的集計計量コンポーネント・タイプの理解

他の計量コンポーネント・タイプと同様、動的集計計量コンポーネント・タイプでは計量コンポーネントの最も重要なプロパティが定義されます。この場合、総計計量コンポーネントのプロパティが定義されます。

動的集計で使用される計量コンポーネント・タイプでは、他のタイプの計量コンポーネントと同じ属性を数多く使用しますが、中には用途が異なる属性もあります。特に動的集計で使用される属性には、次のものがあります。

計量コンポーネントBO: 総計計量コンポーネント・ビジネス・オブジェクトであり、次のようなものがあります。

  • 総計インターバル(D1-AggregatorInterval)
  • 総計スカラー(D1-AggregatorScalar)
  • 総計顧客使用量(D1-AggregatorCustomerQuantity)
  • 総計機器計量コンポーネント(D1-AggregatorItems)

測定ビジネス・オブジェクト: 集計測定は、「測定」(D1-Measurement)ビジネス・オブジェクトまたは「集計測定」(D1-AggregationMeasurement)ビジネス・オブジェクトに基づくことができます(「集計測定」メンテナンス・オブジェクトに基づきます)。

データ・ソース: 集計されるデータのソースおよび集計対象となる特定のタイプのデータ。データ・ソースの「サービス・タイプ」は、データ・ソースに関連するオブジェクトによって決まります(たとえば、「計量コンポーネント・タイプ」、「設備タイプ」、「サービス・ポイント・タイプ」)が、この計量コンポーネント・タイプの「サービス・タイプ」に一致する必要があります。

値識別子: 集計対象の測定を識別する単位、TOUおよび使用量識別子の値を格納します。値識別子ごとに、「値計算方法」または「値導出アルゴリズム」のいずれかを定義する必要があります(両方ではありません)。集計処理時に測定値をどのように計算または導出するかを定義します。

計量コンポーネント・タイプの詳細は、「計量コンポーネント・タイプの理解」を参照してください。