メーター・ヘルス・チェック・ダッシュボードの構成
この項では、「メーター操作ダッシュボード」の「メーター・ヘルス・チェック」タブの構成プロセスについて説明します。
この機能の詳細は、『ビジネス・ユーザー・ガイド』の「「メーター・ヘルス・チェック」タブの使用」を参照してください。
このダッシュボードは、統計スナップショットと呼ばれる事前ステージング・データの方法を使用します。統計スナップショットの詳細は、「統計の理解」を参照してください。
「メーター・ヘルス・チェック」タブの構成には、次のものが含まれます。
マスター構成
「マスター構成」ポータルにアクセスするには、「管理」、「全般」、「マスター構成」の順に選択します。
「メーター・ヘルス・チェック構成」マスター構成を選択します。
このマスター構成には、「メーター操作ダッシュボード」の「メーター・ヘルス・チェック」タブの「構成」をクリックしてもアクセスできます。
最初に、構成するレコードの横の「追加」アイコンをクリックします。レコードがすでに追加されている場合は、かわりに「編集」アイコンをクリックします。埋込みヘルプを使用すると、各構成フィールドの意味を確認できます。
このマスター構成には次のオプションが含まれます。
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初期測定データ・トレンド日数: IMD処理およびIMD品質統計スナップショットの収集データの範囲を指定します。各スナップショットに取得される日数。デフォルトは30日です。
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チャート・オプション:
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処理: 「IMD品質トレンド」グラフのIMDレコード、平均測定および最大測定データに使用される色を構成できます。
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品質: 「IMD品質トレンド」グラフのVEE例外、平均測定および最大測定データに使用される色を構成できます。
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統計管理および統計スナップショットの構成
統計管理は、初期測定レコードの数、VEE例外、および「メーター・ヘルス・チェック」タブに表示される平均測定および最大測定を取得するためのソースです。
統計スナップショットは、各メトリックの数値を取得します。統計管理は、取得する特定のタイプのメトリックを定義する構成レコードです。
統計スナップショットは、F1-STATS (統計管理モニター)バッチ・プログラムを介して定期的に取得されます。
次の統計管理レコードを構成します。
統計管理 |
摘要 |
カテゴリ |
ステータス |
スナップショット頻度(時間) |
保持モード |
スナップショット・ビジネス・オブジェクト |
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処理 |
IMD処理統計 - 時間単位 |
操作 |
有効 |
24:00 |
すべてのスナップショットを保持 |
IMD処理スナップショット - 時間単位(D1-IMDProcessingHourly) |
品質 |
IMD品質統計 - 時間単位 |
操作 |
有効 |
24:00 |
すべてのスナップショットを保持 |
IMD品質スナップショット - 時間単位(D1-IMDQualityHourly) |
統計の詳細は、「統計の取得」を参照してください。
統計管理ビジネス・オブジェクトの構成
「統計管理」(F1-Statistics)ビジネス・オブジェクトは、「有効」状態の「モニター・プロセス」ドロップダウン・リストで「統計管理モニター」バッチ管理を指定するように構成する必要があります。
このビジネス・オブジェクトを構成するには、次の手順を実行します。
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「ビジネス・オブジェクト」ポータルで「統計管理」(F1-Statistics)ビジネス・オブジェクトを開きます。
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「ライフサイクル」タブにナビゲートし、「有効」状態を展開します。
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「モニター・プロセス」ドロップダウン・リストから「統計管理モニター」を選択します。
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「保存」をクリックします。
バッチ処理
「メーター・ヘルス・チェック」タブは、定期的に(毎日の頻度で)リフレッシュされるように構成されています。ダッシュボードで使用されるデータをリフレッシュするには、その他の定期スケジュール・バッチ処理が完了した後でF1-STATSバッチ・プロセスを順番に処理し、統計管理に基づいて統計スナップショットを生成する必要があります。
このバッチ・プロセスを実行するときには、次のパラメータを使用します。
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メンテナンス・オブジェクト(maintenanceObject): F1-STATS
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ビジネス・オブジェクトによる制限(restrictToBusinessObject): F1-Statistics
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ステータス・コードによる制限(restrictToBOStatus): ACTIVE