メーター操作ダッシュボードの構成

マスター構成

マスター構成ポータルには、「管理」、「全般」、「マスター構成」の順に選択してアクセスできます。

「メーターデータ管理操作ダッシュボード構成」を選択します。 

最初に、構成するレコードの横の「追加」ボタンを使用します。レコードがすでに追加されている場合は、かわりに「編集」ボタンをクリックします。埋込みヘルプを使用すると、各構成フィールドの意味を確認できます。

一般管理データ

次の管理データを作成します。

サービス・タイプ:

• サービス・タイプ: MISC

• 摘要: その他

単位:

• 単位: CT

• 摘要: 件数

• サービス・タイプ: その他

• 小数点以下桁数: 0

• 計量コンポーネントで許可: Yes

• ピーク数量の測定: No

• 大きさ: 1

• 基準単位: 空白

ペイロード統計の活動タイプ

次のペイロード統計活動タイプを構成します。

• ペイロード統計 

• ペイロード・エラー通知

• ペイロード要約

詳細は、「活動タイプの構成」を参照してください。

ペイロード統計処理の詳細は、『ビジネス・ユーザー・ガイド』の「処理統計」を参照してください。

ペイロード統計の計量コンポーネント・タイプ

次の計量コンポーネント・タイプを構成します。

初期測定

設備イベント

統計管理および統計スナップショット

統計管理は、例外/破棄済状態になったトランザクション、または保留中の作業予定が関連付けられているトランザクションを記録するためのソースです。これらのレコードは、その後、メーター・データ管理操作ダッシュボードのそれぞれのゾーンによって、統計およびトレンド表示のためにフェッチされます。

統計スナップショットは、例外/破棄済状態になったトランザクション、または特定の時点で保留中の作業予定が関連付けられているトランザクションを取得します。

統計管理は、ステータス別未完了IMD、タイプ別VEE例外、ステータス別使用トランザクションおよび作業予定別使用トランザクションの日次トランザクションを記録する構成レコードです。

統計スナップショットは、「統計管理モニター」(F1-STATS)バッチ・プロセスを介して毎日取得されます。

次の統計管理レコードを構成します。

ペイロード統計総計計量コンポーネント

各計量コンポーネント・タイプのヘッドエンド・システムごとに計量コンポーネントを作成します。たとえば、次のヘッドエンド・システムが使用されているとします。

• MV90: 使用

• Landis+Gyr: 使用および設備イベント

この例では、次の計量コンポーネントを作成します。

• MV90 (STATS-IMD計量コンポーネント・タイプ)

• L+G (STATS-IMD計量コンポーネント・タイプ)

• L+G (STATS-EVENT計量コンポーネント・タイプ)

バッチ処理

メーター操作ダッシュボードは、毎日リフレッシュされるように構成されています。ダッシュボードで使用されるデータをリフレッシュするには、ヘッドエンド・システムからの日次ペイロード処理が完了した後、次のバッチ・プロセスを順番に処理する必要があります。

• D1-PSACC (ペイロード統計累計 - モニター): ペイロード統計活動のペイロード統計の集計および累計を開始するために使用されます。これにより、活動の「有効」状態の「活動集計の実行」(D1-PRFACTAGG)アルゴリズムが実行され、活動が「統計の累計アルゴリズム」(D1-ACCSTATS)アルゴリズムを実行する「統計の累計」状態に遷移します。

  このバッチ・プロセスを実行するときには、次のパラメータを使用します。

  • 計量コンポーネントMO (maintenanceObject): D1-ACTIVITY
  • バッチ・コードによる制限(isRestrictedByBatchCode): true

• D1-MC (MC MO定期モニター・プロセス): 統計総計計量コンポーネントの統計の集計を開始するために使用されます。これにより、計量コンポーネントが「有効」状態から「集計」状態に遷移し、測定または設備イベント統計(あるいはその両方)を集計する「初期測定データ統計の集計」(D1-AGIMDSTAT)または「イベント統計の集計」(D1-AGEVTSTAT)アルゴリズムが実行されます。

  このバッチ・プロセスを実行するときには、次のパラメータを使用します。

  • メンテナンス・オブジェクト(maintenanceObject): D1-MEASRCOMP

• F1-STATS (統計管理モニター): 統計管理に基づいて統計スナップショットを生成するために使用されます。

  このバッチ・プロセスを実行するときには、次のパラメータを使用します。

  • メンテナンス・オブジェクト(maintenanceObject): F1-STATS
  • ビジネス・オブジェクトによる制限(restrictToBusinessObject): F1-Statistics
  • ステータス・コードによる制限(restrictToBOStatus): ACTIVE

次のフローチャートは、ペイロード処理およびこれらのバッチ・プロセスを実行する順序を示しています。

ダッシュボード・ゾーンへの移入

次の表は、メーター操作ダッシュボードの様々なゾーンのデータ・ソースの概要を示しています。