パフォーマンス・ターゲットの理解

次に、パフォーマンス・ターゲットとして追跡するのに適しているユース・ケースの例を示します。

• 主要なバッチ・プロセスの期間を個別にまたはグループとして追跡し、定義済のターゲットにどのように関連しているかを表示します。

• クリティカル・レベルに対するデータベース上の使用済領域および空き領域モニタリングします。

• 定義済のパフォーマンス想定に対する各ユーザー・インタフェースのゾーンのパフォーマンスをチェックします

• 関心のあるパフォーマンスのしきい値に対する、アプリケーションに対して実行されたWebサービス要求数を比較します。

フレームワークには、パフォーマンス・ターゲットを定義および分類して、ビジネス・サービス、ゾーン、ポータルなどのオブジェクトにリンクする機能が用意されています。これによって、目的の結果に対するメトリックの計算と表示がサポートされます。

さらに、フレームワークでは、バッチ・プロセス・パフォーマンス・ターゲットに対する設定不要で使用可能なサポートが提供されます。各エッジ・アプリケーションでは、他のユース・ケースに対するより特化した機能が提供されることがあります(適用可能な場合)。

理想的には、ユーザーには関連する測定をグループ化するダッシュボード上でこれらのパフォーマンス・ターゲットを表示する機能が必要です。フレームワークには、バッチ・プロセス・パフォーマンス・ターゲットに対してこの機能を実現するために必要なコンポーネントが用意されています。

次の各項では、フレームワークでパフォーマンス・ターゲットに対してサポートされる機能について説明します。サポートされる他のユース・ケースの詳細は、エッジ・アプリケーションの製品ドキュメントを参照してください。