パフォーマンス・ターゲット・オブジェクトの概要

パフォーマンス・ターゲットの設定には、構成データと特定の測定を計算して表示する処理ロジックの一意の組合せが含まれます。

フレームワークのパフォーマンス・ターゲット機能は、次に示すように、相互に関係のあるオブジェクトの組合せによってサポートされます。これらのオブジェクトの一部はすべてのパフォーマンス・ターゲットで汎用的に使用され、一部はバッチ・プロセスなどの機能領域に固有です。

  • パフォーマンス・ターゲット・タイプおよびパフォーマンス・ターゲット・インスタンスを取得するためのメンテナンス・オブジェクト

  • パフォーマンス・ターゲット・カテゴリおよびパフォーマンス・ターゲット・メトリックを定義するための拡張可能参照

  • バッチ・プロセスなどのパフォーマンス・ターゲットのグループについて既知のメトリックを計算するためのビジネス・サービス

  • パフォーマンス計算結果を解釈し、ターゲットとの比較を示すグラフに結果を表示するためのUIマップ

  • 各パフォーマンス・ターゲットに関連する特定のゾーンを作成するためにシステム複製用テンプレートとして機能するゾーン。ゾーンはビジネス・サービスを起動して計算を実行し、パフォーマンス測定を関連するUIマップに表示します。

  • 特定のパフォーマンス・ターゲット・インスタンスとその関連オブジェクトの構成データを取得するためのビジネス・オブジェクト

  • 関連するテンプレート・ゾーンに基づいた特定のパフォーマンス・ターゲットのゾーン・インスタンスを作成するための機能。

各エッジ・アプリケーションは、フレームワークによって提供されたオブジェクトを補完するために、次を提供します。

  • 関連するパフォーマンス・ターゲット・ゾーンをグループ化するためのポータル

  • パフォーマンス・ターゲット・カテゴリの特定の登録である拡張可能参照

次の各項では、パフォーマンス・ターゲットに対してこれらのオブジェクトを組み合せて使用する方法について詳細に説明します。