BPELプロセス

次のプロセスでは、Oracle Utilities書式をMultiSpeak 4.1書式に変換して、プロセス・コールアウトを起動し、リモート・エンドポイントを起動して設備イベントをトリガーします。

OnDemandReadコンポジット・プロセス: 現在値読取イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。検針が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

ConnectDisconnectコンポジット・プロセス: 接続/切断イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。要求されたイベントの確認が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

CommissionDecommissionコンポジット・プロセス: コミッションまたはデコミッション・イベントをトリガーするために、リモート・エンドポイントを起動します。同期コールが完了すると、次のいずれかの2番目のビジネス・コールアウト・サービスが起動し、関連する受信コールアウトまたは完了コールアウトを実行する必要があるかどうかが設定されます。

  • isExecutingCommissionReceived-Callout

  • isExecutingCommissionCompleted-Callout

  • isExecutingDecommissionReceived-Callout

  • isExecutingDecommissionCompleted-Callout

DeviceStatusCheckコンポジット: リモート・エンドポイントを起動して、初期供給中止検出イベントをトリガーします。要求されたイベントの確認が到着すると、非同期的な返信がOUAFレイヤーに応答します。

ProcessCalloutコンポジット: このビジネス・コールアウトでは、顧客および実装者がカスタム・ビジネス・ロジックおよび変換を組み込むことができるポイントを提供します。このコンポジットには、すべてのMultiSpeakプロセス用のWSDLおよび処理ロジックが含まれています。各メソッドのデフォルト実装は、入力の直接リターンです。

Oracle Utilities Smart Grid Gateway Adapter Development Kitに含まれるBPELプロセスの詳細は、「Business Process Execution Languageの処理」を参照してください。

Webサービス

これらのWebサービスはすべて、ヘッドエンド・システムで定義されます。WSDLがOUAFのメタ・データ・ストレージ(MDS)レイヤーに追加されており、WSDLへのすべての参照は、このメタ・データ・ストレージの場所を指します。次のWebサービスには、デフォルトでHTTPセキュリティがあります。実装の一部として、セキュリティを変更する必要がある場合があります。

Webサービス

関連BPELプロセス

摘要

CB_​ServerService

ConnectDisconnect

このWebサービスは、コール元のシステムにステータスを返す手段であるリターン・インタフェースを定義します。

このWebサービスはOUAFではなく、ヘッドエンド・システムによってのみ起動されます。CDStateChangeNotification Webメソッドのみがコンポジットに実装されます。

エンドポイントURI書式: http://<EM_​SERVER>:<EM_​SERVER_​PORT>/soa-infra/services/Generic Adapter/ConnectDisconnect/CB_​ServerService

CB_​Server

OnDemandRead

このWebサービスは、コール元のシステムに検針を返す手段であるリターン・インタフェースを定義します。

このWebサービスはOUAFではなく、ヘッドエンド・システムによってのみ起動されます。ReadingChangedNotification Webメソッドのみがコンポジットに実装されます。

エンドポイントURI書式: http://<EM_​SERVER>:<EM_​SERVER_​PORT>/soa-infra/services/Generic Adapter/OnDemandRead/CB_​Server

OA_​ServerService

DeviceStatusCheck

このWebサービスは、請求応答のInitateOutageDetectionEventRequestの非同期リターンを定義します。

このWebサービスはOUAFではなく、ヘッドエンド・システムによってのみ起動されます。ODEventNotification、PingURLおよびGetMethods Webメソッドのみがコンポジットに実装されます。

エンドポイントURI書式: http://<EM_​SERVER>:<EM_​SERVER_​PORT>/soa-infra/services/Generic Adapter/DeviceStatusCheck/OA_​ServerService

Oracle Utilities Smart Grid Gateway Adapter Development Kitに含まれるWebサービスの詳細は、「Business Process Execution Languageの処理」を参照してください。