監査証跡ファイル
監査ログ・レコードは、定義した監査表に挿入されます。基本製品には、このような表(CI_AUDITと呼ばれる)が1つ含まれています。一方、基本挿入監査プログラムは、複数の監査表を使用できるように設計されています。
監査情報を複数の表に分ける場合は、複数の表を作成する必要があります。新しい監査表(基本で提供される挿入監査プログラムを使用する監査表)を作成するときは、次のガイドラインを使用してください。
- 新しい監査表は、基本の表(CI_AUDIT)と同一の外観である必要があります。
- 新しい表にはCMのプリフィクスを付ける必要があります(例: CM_AUDIT_A、CM_AUDIT_Bなど)。適切なJava表名を定義して、そのJava表名の*_impl.javaプログラムを定義する必要があります。
- 変更が新しい表に記録される様々な表では、新しい表の名前を参照する必要があります。
注意: 独自の表を使用する場合は(CI_AUDITという基本パッケージの表を使用する場合とは対照的に)、基本で提供される監査プログラムの監査証跡レコードの挿入およびアクセスに使用するSQLが動的である点に注意することが重要です。そうでなく、基本パッケージの表を使用する場合、SQLは静的です。