特性タイプの設計
「レポート定義」ページの「パラメータ」タブでは、レポート・パラメータの定義に特性タイプが使用されます。使用する予定の各レポート・パラメータには、特性タイプを定義する必要があります。
各レポート・パラメータに対して一意の特性タイプは必要ありません。たとえば、「開始日」と「終了日」がレポートのパラメータの場合、定義する必要があるのは、レポート日付特性タイプのみです。この特性タイプは、両方の日付パラメータで使用されます。
レポート・パラメータとして使用される各特性タイプは、レポートの特性エンティティを示している必要があります。
特性タイプの定義は、税買掛/未払金分析サンプル・レポートに示されています。これには、「開始日」、「終了日」、総勘定元帳勘定科目タイプ特性タイプおよびアカウント・タイプの各パラメータ値が必要です。
注意: 勘定科目タイプのパラメータ。税買掛/未払金レポートには、特定の配分コードに転記した総勘定元帳エントリが必要です。適切な配分コードを知るために、レポートでは、各配分コードが、総勘定元帳勘定科目タイプを示す特性を使用して定義されていると想定しています(たとえば、収益、資産など)。レポートでは、この登録の定義に使用した特性タイプを認識している必要があります。
必須パラメータをサポートするには、次の特性タイプが必要です。
特性タイプ | 摘要 | タイプ | 有効値 | 特性エンティティ |
---|---|---|---|---|
CI_DATE | 日付パラメータ | アドホック | (適切な日付登録の検証には検証アルゴリズムを使用) | レポート |
CI_CHTYP | 特性タイプ | 外部キー参照 | CHAR_TYP | レポート |
CI_GLTY | 総勘定元帳勘定科目タイプ | 事前定義済 | A- 資産、E- 経費、LM- 債務/その他、LT- 債務/税金、R- 収益 | 配分コード、レポート |
前述の設定のいくつかに関するハイライト項目は、次のとおりです。
- 特性タイプを定義するための特性タイプは定義されています。これによって、ユーザーは総勘定元帳勘定科目タイプに使用する配分コードに特性タイプを指定できます。これは、外部キー参照タイプの特性です。
- 総勘定元帳勘定科目タイプの特性タイプは、配分コード・エンティティとレポート・エンティティの両方で参照されます。