バッチ実行ツリー - メイン
このページを使用すると、バッチ・ジョブの特定の実行のステータスを表示できます。このページにナビゲートするには、
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バッチ実行のスレッドに関する情報および統計を表示するには、「バッチ管理」プロセスおよび「バッチ番号」を選択します。次に、この概念の理解に役立つ情報を提供します。
- 多くのバッチ・ジョブは、単独で実行される場合、ハードウェアの処理能力を活用できません。それよりも、CPUまたはディスク・ドライブ(あるいはその両方)の大部分がアイドル状態であることがわかります。
- アイドル時間を最小限にするために(およびバッチ・プロセスのスループットを高めるために)、指定のバッチ・ジョブの複数インスタンスが同時に実行されるようにバッチ・プロセスを設定できます。たとえば、Oracle Utilities Customer Care and Billingで請求プロセスをスケジュールするとき、(1つのインスタンスのみでなく)複数のパラレル・インスタンスを実行する必要があることを指定できます。これを行うと、顧客に対する請求作成の処理負荷を複数のプロセスに分散できます。
- バッチ・プロセスの各パラレル実行のことをスレッドと呼びます。
- 統計および情報のメッセージは、各スレッドに関して表示されます。理由。各スレッドは別個の実行であり、それぞれ異なる時間に開始および終了できるためです。
バッチ実行の開始日時と終了日時が表示されます。
ツリーに含まれるノードには、バッチ実行に対して処理されたレコードの合計数、バッチ実行に対するエラーのレコードの合計数、およびバッチ実行の経過時間が表示されます。経過時間は、バッチ・スレッドの中で最長の経過時間です。エラーのレコードがある場合、メッセージは赤です。アプリケーション・プロパティ・ファイルでログ・ファイルの場所が構成され、バッチ実行に関連付けられたログ・ファイルが引き続き使用可能な場合は、「stdoutのダウンロード」リンクおよび(該当する場合)「stderrのダウンロード」リンクが表示されます。いずれかのリンクをクリックすると、ログ・ファイルを表示または保存できます。ここでのログは、スレッドの実行前に発生した処理にのみ関係していることに注意してください。
各スレッド内で、スレッドのバッチ・インスタンスごとにノードが表示されます。スレッドがエラーで終了し、その後ユーザーが実行を再開した場合のみ、スレッドに複数のインスタンスが含まれます。バッチ実行の「開始日時」と「終了日時」が表示されます(指定済の場合)。
スレッド・インスタンスの下に表示されるメッセージには、実行インスタンスの開始時間と終了時間が示されます。スレッドの実行時にエラーが検出された場合は、これらのエラー・メッセージもツリーに表示される場合があります。バッチ実行ツリーに表示されるエラーのタイプの詳細は、「エラーの処理」を参照してください。
バックグラウンド・プロセスがオブジェクト固有エラーに関する作業予定登録を作成するように有効化されている場合は、作業予定登録に関する情報がツリーに表示されます。この情報はスレッドごとには表示されず、かわりに、バッチ実行に対して作成されたすべての作業予定登録がグループ化されます。作業予定登録は、そのステータスでグループ化されます。
バッチ・スレッドに関連付けられたログ・ファイルが引き続き使用可能な場合は、「stdoutのダウンロード」リンクおよび(該当する場合)「stderrのダウンロード」リンクが表示されます。いずれかのリンクをクリックすると、ログ・ファイルを表示または保存できます。ファイル圧縮とダウンロードのセキュリティ・アクセスに関する前述の注意は、これらのファイルにも適用されます。