オブジェクト固有のエラー状況の場合に作成される作業予定
システムのバックグラウンド・プロセスによって、オブジェクト固有の処理中にエラーが検出された場合は、作業予定登録が作成される可能性があります。これは、たとえば、明示的なエラー状態が存在する場合やレコードに明示的な例外レコードがある場合のエラー処理が組み込まれていないプロセスが該当します。
これらのバックグラウンド・プロセスについては、作業予定タイプで作成バックグラウンド・プロセスを参照する必要があります。
これらのプロセスのいずれかで生成されたエラーの一部またはすべてに対して作業予定登録を作成するには、次を実行する必要があります。
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後述のバックグラウンド・プロセスのいずれかで検出されたエラーに対して作業予定登録を生成する場合は、適切な作業予定タイプに移動して、作成バックグラウンド・プロセスを移入します。
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プロセスのすべてのエラーではなく、一部のエラーに対して作業予定登録を生成する場合は、作成バックグラウンド・プロセスを移入して、「メッセージ上書き」タブ に進み、特定のメッセージを抑制します。これを行うには、抑制するメッセージ・カテゴリおよびメッセージ番号を指定します。抑制したエラーはすべて、バッチ実行ツリーに書き込まれます。
この機能では、同じ作業予定タイプ、ドリル・キーおよびメッセージ・カテゴリまたはメッセージ番号の未完了の作業予定がまだ存在しない場合にのみ、新しい作業予定登録が作成されます。また、正常に処理されたレコードの既存の作業予定をチェックし、その作業予定を完了します。
作成バックグラウンド・プロセスを移入しない場合、エラーはバッチ実行ツリーに書き込まれます。
注意: 作業予定登録の作成時に受信するエラー。オブジェクト固有のエラーを報告する作業予定登録をバックグラウンド・プロセスで正常に作成できない場合、エラーは、作業予定登録の作成試行時に検出されたエラーとともにバッチ実行ツリーに書き込まれます。