手動で作成される作業予定登録
ユーザーが作業予定登録をオンラインで作成できるようにする場合は、手動の作業予定登録タイプを設定する必要があります。ユーザーは、自分自身にタスクの完了を促す催促として手動の作業予定登録を作成できます。オンラインの作業予定登録は、システム内の電子ヘルプ・チケットのように使用することもできます。たとえば、サービスの開始に問題がある場合、ユーザーはその問題を説明する作業予定を作成できます。作業予定はヘルプ解決グループに割り当てることができ、このグループは問題を解決するか、問題の解決方法の説明情報とともに、その作業予定を開始ユーザーに戻すことができます。
手動作業予定登録を利用する場合は、作業予定タイプを作成し、次の情報を指定する必要があります。
「メイン」タブ
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「作業予定タイプ使用」フラグを「手動」に設定します。
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「ナビゲーション・オプション」を「toDoEntryMaint」(作業予定登録保守)に設定します。
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「メッセージ・カテゴリ」および「メッセージ番号」を、このタイプの作業予定登録に使用するメッセージに設定します。システムによりメッセージ・パラメータに件名が移入されます。作業予定のメッセージに件名のみを表示するには、テキストとして「%1」が指定されたメッセージを使用します。
「役割」タブ
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このタイプの作業予定登録に割当可能な作業予定役割を指定します。
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このタイプの作業予定登録の作成時にデフォルト設定する必要がある作業予定役割を指定します。
「ソート・キー」タブ
ユーザーが手動の作業予定登録を追加すると、3つのソート・キー値を含む登録が作成されます。(ソート・キーは、作業予定リスト・ページで登録を異なる順序でソートするために使用できます。)作業予定タイプは、ソート・キーを次のように参照するように設定する必要があります。
シーケンス | 摘要 |
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1 | 作成者ユーザーID |
2 | 作成者ユーザー名 |
3 | 件名 |
キーのソート順は「昇順」に設定し、件名をデフォルトのソート・キーにすることをお薦めします。
「ドリル・キー」タブ
ユーザーが手動の作業予定登録を追加すると、その作業予定登録のIDと同じドリル・キー値を含む登録が作成されます。ユーザーが作業予定リストのメッセージの横にある移動先ボタンをクリックすると、ドリル・ダウン・アプリケーション・サービス(メイン・タブで定義)とドリル・キーを使用して、関連する作業予定登録が表示されます。
作業予定タイプは、作業予定登録表および作業予定登録IDを参照するドリル・キーとともに設定する必要があります。
シーケンス | 表 | フィールド |
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1 | CI_TD_ENTRY | TD_ENTRY_ID |