バックグラウンドで発行されるジョブ

レコードをバッチ・ジョブ発行ページで保存しても、バッチ・ジョブは自動的には発行されません。かわりに、レコードはバッチ・ジョブ表に保存されます。特別なバックグラウンド・プロセスによって、この表の保留レコードが定期的にチェックされ、バッチ・ジョブが実行されます。このバックグラウンド・プロセスによって、バッチ・ジョブ発行レコードのステータスが更新されるため、ユーザーはジョブの完了時期を確認できます。

注意: インストール時に、システム管理者は、バッチ・ジョブ発行表の保留レコードを定期的にチェックするようにこの特別なバックグラウンド・プロセスを設定します。この表の保留レコードを検索する頻度は、管理者が定義します。

この特別なバックグラウンド・プロセスにより発行される保留バッチ・ジョブ発行レコードは、一度に1つのみであることに注意する必要があります。1つのジョブが発行され、そのジョブが終了した後で次の保留ジョブが発行されます。

注意: バッチ・ジョブをマルチスレッドで実行するように要求した場合、特別なバックグラウンド・プロセスでは要求に応じてジョブを発行します。すべてのスレッドが完了した後、バッチ・ジョブ発行レコードに「終了済」のマークが付けられます。詳細は、「マルチスレッド・プロセスの実行」を参照してください。