マルチスレッド・プロセスの実行

システムのバックグラウンド・プロセスの多くは、マルチスレッドで実行できます。バックグラウンド・プロセスをオンラインで発行する場合は、マルチスレッド・プロセスも実行できます。バッチ発行ページのフィールド「スレッド数」および「スレッド番号」によって、マルチスレッド・プロセス要求が制御されます。

  • マルチスレッド・プロセスを実行するには、「スレッド数」にスレッド数を指定し、「スレッド番号」0と入力します。前の実行が1つ以上のスレッドのエラーで終了した場合、エラーが発生したすべてのスレッドを再起動するために新しい発行が作成されます。この発行により、以前にエラーで終了した各スレッドに対して新しいバッチ・スレッド・インスタンス・レコードが追加されます。前の実行が再起動しないとマークされている場合、新しい発行によって新しいバッチ実行が作成されることに注意してください。
  • 前の実行で1つ以上のスレッドがエラーになった場合、スレッド番号を使用して、再起動する特定のスレッドを指定できます。これは、再起動しないとマークされていない前の実行が見つかった場合にのみ有効です。これにより、前の実行の特定のスレッドに対して新しいバッチ・スレッド・インスタンスが作成されます。
  • プロセスをシングル・スレッドとして実行するには、「スレッド数」に「1」、「スレッド番号」に「1」(または「0」)と入力します。この結果、バックグラウンド・プロセスがシングル・スレッドで実行されます。
注意: マルチスレッド・プロセスの実行の場合、特別なバックグラウンド・プロセスは、すべてのスレッドが完了した後で、バッチ・ジョブ発行レコードに「終了済」のマークを付けます。