要求の開始

このプロセスを使用したデータのロードには、要求タイプの作成と要求の作成という2つのステップが含まれます。

要求タイプの作成

「管理」にナビゲートし、「全般」、「要求タイプ」、「追加」の順に選択します。「ビジネス・オブジェクトの選択」画面が開きます。
要求タイプ・ビジネス・オブジェクト・ドロップダウン・リストから、要求タイプに対応する要求タイプ・ビジネス・オブジェクト(オンライン・ローダー要求タイプまたはバッチ・ローダー要求タイプ)を選択し、「OK」をクリックします。オンライン要求タイプまたはバッチ要求タイプ画面が開きます(選択したビジネス・オブジェクトに基づきます)。
「要求タイプ」および「摘要」フィールドに、要求タイプのコードとわかりやすい摘要を入力します。たとえば、"オンライン・ローダー要求タイプ"や"バッチ・ローダー要求タイプ"です。
「詳細摘要」を入力します(オプション)。
バッチ・ローダー要求タイプ・ビジネス・オブジェクトに基づく要求タイプについては、終了時に添付を削除ドロップダウン・リストで、アップロードが終了したら添付レコードの内容を削除するかどうか(「Yes」または「No」)を指定します。
「保存」をクリックします。

要求の作成

オンライン要求

「メニュー」にナビゲートし、「ツール」、「要求」、「追加」の順に選択します。「タイプの選択」画面が開きます。
オンライン・ローダー要求タイプを選択し、「OK」をクリックします。オンライン・ローダー要求画面が開きます。
「ビジネス・オブジェクト」フィールドでローダーのビジネス・オブジェクトを選択します。
アップロードするCSVファイルを選択するか、「データ」セクションにデータを直接入力し、「保存」をクリックします。注意: オンライン要求の例がシステムですでに使用可能な場合は、適切な要求を検索し、「編集」をクリックして、既存のデータを使用するか(該当する場合)、「アップロードするCSVファイル」をクリックして、すでに書式設定および移入されているCSVファイルをアップロードします。「CSVファイルにダウンロード」をクリックし、データをファイルに手動で移入してから、「アップロードするCSVファイル」をクリックして、そのファイルをアップロードすることもできます。要求は、「要求」ゾーンに「作成済」状態でオープンします。
「レコード処理」セクションのデータのロードをクリックして、要求を発行します。成功した場合、要求のステータスは「ロード済」になります。「ロード済」ステータスに遷移しない要求については、「要求ログ」を確認してください。要求を再発行する前に、作成済に戻すをクリックして要求を「作成済」ステータスに戻し、「編集」をクリックして問題を修正する必要があります。

バッチ要求

「メニュー」にナビゲートし、「ツール」、「要求」、「追加」の順に選択します。「タイプの選択」画面が開きます。
バッチ・ローダー要求タイプを選択し、「OK」をクリックします。バッチ・ローダー要求画面が開きます。
「外部システム」ドロップダウン・リストから外部システムを選択します。
「ビジネス・オブジェクト」フィールドでローダーのビジネス・オブジェクトを選択します。
「コミット頻度」フィールドにコミット頻度を入力します。
「ファイル名」を入力するか、要求に含める「添付」を検索して選択し、「保存」をクリックします。

バッチ・ファイル・アップロードの場合 — ファイル名が要求で指定されます。カンマ区切りファイルがサーバーにアップロードされているか、サーバーで使用可能である必要があります。W1-GBUPLバッチ・ジョブを実行して、同期要求を作成します。パラメータ「ファイル名」および「ファイル・パス」は、ファイルのファイル名およびパスと一致している必要があります。ジョブが終了し、要求がロードされたら、F1-SYSRQバッチ・ジョブを実行して、作成された同期要求を処理します。
バッチ添付アップロードの場合 — 添付IDが要求で指定されます。カンマ区切りファイルが添付としてアップロードされます。W1-GAUPLバッチ・ジョブを実行して、同期要求を作成します。パラメータ「要求ID」は、作成された要求と一致している必要があります。ジョブが終了し、要求がロードされたら、F1-SYSRQバッチ・ジョブを実行して、作成された同期要求を処理します。
F1–SYSRQバッチ・ジョブを実行するときには、次のパラメータを使用します。
- メンテナンス・オブジェクト: F1–SYNCREQIN
- バッチ・コードによる制限: True
- ビジネス・オブジェクトによる制限: W1–GenericDataLoaderSync
- ステータス・コードによる制限: 保留