Oracle® Solaris 11.2 でのシステムサービスの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 
第 3 章

サービスの管理

この章では、サービスの起動、停止、および再起動の方法、およびサービス構成の再読み込み方法について説明します。また、FMA イベントやサービス状態の遷移について通知するようにシステムを構成する方法についても説明します。これらの変更は、リポジトリレイヤーで説明しているように admin レベルのカスタマイズです。

サービス状態を変更するコマンドは、svcadm です。svcadm コマンドはサービスインスタンスで動作します。インスタンスを指定せずにサービス名を入力し、そのサービスのインスタンスが 1 つしかない場合、svcadm はそのインスタンスで動作します。インスタンスを指定せずにサービス名を入力し、そのサービスのインスタンスが複数ある場合、または複数のインスタンスに一致するほかのパターンを指定する場合は、svcadm はエラーメッセージを発行します。