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Oracle® Solaris 11.3 での IP サービス品質の管理

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ブート時に IPQoS メッセージを記録する方法

IPQoS ブート時のメッセージを記録するには、/etc/syslog.conf ファイルを変更する必要があります。

  1. 管理者になります。

    詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. /etc/syslog.conf ファイルの最後エントリとして、次のテキストを追加します。
    user.info                 /var/adm/messages

    列の区切りは、空白ではなくタブを使用してください。

    このエントリでは、IPQoS により生成されたブート時のメッセージがすべて /var/adm/messages ファイルに記録されます。

  3. システムをリブートして設定を適用します。
使用例 7  /var/adm/messages からの IPQoS 出力

システムのリブート後に /var/adm/messages を表示すると、出力に次の例のような IPQoS ロギングメッセージが含まれることがあります。

May 14 10:44:33 ipqos-14 ipqosconf: [ID 815575 user.info]
 New configuration applied.
May 14 10:44:46 ipqos-14 ipqosconf: [ID 469457 user.info] 
Current configuration saved to init file.
May 14 10:44:55 ipqos-14 ipqosconf: [ID 435810 user.info]
Configuration flushed.

次の例のような IPQoS エラーメッセージが表示されることもあります。

May 14 10:56:47 ipqos-14 ipqosconf: [ID 123217 user.error]
 Missing/Invalid config file fmt_version.
May 14 10:58:19 ipqos-14 ipqosconf: [ID 671991 user.error] 
No ipgpc action defined.

これらのエラーメッセージについては、表 3 を参照してください。