始める前に
次の手順の前に、構成ファイルの作成を開始しており、クラスを定義してあるものとします。IPQoS 構成ファイルを作成し、トラフィッククラスを定義する方法で作成した IPQoS 構成ファイルの構築を続行します。
詳細は、Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。
たとえば、IPQoS 対応サーバー Goldweb では、次の class 句のあとから作業を始めます。
class { name video next_action markEF enable_stats FALSE }
filter { name webout sport 80 direction LOCAL_OUT class goldweb }
フィルタに webout という名前を割り当てる。
ソースポート 80 (既知の HTTP (Web) トラフィック用ポート) のトラフィックを選択する。
ローカルシステムから発信されるトラフィックを選択する
フィルタが所属するクラス (このインスタンスでは goldweb クラス) を特定する
IPQoS 構成ファイル内の filter 句の構文の詳細は、filter 句を参照してください。
filter { name videoout sport videosrv direction LOCAL_OUT class video }
フィルタに videoout という名前を割り当てる。
ソースポート videosrv のトラフィックを選択する。これは、以前にこのシステムのストリーミングビデオアプリケーション用に定義したポート
ローカルシステムから発信されるトラフィックを選択する
フィルタが所属するクラス (このインスタンスでは video クラス) を特定する
サービスの開始または再開の具体的な手順については、ipqos サービスを開始する方法を参照してください。
必要になる可能性のある追加の変更のリストについては、一般的な IPQoS の構成計画のタスクマップを参照してください。