Oracle® Solaris Cluster Data Service for Oracle Real Application Clusters ガイド

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更新: 2016 年 4 月
 
 

診断情報のソース

スケーラブルなデバイスグループリソースまたはファイルシステムマウントポイントリソースの状態が変化すると、syslog(3C) 関数によって新しい状態がログに記録されます。

/var/cluster/ucmm および /var/cluster/vucmm ディレクトリには、次の表に示す診断情報のソースが含まれています。

ソース
場所
以前の複数所有者ボリュームマネージャー再構成のログファイル
/var/cluster/vucmm/vucmm_reconf.log.0 (0,1,…)
現在のユーザーランドクラスタメンバーシップモニター (UCMM) 再構成のログファイル
/var/cluster/ucmm/ucmm_reconf.log
以前の UCMM 再構成のログファイル
/var/cluster/ucmm/ucmm_reconf.log.0 (0,1,…)

/var/opt/SUNWscor/oracle_server/proxyresource ディレクトリには、Oracle RAC のサポート プロキシサーバーを表すリソースのログファイルが含まれています。プロキシサーバーリソースのサーバー側コンポーネントとクライアント側コンポーネントのメッセージは、別々のファイルに書き込まれます。

  • サーバー側コンポーネントのメッセージは、message_log.resource ファイルに書き込まれます。

  • クライアント側コンポーネントのメッセージは、message_log.client.resource ファイルに書き込まれます。

これらのファイル名およびディレクトリ名の resource は、Oracle RAC のサポート サーバーコンポーネントを表すリソースの名前です。

システムメッセージファイルには診断情報も含まれます。

Oracle RAC のサポート で問題が発生した場合は、これらのファイルを参照して、問題の原因に関する情報を取得してください。