Oracle Data Guard 概要および管理 11gリリース1(11.1) E05755-03 |
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この章では、Data Guard環境のスタンバイ・データベースで操作を実行するときに役立つSQLおよびSQL*Plus文の概要について説明します。この章は、次の項目で構成されています。
この章では、特定のSQL文について、その構文と簡単な概要を示します。これらのSQL文およびその他のSQL文の完全な構文および説明は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。
ALTER SYSTEM SET
文を使用して設定および動的な更新を行うことができる初期化パラメータのリストは、第14章を参照してください。
表16-1で、Data Guardに関連のあるALTER DATABASE
文について説明します。
ALTER DATABASE文 | 説明 |
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指定したスレッドに1つ以上のオンラインREDOログ・ファイル・グループまたはスタンバイREDOログ・ファイル・グループを追加し、スレッドが割り当てられたインスタンスでログ・ファイルを使用できるようにします。 この文の例は、9.3.5項を参照してください。 |
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既存のオンラインREDOログ・ファイル・グループまたはスタンバイREDOログ・ファイル・グループに新しいメンバーを追加します。 |
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ロジカル・スタンバイ・データベースを作成する前に、サプリメンタル・ロギングを使用可能にするために使用します。サプリメンタル・ロギングがロジカル・スタンバイ・データベースに対する変更のソースであるため、このようにする必要があります。完全なサプリメンタル・ロギングを実装するには、この文で 詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
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次のスイッチオーバーを実行します。
注意: ロジカル・スタンバイ・データベースでは、 |
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フィジカル・スタンバイ・データベースをスナップショット・スタンバイ・データベースに、またはその逆に変換します。 |
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フィジカルまたはロジカル・スタンバイ・データベースの維持に使用される制御ファイルを作成します。この文はプライマリ・データベースで発行します。 この文の例は、3.2.2項を参照してください。 |
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オンラインREDOログ・ファイル・グループまたはスタンバイREDOログ・ファイル・グループのすべてのメンバーを削除します。 この文の例は、9.3.5項を参照してください。 |
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オンラインREDOログ・ファイル・グループまたはスタンバイREDOログ・ファイル・グループの1つ以上のメンバーを削除します。 |
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一時表領域および一時セグメントに対する変更を除くデータベースに対するすべての変更を、Oracleデータベースが記録するかどうかを制御します。 この文を発行する場合、プライマリ・データベースがマウントされている必要があります。ただし、オープンする必要はありません。この文の例は、3.1.1項を参照してください。 |
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ロジカル・スタンバイ・データベース内の表に対するユーザー・アクセスを制御します。可能な値は、 |
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スタンバイ・データベースをマウントし、スタンバイ・インスタンスがREDOデータをプライマリ・インスタンスから受信できるようにします。 |
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すでに起動され、マウントされたデータベースをオープンします。 |
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スイッチオーバーが実行される前に、LogMinerディクショナリを構築することにより、プライマリ・データベースおよびロジカル・スタンバイ・データベースをスイッチオーバー用に準備します。ディクショナリ構築の完了後、 この文の例は、8.3.1項を参照してください。 |
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この文は、フィジカル・スタンバイ・データベースに対するREDO Applyを開始して制御します。 注意: 複数の句およびキーワードが廃止され、下位互換性のためにのみサポートされています。これらの句の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
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注意: 複数の句およびキーワードが廃止され、下位互換性のためにのみサポートされています。これらの句の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
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例は、8.2.2項の手順4を参照してください。 注意: 複数の句およびキーワードが廃止され、下位互換性のためにのみサポートされています。これらの句の詳細は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。 |
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手動でアーカイブREDOログ・ファイルを登録できます。 |
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適用サービスに対して、データベースをロジカル・スタンバイ・データベースに変換するコマンドを発行するまでは、引き続き変更をフィジカル・スタンバイ・データベースに適用するように指示します。詳細は、4.2.4.1項を参照してください。 |
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データベースのターゲット・リカバリ・インカネーションを、現在のインカネーションから別のインカネーションにリセットします。 |
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この句を使用して、Data Guard構成におけるデータの保護レベルを指定します。この句は、マウント済でオープンされていないプライマリ・データベースから指定します。 |
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ロジカル・スタンバイ・データベースでSQL Applyを起動します。この文の例は、7.4.1項を参照してください。 |
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ロジカル・スタンバイ・データベースでSQL Applyを正しく停止するには、 |
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フェイルオーバーを実行します。スタンバイ・データベースは、マウント後に、この文を使用してアクティブ化する必要があります。
注意:
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表16-2で、Data Guardに関連のあるALTER SESSION
文について説明します。
ALTER SESSION文 | 説明 |
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権限を付与されているユーザーは、この文を使用して、現在のセッションでデータベース・ガードを選択または解除できます。 詳細は、10.5.4項を参照してください。 |
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