Oracle® Fusion Middleware WebLogic Scripting Tool コマンド リファレンス 11g リリース 1 (10.3.1) B55569-01 |
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この節では、『WebLogic Scripting Tool コマンド リファレンス』ガイドの内容と構成について説明します。
このドキュメントでは、WebLogic Scripting Tool (WLST) で使用されるすべてのコマンドについて説明します。このドキュメントは、WebLogic Server の WLST コマンドおよびインストールした Oracle Fusion Middleware コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドが含まれています。
注意 : コンポーネントは、ORACLE_HOME ディレクトリにインストールされている場合のみ、指定された Oracle Fusion Middleware コンポーネントのカスタム WLST コマンドが使用できます。 |
このマニュアルは、Sun Microsystems の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) を使用して Java EE アプリケーションをデプロイする、WebLogic Server の管理者およびオペレータを対象としています。読者は、Web テクノロジ、および WebLogic Server がインストールされているオペレーティング システムとプラットフォームに精通していることが前提となっています。
このドキュメントの構成は次のとおりです。
この章「概要とロードマップ」では、このガイドの構成および関連マニュアルについて説明します。
「WebLogic Server WLST オンラインおよびオフライン コマンド リファレンス」では、WebLogic Server WLST コマンドをアルファベット順に、またオンラインで使用するものとオフラインで使用するものに分けて示します。
「WLST コマンドおよび変数リファレンス」では、WLST のコマンドおよび変数の各々について詳細に説明します。
「インフラストラクチャー セキュリティ カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware インフラストラクチャ セキュリティ コンポーネントを管理する各カスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「Oracle WebCenter カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware WebCenter コンポーネントを管理する各カスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「User Messaging Service (UMS) カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware User Messaging Service (UMS) コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「DMS カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware Dynamic Monitoring Service (DMS) コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「ロギング カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware ロギング コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「Metadata Services (MDS) カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware Metadata Services (MDS) コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「Oracle SOA Suite カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware SOA コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「Application Development Framework (ADF) カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware ADF コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「ポータル カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware ポータル コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
「Java Required Files カスタム WLST コマンド」では、Oracle Fusion Middleware JRF コンポーネントを管理するカスタム WLST コマンドについて詳細に説明します。
WebLogic Scripting Tool の使い方については、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool』を参照してください。
WLST は、WebLogic Server を管理およびモニタするためのインタフェースの 1 つです。他の管理インタフェースについては、以下の場所を参照してください。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server プリケーションの開発』の「Ant タスクを使用した WebLogic Server ドメインのコンフィグレーションと使用」では、WebLogic Server インスタンスを起動および停止し、WebLogic Server ドメインをコンフィグレーションするための WebLogic Ant タスクの使用について説明します。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server へのアプリケーションのデプロイ』の「デプロイメント ツール」では、アプリケーションやスタンドアロン モジュールのデプロイ用に WebLogic Server で用意されている、いくつかのツールについて説明します。
『Administration Console オンライン ヘルプ』は、WebLogic Server ドメインを管理およびモニタするための Web ベースのグラフィカル ユーザ インタフェースについて説明します。
「コンフィグレーション ウィザードを使用した WebLogic ドメインの作成」は グラフィカル ユーザ インタフェースを使用した WebLogic Server ドメインの作成、または既存ドメインの拡張について説明します。
「Pack および Unpack コマンドを使用したテンプレートとドメインの作成」は、既存のドメインを素早く簡単に再作成するコマンドについて説明します。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMX によるカスタム管理ユーティリティの開発』は、Java Management Extensions (JMX) API を使用して WebLogic Server リソースをモニタおよび変更する方法について説明します。
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server SNMP 管理ガイド』は、Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用して WebLogic Server ドメインをモニタする方法について説明します。
このリリースでは以下の WLST の新機能があります。
Oracle Fusion Middleware 製品で WLST の使用をサポートします。このマニュアルでは、これらの製品のカスタム WLST コマンドについて説明します。このコマンドは、Fusion Middleware 製品の多くの Oracle ASCTL コマンドの WLST バージョンです。
新しい domainCustom()
コマンドにより、ドメイン実行時 MBean サーバに登録されているカスタム MBean にアクセスおよびカスタム MBean を操作できます。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool』の「ドメイン実行時サーバのカスタム MBean へのアクセス」およびこのマニュアルの「domainCustom」を参照してください。
2 つの新しい WLST コマンド addHelpCommandGroup()
および addHelpCommand()
により、WLST 統合型へルプにカスタム WLST コマンドに対するコマンド グループ ヘルプおよびコマンド ヘルプを追加できます。「addHelpCommandGroup」および「addHelpCommand」を参照してください。
このリリースでは、WLST は Jython 2.2.1 に基づいています。
のこのリリースに追加された新機能の一覧については、「Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server の新機能」を参照してください。