N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition Control Center 管理ガイド

サーバーファームの設計と編集

ファームの構築は、「Editor」画面で行います。 「Editor」画面のドラッグ & ドロップ形式のインタフェースには、ネットコンポーネントを表す要素のパレットが付属しています。 パレットには、次のネットコンポーネントを表すアイコンが並んでいます。

新しいファームの設計

新しいファームを設計するには、「Editor」画面のファーム要素パレットを使用します。 図 2–8 を参照してください。 「Editor」画面のナビゲート方法については、第 2 章「Control Center アプリケーションの概要 」を参照してください。

Procedure新しいファームを設計する

手順
  1. 管理者またはユーザーとして Control Center にログインします。 ユーザーとしてログインした場合は、手順 3 に進みます。

  2. ナビゲーションバーの「Editor」をクリックし、手順 4 に進みます。

    「Editor」画面が表示されます。

  3. 「New」ボタンをクリックし、手順 5 に進みます。

    「Create New Design」ダイアログボックスが表示されます。

  4. 新しいファーム設計を作成するには、「File」メニューから「New」を選択します。

    「Create New Design」ダイアログボックスが表示されます。

    >
  5. 「Enter Name」フィールドにファーム名を入力します。

    この名前はドメイン名の一部になります。 たとえば、farmname.accountname.ifabricname.yourorgname.com のように入力します。


    注 –

    DNS 命名規則に準拠したファーム名を入力してください。 「DNS 命名規則」「Control Center のファーム命名規則」を参照してください。


  6. ドロップダウンリストから「I-Fabric」を選択します。

    I-Fabric 名は、インストール時に指定されます。

  7. (任意) 「Import Options」ボタンをクリックして、インポートするファイルの名前を入力します。

    >

    「ファームのインポートとエクスポート」を参照してください。

  8. 「OK」をクリックして、「Create New Design」ダイアログボックスを閉じます。

    「Editor」画面が表示されます。

  9. パレットの要素を「Editor」画面上にドラッグします。

  10. 要素上のポートをクリックして、接続を開始します。

    ポートが使用可能であれば、選択したとき緑色で強調表示されます。

  11. 接続先の要素ポート上にポインタを移動します。

    ワイヤコネクタが赤色で表示されます。

    >
  12. 2 番目のポートをクリックすると、接続が完成します。

    接続は、サブネットからデバイスへの IP アドレスの割り当てを表します。 ポート接続に使用する要素と規則の詳細については、「ファーム要素の接続」を参照してください。

参照

ファームの要素の設計およびアセンブル

パレットから「Editor」画面に要素をドラッグすることにより、ファームのアセンブルを行います。続いて、要素同士を接続 (配線) します。 要素パレットの具体的な使用方法については、「新しいファームを設計する」を参照してください。

要素の詳細

Control Center 内の要素は、ネットワークコンポーネントを表しています。 要素を右クリックすると、次のメニューオプションが表示されます。

Procedure既存のファームを編集する

手順
  1. 管理者として Control Center にログインします。

  2. ナビゲーションバーの「Editor」をクリックします。

    既存のファームのドロップダウンリストが表示されます。

  3. 「Editor」ドロップダウンリストから既存のファームを選択します。

    「Editor」画面にファームトポロジが表示されます。

    >

ファーム要素の接続

ファーム要素を接続して、ネットワークトポロジの設計を行います。 ファーム要素の接続時には、次の一般規則に従ってください。

以下では、各ファーム要素の配線規則について説明します。

ファーム要素の配線規則

この節では、ファーム内の要素と、これらの要素を配線する際の規則について説明します。 Control Center 内の要素を接続する際は、次の説明の内容を考慮してください。

構成用ダイアログの使用

ファーム要素の構成は、「Editor」画面を使って行います。 要素をダブルクリックすると、構成用のダイアログボックスが開きます。 次の表では、共通の構成用ダイアログボックスについて説明します。 要素の構成に固有のフィールドについては、個々のファーム要素の構成方法とともに説明します。

表 4–1 共通の構成用ダイアログボックスのフィールド

フィールド名 

説明 

「Name」 

ファームエディタ内の要素を識別する。 要素名はファーム内で一意の有効な DNS 名でなければならない。 「DNS 命名規則」「Control Center のファーム命名規則」を参照

「Def. Gateway」 

ドロップダウンリストから選択した値に従って、いずれかのローカルサブネット上のデバイスのデフォルトゲートウェイとして IP アドレスを設定する。

「Def. Gateway」フィールドは、「Server Group」、「Load Balancer」の各構成用ダイアログボックスで使用可能 

「Notes」 

同じアカウント内のその他のユーザーによる要素に関するメモと共有情報。 ファームライフサイクル状態の間に編集可能 

「OK」 

要素に変更を適用し、構成用ダイアログボックスを閉じる  

「Cancel」 

変更内容を破棄して構成用ダイアログボックスを閉じる