シャーシ (CMM) のシリアルコネクタ経由で ILOM に接続する方法

1. シャーシのシリアルポートから端末装置にシリアルケーブルを接続します。

   端末装置は、実際の端末、端末エミュレータを実行するノートパソコン、または端末サーバーのいずれかになります。端末装置は、次のように設定する必要があります。

   • 8N1: データビット 8、パリティなし、ストップビット 1
   • 9600 ボー (デフォルト。標準速度は最大 57600 まで設定できます。)
   • ソフトウェアフロー制御 (XON/XOFF) は無効にします。

     ケーブルには次のピン割り当てが必要です。

     
     

     ピン 信号の説明 1 送信要求 (Request To Send、RTS) 2 データ端末レディー (Data Terminal Ready、DTR) 3 送信データ (TXD) 4 アース 5 アース 6 受信データ (RXD) 7 データキャリア検出 (Data Carrier Detect、DCD) 8 送信可 (Clear To Send、CTS)

2. 端末装置で Enter キーを押します。

   これにより、端末装置と CMM ILOM 間の接続が確立されます。

   CMM ILOM ログインプロンプトが表示されます。

   SUNCMMnnnnnnnnnn login:

   プロンプト内の最初の文字列は、デフォルトのホスト名です。ホスト名は、接頭辞 SUNCMM と、CMM ILOM の SP アドレスで構成されます。

3. CMM ILOM にログインします。

   デフォルトのユーザーは root で、デフォルトのパスワードは changeme です。

   正常にログインすると、CMM ILOM が ILOM のデフォルトのコマンドプロンプトを表示します。

   ->

4. /CH/NEMn/SP/cli に移動します。

   ここで、n は、それぞれ NEM 0 ～ 1 を表す 0 ～ 1 の数字です。

5. start コマンドを入力します。

   プロンプトが表示されます。

6. y を入力して続行するか、n を入力して取り消します。

   y を入力した場合、NEM ILOM は、そのパスワードの入力を求めます。

   ---

   注 - CMM ILOM は、/CH/NEMn/SP/cli/user (n は NEM 番号) 内のユーザー名を使用して、NEM ILOM にログオンします。デフォルトは root です。

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7. ILOM パスワードを入力します。

   NEM ILOM の CLI インタフェースが表示されます。これで、NEM ILOM に接続されました。

8. 実行後、exit と入力します。

   NEM ILOM が終了し、CMM ILOM CLI プロンプトが表示されます。