コマンド行インタフェースを使用して NEM ILOM ファームウェアを更新する方法

Sun の次のソフトウェアダウンロードサイトから必要なファームウェアをダウンロードします。 http://www.sun.com/servers/blades/downloads.jsp
1. Sun Blade 6000 Virtualized Multi-Fabric 10GbE Network Express Module のページを探します。
2. 最新のファームウェアパッケージをダウンロードして、ネットワーク上のアクセス可能なフォルダにそれを展開します。
ネットワークに接続された端末から、管理者として CMM ILOM の CLI にログインします。
$ ssh username@ cmm_ipaddress
ここで、username は管理者のユーザー名、cmm_ipaddress は ILOM CMM の IP アドレスです。
パスワードを入力します。
The ILOM CLI が表示されます。
->
アップグレードされる NEM が格納されるブレードのスロットにディレクトリを移動します。
-> cd /CH/NEM x
NEMx は、アップグレードされる NEM です。
以下のコマンドを入力します。
- ILOM ファームウェアの場合
  -> load -source http://http_server_ipaddress /firmware-version.pkg
- SAS エクスパンダファームウェアの場合
  -> load -source http://http_server_ipaddress /firmware-version.pkg
ここで、http_server_ipaddress はイメージファイルをコピーした HTTP サーバーのドメイン名または IP アドレスで、firmware-version は .pkg ファイルの名前です。
ファームウェアの更新プロセスには、数分時間がかかる場合があります。
別のファームウェアパッケージを更新する場合は、このプロセスを繰り返します。

プロセスが完了したら、適切なファームウェアのバージョンがインストールされたことを確認します。以下のコマンドを入力します。

-> show -d properties /CH/NEMx

次に、表示される出力の例を示します。

  /CH/NEM1
    Properties:
        type = Network Express Module
        ipmi_name = NEM1
        system_identifier = SUNSP-0000000000
        fru_name = SUN BLADE 6000 VIRTUALIZED MULTI-FABRIC 10GE NEM M2
        fru_version = FW 3.0.10.16, SAS 5.3.4.0
        fru_part_number = 540-7961-02
        fault_state = OK
        load_uri = (none)
        clear_fault_action = (none)
        prepare_to_remove_status = NotReady
        prepare_to_remove_action = (none)
        return_to_service_action = (none)


Sun Blade 6000 Virtualized Multi-Fabric 10GbE M2 Network Express Module ユーザーズガイド