Oracle Projectsインプリメンテーション・ガイド リリース12 E05610-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この付録では、Oracle Projectsで使用する参照について説明します。
この付録の項目は、次のとおりです。
「Oracle Projectsの参照」ウィンドウを使用して、Oracle Projectsで使用する参照を検討し、保守します。
Oracle Projectsのウィンドウでは、一部のフィールドに事前定義済の値リストから値を入力する必要があります。リストには、「業績タイプ」などの設定ウィンドウで定義した項目が値として表示される場合があります。他の事前定義済値セットは「Oracle Projectsの参照」ウィンドウで表示できる参照で、更新できる場合もあります。
各参照カテゴリは参照タイプで識別されます。たとえば、UNITは、通貨と時間が許容コードである参照タイプです。
「参照」ウィンドウの「アクセス・レベル」リージョンには、各参照タイプの保守レベルが表示されます。たとえば、拡張可能参照タイプの場合は、新しい参照名を作成して事前定義済の参照リストに追加することのみが可能ですが、「ユーザー」アクセス・レベルの参照タイプの場合は、新しい参照名の追加と事前定義済参照の属性変更の両方を実行できます。
参照コードを保存した後は、参照コード値を変更できません。廃止になった参照を削除するには、コードを無効化する方法、終了日を入力する方法、置換コードにあわせて内容と摘要を変更する方法があります。
注意: 使用中の参照を削除するか、廃止にすると、処理エラーが発生する可能性があります。
複数言語サポート(MLS)を使用すると、インストール済の各言語で参照を定義できます。ツールバーまたはメニューから「翻訳」を選択し、参照名と摘要を他の言語で入力します。ユーザーが値リストから参照を選択する場合、そのユーザーの言語でリストに参照が表示されます。MLSの詳細は、『Oracle Applications概要』の国際化のサポートに関する項、および『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』の国際化の管理に関する項を参照してください。
次の表に、Oracle Projectsの参照タイプを示します。
参照名/参照タイプ | アクセス・ レベル | 摘要 |
---|---|---|
予算変更事由/BUDGET CHANGE REASON | 拡張可能 | 予算の変更事由を示します。「予算変更事由」を参照してください。 |
候補ステータス変更事由/CANDIDATE_STS_CHANGE_REASON | ユーザー | 候補のステータスの変更事由を示します。「ステータスとステータス・プロファイル・オプションの定義」を参照してください。 |
管理項目従事レベル/PA_CI_EFFORT_LEVELS | ユーザー | 懸案または変更の完了に必要な従事レベルを指定します。「管理項目優先度、従事レベルおよびソース・タイプ」を参照してください。 |
管理項目ソース・タイプ/PA_CI_SOURCE_TYPES | ユーザー | 懸案または変更の元ソースを指定します。「管理項目優先度、従事レベルおよびソース・タイプ」を参照してください。 |
原価基準タイプ/COST BASE TYPE | 拡張可能 | 原価基準の使用を指定します。Oracle Projectsでは、原価基準タイプ「間接費」および「その他」が事前定義されています。「原価基準と原価基準タイプ」を参照してください。 |
業績タイプ/CREDIT TYPE | 拡張可能 | 販売実績、マーケティング実績または売上高実績など、従業員が取得する収益実績を分類します。「業績タイプ」を参照してください。 |
顧客プロジェクト関連/PROJECT CUSTOMER RELATIONSHIP | 拡張可能 | 顧客とプロジェクトとの関連を指定します。「プロジェクト顧客関連および担当者タイプ」を参照してください。 |
連邦政府棄却事由/PA_BUD_INTERFACE_REJ_CODE | 拡張可能 | 予算とOracle Federal Financialsの予算実行モジュールとの統合に失敗した理由を示します。「PA予算ワークフロー」を参照してください。 |
キー・パフォーマンス領域/PA_PERF_KEY_AREAS | ユーザー | パフォーマンス・メジャーと属性を分類し、ステータスおよびパフォーマンス例外をカテゴリ別に表示して、プロジェクトのパフォーマンス・ステータス全体を決定します。「キー・パフォーマンス領域とスコアリング」を参照してください。 |
パフォーマンス・インディケータ/PA_PERF_INDICATORS | ユーザー | メジャー、キー・パフォーマンス領域およびプロジェクトのパフォーマンス・ステータスを示します。「ステータスおよびステータス・インディケータ」を参照してください。 |
プロジェクト担当者タイプ/PROJECT CONTACT TYPE | 拡張可能 | 顧客の担当者とプロジェクトとの関係を指定します。「プロジェクト顧客関連および担当者タイプ」を参照してください。 |
プロジェクト優先度/PA_PROJECT_PRIORITY_CODE | ユーザー | プロジェクトの優先度格付を指定します。 |
プロジェクト・ステータス/PROJECT STATUS | 拡張可能 | 候補のステータスの変更事由を示します。「ステータスとステータス・プロファイル・オプションの定義」を参照してください。 |
プロジェクト・タスクおよび管理項目優先度/PA_TASK_PRIORITY_CODE | ユーザー | タスクと管理項目の優先度格付を指定します。「管理項目優先度、従事レベルおよびソース・タイプ」および『Oracle Projects Fundamentals』の作業計画体系の定義に関する項を参照してください。 |
レポート・パック・カレンダ・タイプ/PA_RP_CALENDAR_TYPES | ユーザー | 実績レポートの作成時にレポート・パックに使用できる様々なカレンダを指定します。 |
レポート・パック通貨タイプ/PA_RP_CURRENCY_TYPES | ユーザー | 実績レポートの作成時にレポート・パックに使用できる様々な通貨を指定します。 |
除・売却原価分類/PROCEEDS_OF_SALE_EXP_TYPES | ユーザー | 除・売却資産の売却価額の支出タイプです。「Oracle Project Costingの実装: 資産プロジェクト」を参照してください。 |
収益カテゴリ/REVENUE CATEGORY | 拡張可能 | 収益のソースを記述します。収益と請求、予算編成、レポートおよび自動会計ルール用の支出タイプとイベント・タイプをグループ化するために使用します。「収益カテゴリ」を参照してください。 |
サービス・タイプ/SERVICE TYPE | 拡張可能 | 財務情報の追跡対象となる活動を表します。サービス・タイプを各財務タスクに割り当てます。サービス・タイプは、自動会計の設定や、カスタム・レポート作成対象となるタスクのグループ化に使用できます。「サービス・タイプ」を参照してください。 |
PM 製品コード[ソース製品]/PM_PRODUCT_CODE | 拡張可能 | Oracle ProjectsでApplication Program Interface(API)とともに使用する外部システムを識別します。「ソース製品」を参照してください。 |
スタッフ優先度/STAFFING_PRIORITY_CODE | 拡張可能 | これらのコードを使用して、スタッフ要件の優先度をランキングできます。「スタッフ優先度コード」を参照してください。 |
単位/UNIT | 拡張可能 | 支出項目の数量または金額を指定します。Oracle Projectsでは、単位として「通貨」および「時間」が事前定義されています。「単位」を参照してください。 |
作業数量作業項目/PA_WQ_WORK_ITEMS | 拡張可能 | 作業計画タスクで実行される作業の正確な定義です。作業項目を作業計画タスクに割り当てて、作業の進捗を作業数量に基づいて計画し、追跡できます。「作業項目の定義」を参照してください。 |
作業計画変更事由/PA_WORKPLAN_CHANGE_REASON | 拡張可能 | 作業計画変更事由を使用して、作業計画を更新するか、または他の方法で変更した事由を示します。「作業計画変更事由の定義」を参照してください。 |