Oracle Projectsインプリメンテーション・ガイド リリース12 E05610-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
この章では、Oracle Projectsソリューションで使用するOracle Workflowプロセスについて説明します。
この章の項目は、次のとおりです。
Oracle Projectsには、Oracle Workflowと統合して一部のアクティビティを自動化する機能が用意されています。
Oracle Workflowの強力な機能を使用すると、ワークフローを決定するビジネス・プロセスを作成、表示および変更できます。ワークフローにより承認が自動的にルーティングされ、現在の承認ステータスが適切なユーザーに通知されます。承認プロセスでは、承認が取得または拒否されるとステータスが更新されます。
取引を承認する前に満たす必要のある承認チェーンとビジネス・ルールの内容を決定します。
Oracle Projectsには、各ワークフローのデフォルト・プロセスが用意されています。Oracle Workflow Builderを使用してデフォルト・プロセスを変更し、ビジネス・ニーズに対処するプロセスを追加作成できます。
Oracle Projectsには、ビジネス・ニーズにあわせてカスタマイズできるように次のワークフローが用意されています。一部のワークフローは内部用で、変更できません。
この章では、ワークフローについて製品別に説明します。
Oracle Project Costing
PA ステップ・ダウン配賦
Oracle Project Foundation
PAパイプライン・プロジェクト一括更新ワークフロー
PA Oracle Projectsライブラリ・ワークフロー
PA プロジェクト・ワークフロー
Oracle Project Management
PA予算ワークフロー
PA 予算統合ワークフロー
PA懸案および変更ワークフロー
PA懸案および変更処理ワークフロー
プロジェクト予算勘定科目生成ワークフロー
PA : プロジェクト実行ワークフロー
PA: パフォーマンス通知ワークフロー
PAステータス・レポート・ワークフロー
PA作業計画ワークフロー
Oracle Project Portfolio Analysis
プロジェクト・ポートフォリオ分析ワークフロー
Oracle Project Resource Management
PA広告宣伝ワークフロー
PA チーム・テンプレートの適用ワークフロー
PA 候補通知プロセス
PA: CRM回避ワークフロー
PA: HR関連更新ワークフロー
PA: 一括割当承認ワークフロー
PA一括割当取引ワークフロー
PA超過既決通知プロセス・ワークフロー
PA :プロジェクト割当ワークフロー
ワークフローをカスタマイズする場合は、メッセージではなくワークフロー項目プロセスとループ・カウンタをカスタマイズすることをお薦めします。ワークフロー・メッセージを変更するかわりに、新規メッセージを作成する必要があります。その理由を次に説明します。
プロセス定義の作成時にアクティビティを変更すると、Oracle Workflow Builderによって新しいバージョン番号がアクティビティに割り当てられます。アクティビティの古いバージョンは上書きされず、新しいバージョンがデータベースに保存されます。Oracle Workflowではアクティビティにも有効日があるため、アクティビティについて有効なバージョンは常に1つのみです。
プロセスの実行中に、Oracle Workflowではプロセスの開始時に有効だったアクティビティのバージョンが使用されます。プロセスの途中でアクティビティのバージョンが切り替わることはありません。プロセス自体がアクティビティのため、プロセス・インスタンスが完了するまでプロセス定義は常に一定のままです。
Oracle Workflow Builderでは、項目タイプ、項目タイプ属性、メッセージおよび参照タイプなど、オブジェクトのバージョン情報は保守されません。これらのオブジェクトの場合は常に最新の定義が適用されるため、これらのオブジェクトを変更する場合は、変更内容に下位互換性があるかどうかを考慮する必要があります。変更が既存のプロセスに影響する場合は、既存のオブジェクトを編集するのではなく、新しいオブジェクトを作成する必要があります。
関連項目
『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』
『Oracle Workflow管理者ガイド』
『Oracle Workflow開発者ガイド』
Oracle Project Costingには、ステップ・ダウン自動配賦セットの実行を自動化し、配賦実行の作成、配賦取引の生成、配賦取引のリリース(またはプロセス進行前の承認の要求)、原価の配分およびプロジェクト要約金額の更新を行うためのワークフローが用意されています。
Oracle Project CostingにはPA ステップ・ダウン配賦ワークフローが用意されています。
ステップ・ダウン配賦ワークフローを使用して、自動配賦を自動化します。
PA ステップ・ダウン配賦ワークフロー(項目タイプ)により、ステップ・ダウン自動配賦セットの実行が次の処理を実行するように自動化されます。
配賦実行の作成
配賦取引の生成
配賦取引のリリース(自動的にリリースするためのルールが設定されている場合)またはプロセス進行前の特定の担当者からの承認の要求
原価の配分
プロジェクト要約金額の更新
このワークフローのファイル名はpaauto.wftです。
自動配賦はOracle Projectsのスタンドアロン・インストールで使用できます。Oracle ProjectsのルールとOracle General Ledgerのバッチの両方を同じ自動配賦セットに含める場合は、Oracle General LedgerをOracle Projectsと統合する必要があります。
注意: ワークフローについては、ここで説明する以外の側面をカスタマイズしないでください。他のカスタマイズはサポートされていません。
次のプロセスをカスタマイズできます。
PA_AUTO_ALLOC_WF_PKG(ファイルPAPAALCB.plsおよびPAPAALCS.pls内で定義)をカスタマイズします。このパッケージには、GL自動配賦プロセスをカスタマイズするために変更するプロシージャとファンクションのPL/SQLテンプレートが含まれています。
カスタマイズ可能プロセスでは、次の表に示す結果タイプが戻されます。
結果タイプ | プロセス |
---|---|
COMPLETE.PASS | 完了 |
COMPLETE.FAIL | 失敗して終了済 |
タイムアウト属性をカスタマイズして、ユーザーが通知に応答する必要のある期間を設定することもできます。「タイムアウト属性」を参照してください。
Oracle Workflowプロセスのオープンと変更については、『Oracle Workflow開発者ガイド』を参照してください。
PA ステップ・ダウン配賦ワークフローの次のプロセスはサポートされていません。
PA 配賦ロールバック・プロセス
PA 原価の配分ロールバック・プロセス
PA プロジェクト要約の更新ロールバック・プロセス
このワークフローは、パラレル配賦ではなくステップ・ダウン配賦にのみ適用されます。PA ステップ・ダウン配賦ワークフロー(項目タイプ)では、システムを介した自動配賦のフローを指示します。
Oracle Workflow Builderでは、プロセスはアルファベット順に表示されます。ただし、この項ではプロセスが目的およびフロー別にグループ化されています。
PA 自動配賦プロセスは、プロジェクト自動配賦の主プロセスです。このプロセスにより、PA ステップ・ダウン配賦プロセスがコールされます。
PA ステップ・ダウン配賦プロセスでは、Oracle Projectsの配賦実行が管理されます。PA ステップ・ダウン配賦ワークフローには、次のプロセスが含まれています。
PA 配賦生成プロセス
PA 配賦リリース・プロセス
PA カスタマイズ可能配賦プロセス
PA 原価の配分プロセス
PA カスタマイズ可能原価の配分プロセス
PA プロジェクト要約の更新プロセス
PA カスタマイズ可能集計プロセス
これは自動配賦のメイン・プロセスです。このプロセスによりPA ステップ・ダウン配賦プロセスがコールされます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 自動配賦プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA ステップ・ダウン配賦プロセス(ノード2): これは、Oracle Projectsのステップ・ダウン配賦のメイン・プロセスです。
このプロセスに成功すると、ノード4に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード5に分岐します。
プロジェクト自動配賦ステータスの設定(ロールバック)(ノード3): このプロセスは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
プロジェクト自動配賦ステータスの設定(通過)(ノード4): このプロセスでは、自動配賦セットのステータスが「通過」に設定されます。
プロジェクト自動配賦ステータスの設定(失敗)(ノード5): このプロセスでは、自動配賦セットのステータスが「失敗」に設定されます。
終了(通過)(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
これはステップ・ダウン配賦のメイン・プロセスです。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA ステップ・ダウン配賦プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
終了(ロールバック)(ノード2、5および8): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
PA 配賦プロセス(ノード3): このプロセスでは配賦実行が管理されます。
このプロセスに成功すると、ノード6に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード4に分岐します。
PA 原価プロセス(ノード6): このノードでPA 原価プロセスがコールされます。
このプロセスに成功すると、ノード9に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード7に分岐します。
PA 集計プロセス(ノード9): このノードでPA 集計プロセスがコールされます。
このプロセスに成功すると、ノード11に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード10に分岐します。
終了(失敗)(ノード4、7および10): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(通過)(ノード11): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
このプロセスでは配賦実行が管理されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 配賦プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA 配賦生成プロセス(ノード2): このアクティビティでは、PA 配賦生成プロセスが発行されます。
このプロセスに成功すると、ノード3に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード9に分岐します。
PA 配賦リリース・プロセス(ノード3): このアクティビティでは、PA 配賦リリース・プロセスが発行されます。
このプロセスに成功すると、ノード4に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード10に分岐します。
PA カスタマイズ可能配賦プロセス(ノード4): このアクティビティでは、PA カスタマイズ可能配賦プロセスが発行されます。
このプロセスに成功すると、ノード5に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード11に分岐します。
終了(通過)(ノード5): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
終了(ロールバック)(ノード6、7および8): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
終了(失敗)(ノード9、10および11): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
このプロセスにより配賦実行が発行されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 配賦生成プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
配賦実行プロセスの発行(ノード2): このアクティビティでは、配賦実行が発行されます。このアクティビティはスレッドの遅延に基づいてノード4の「コンカレント・プログラムのステータスを確認」に分岐します。
コンカレント・プログラムのステータスを確認(ノード4): このアクティビティでは、配賦実行生成の発行コンカレント・プログラムのステータスがチェックされます。
配賦が完了している場合、プロセスはノード5に分岐します。
リリースが完了していない場合、プロセスはノード12に分岐します。
配賦実行に例外がないか確認(ノード5): このアクティビティでは、完了した配賦実行の例外の有無がチェックされます。
例外が存在する場合、プロセスはノード9に分岐します。
例外が存在しない場合、プロセスはノード6に分岐します。
通知(ノード9): このアクティビティでは、コンカレント・プログラムが完了しなかったことを示す通知が送信されます。
再開応答を受信すると、プロセスはノード2に戻ります。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード7に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード11に分岐します。
終了応答を受信すると、プロセスはノード8に分岐します。
通知 - ロールバックなし(ノード12): このアクティビティでは、配賦実行に例外があったことを示す通知が送信されます。
終了応答を受信すると、プロセスはノード15に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード14に分岐します。
終了(通過)(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
終了(ロールバック)(ノード7): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
終了(失敗)(ノード8、11、14および15): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
このプロセスにより、未リリースの配賦実行がリリースされます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 配賦リリース・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
配賦実行はリリースされていますか?(ノード2): このプロセスでは、配賦実行がリリース済かどうかがテストされます。
実行がリリース済の場合、プロセスはノード12に分岐します。
実行がリリース済でない場合(草案形式)、プロセスはノード3に分岐します。
リリース確認通知(ノード3): このプロセスでは、リリースの確認を求める通知が送信されます。
リリースが確認されると、プロセスはノード5に分岐します。
リリースが確認されなければ、プロセスはノード4に分岐します。
配賦実行リリース・プロセスの発行(ノード5): このアクティビティでは、配賦実行リリースが発行されます。このアクティビティはスレッドの遅延に基づいてノード9に分岐します。
コンカレント・プログラムのステータスを確認(ノード9): このアクティビティでは、配賦実行リリースの発行コンカレント・プログラムのステータスがチェックされます。
配賦が完了している場合、プロセスはノード13に分岐します。
配賦が完了していない場合、プロセスはノード10に分岐します。
通知(ノード10): このアクティビティでは、コンカレント・プログラムが完了しなかったことを示す通知が送信されます。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード7に分岐します。
再開応答を受信すると、プロセスはノード5に戻ります。
終了応答を受信すると、プロセスはノード11に分岐します。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード15に分岐します。
終了(通過)(ノード12): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
配賦実行に例外がないか確認(ノード13): このアクティビティでは、完了した配賦実行の例外の有無がチェックされます。
例外が存在する場合、プロセスはノード14に分岐します。
例外が存在しない場合、プロセスはノード12に分岐します。
通知(ノード14): このアクティビティでは、配賦実行に例外があったことを示す通知が送信されます。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード19に分岐します。
終了応答を受信すると、プロセスはノード18に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード16に分岐します。
終了(失敗)(ノード4、7、11、16および18): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(ロールバック)(ノード15および19): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
このプロセスは、レポート作成、データのチェックなどのタスク用にカスタマイズできます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA カスタマイズ可能配賦プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
カスタマイズ可能配賦(ノード2): これはカスタマイズ可能なノードです。
終了(通過)(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
終了(失敗)(ノード4): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(ロールバック)(ノード5): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
このプロセスではPA 原価の配分プロセスおよびPA カスタマイズ可能原価の配分プロセスという2つのサブプロセスがコールされ、配賦済原価が配分されます。PA カスタマイズ可能原価の配分プロセスでは、PA 原価の配分プロセスを再開できます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 原価プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA 原価の配分プロセス(ノード3)
このプロセスに成功すると、ノード6に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード4に分岐します。
PA カスタマイズ可能原価の配分プロセス(ノード6): このノードでPA カスタマイズ可能原価の配分プロセスがコールされます。
このプロセスに成功すると、ノード8に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード7に分岐します。
終了(ロールバック)(ノード2および5): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
終了(失敗)(ノード4および7): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(通過)(ノード8): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
このプロセスでは、配賦実行により生成された支出の原価が配分されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 原価の配分プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
原価計算対象の支出グループがありますか?(ノード2): このプロセスでは、原価計算の必要な支出グループがあるかどうかがテストされます。
原価計算対象の支出グループが存在しない場合、プロセスはノード3に分岐します。
原価計算対象の支出グループが存在する場合、プロセスはノード9に分岐します。
終了(通過)(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
通知(ノード7): このアクティビティでは、コンカレント・プログラムが完了しなかったことを示す通知が送信されます。
再開応答を受信すると、プロセスはノード9に戻ります。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード8に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード4に分岐します。
終了応答を受信すると、プロセスはノード5に分岐します。
原価の配分プロセスの発行(ノード9): このアクティビティでは、原価の配分プロセスが発行されます。このアクティビティはスレッドの遅延に基づいてノード11に分岐します。
コンカレント・プログラムのステータスを確認(ノード11): このアクティビティでは、「原価の配分プロセスの発行」コンカレント・プログラムのステータスがチェックされます。
配賦が完了している場合、プロセスはノード12に分岐します。
リリースが完了していない場合、プロセスはノード13に分岐します。
通知(ノード13): このアクティビティでは、コンカレント・プログラムが完了しなかったことを示す通知が送信されます。
再開応答を受信すると、プロセスはノード9に戻ります。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード17に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード15に分岐します。
終了応答を受信すると、プロセスはノード16に分岐します。
終了(ロールバック)(ノード8および17): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
終了(失敗)(ノード4、5、15および16): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
このプロセスは次のようなタスク用にカスタマイズできます。
レポート作成
データのチェック
PRC: 原価会計イベントの生成プロセスの実行
PRC: 会計の作成プロセスを実行して、Oracle Subledger Accountingに会計を作成し、Oracle Subledger AccountingからOracle General Ledgerに補助元帳仕訳を転送し、Oracle General Ledgerで仕訳を転記します。
PA 原価の配分プロセスの再開
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA カスタマイズ可能原価の配分プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
カスタマイズ可能原価の配分(ノード2): これはカスタマイズ可能なノードです。
終了(通過)(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
終了(失敗)(ノード4): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(ロールバック)(ノード5): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
このプロセスでは、PA プロジェクト要約の更新プロセスおよびPA カスタマイズ可能集計プロセスという2つのサブプロセスがコールされ、配賦済原価が要約されます。PA カスタマイズ可能集計プロセスでは、PA プロジェクト要約の更新プロセスを再開できます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 集計プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA プロジェクト要約の更新プロセス(ノード3)
このプロセスに成功すると、ノード6に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード4に分岐します。
PA カスタマイズ可能集計プロセス(ノード6): このノードでPA カスタマイズ可能集計プロセスがコールされます。
このプロセスに成功すると、ノード8に分岐します。
このプロセスに失敗すると、ノード7に分岐します。
終了(ロールバック)(ノード2および5): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
終了(失敗)(ノード4および7): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(通過)(ノード8): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
このプロセスでは、配賦実行により生成された支出の原価が要約されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA プロジェクト要約の更新プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
プロジェクト要約の更新プロセスの発行(ノード2): このアクティビティでは、要約プロセスが発行されます。このアクティビティはスレッドの遅延に基づいてノード4に分岐します。
コンカレント・プログラムのステータスを確認(ノード4): このアクティビティでは、「プロジェクト要約の更新プロセスの発行」コンカレント・プログラムのステータスがチェックされます。
配賦が完了している場合、プロセスはノード5に分岐します。
リリースが完了していない場合、プロセスはノード12に分岐します。
集計プロセスに例外がないか確認(ノード5): このアクティビティでは、完了した集計プロセスの例外の有無がチェックされます。
例外が存在する場合、プロセスはノード9に分岐します。
例外が存在しない場合、プロセスはノード6に分岐します。
終了(通過)(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
通知(ノード9): このアクティビティでは、コンカレント・プログラムが完了しなかったことを示す通知が送信されます。
再開応答を受信すると、プロセスはノード2に戻ります。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード8に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード11に分岐します。
終了応答を受信すると、プロセスはノード7に分岐します。
通知(ノード12): このアクティビティでは、コンカレント・プログラムが完了しなかったことを示す通知が送信されます。
再開応答を受信すると、プロセスはノード2に戻ります。
ロールバック応答を受信すると、プロセスはノード16に分岐します。
通知がタイムアウトになると、プロセスはノード14に分岐します。
終了応答を受信すると、プロセスはノード15に分岐します。
終了(ロールバック)(ノード8および16): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
終了(失敗)(ノード7、11、14および15): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
このプロセスは、レポート作成、PA プロジェクト要約の更新プロセスの再開、データのチェックなどのタスク用にカスタマイズできます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA カスタマイズ可能集計プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
カスタマイズ可能集計(ノード2): これはカスタマイズ可能なノードです。
終了(通過)(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「通過」が戻されます。
終了(失敗)(ノード4): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
終了(ロールバック)(ノード5): これは配賦のロールバック用です(このリリースではサポートされていません)。
タイムアウト属性では、ユーザーが通知に応答する必要のある期間を設定します。デフォルト値は1440分(24時間)です。ワークフローのタイムアウト属性は3回実行されます(たとえば、タイムアウト値が1440分の場合、ステップ・ダウン自動配賦が停止するまでの実際の経過時間は4320分、つまり72時間です)。
属性が3回実行されてもワークフロー通知を受け取った担当者が応答しなければ、ステップ・ダウン自動配賦が停止します。
タイムアウト属性のバックアップと変更については、『Oracle Workflowガイド』を参照してください。
関連項目
『Oracle Projects Costing User Guide』および『Oracle Project Costing User Guide』の自動配賦に関する項
『Oracle General Ledgerインプリメンテーション・ガイド』のステップ・ダウン自動配賦の設定に関する項
Oracle Project Foundationには、Oracle Salesとの統合、既存ワークフローの機能拡張およびステータス変更承認のためのワークフローが用意されています。
Oracle Project Foundationには、次のワークフローが用意されています。
ワークフロー名 | 摘要 |
---|---|
PAパイプライン・プロジェクト一括更新ワークフロー | Oracle ProjectsをOracle Salesと統合します。 |
PA Oracle Projectsライブラリ・ワークフロー | 他のワークフローの機能拡張に使用可能な共通機能が含まれています。 |
PA プロジェクト・ワークフロー | プロジェクト・ステータス変更を承認のために1つ以上の宛先にルーティングします。 |
PAパイプライン・プロジェクト一括更新ワークフローは、Oracle ProjectsとOracle Salesの統合に使用します。このワークフローでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ所有者に営業商談のステータス変更に関する通知を送信します。このワークフローのファイル名はPAYPRJNT.wftです。
このワークフローには、PAパイプライン・プロジェクト一括更新プロセスが組み込まれています。
このプロセスでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ所有者に営業商談のステータス変更が通知されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PAパイプライン・プロジェクト一括更新プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
パイプライン・プロジェクト一括更新成功通知(ノード2): このアクティビティでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ所有者に、商談のステータスが変更されたことを示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Projects Fundamentals』のOracle Salesとの統合に関する項
PA Oracle Projectsライブラリ・ワークフローは、用意されている他のワークフローの変更や機能拡張に使用できる共通機能のライブラリです。このワークフローのファイル名はPAPROJWF.wftです。
PA プロジェクト・ワークフローを使用して、プロジェクトのステータス変更を承認のために1つ以上の宛先にルーティングします。このワークフローのファイル名はPAPROJWF.wftです。
次のダイアグラムに、プロジェクトの代表的なステータス変更フローを示します。
プロジェクト・ステータス名はユーザー定義で、ビジネス用に作成するステータスは、前述のダイアグラムに示すものとは異なります。プロジェクトには、複数のステータス変更を必要とするプロジェクトや、ステータス変更が少なくて承認を必要としないプロジェクト(短期プロジェクトなど)があります。Oracle Projectsでは、各プロジェクトに必要なステータス・フローを実装し、PA プロジェクト・ワークフローを使用して各ステータスに関連する承認とプロセスを自動化できます。
このワークフローを有効にするには、次の操作を実行する必要があります。
プロジェクト・ステータスの「ワークフロー 使用可」チェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択したプロジェクト・ステータスごとに、「成功」プロジェクト・ステータスと「失敗」プロジェクト・ステータスを指定します。
プロジェクト・タイプの「プロジェクト・ステータス変更にワークフローを使用」チェック・ボックスを選択します。詳細は、「プロジェクト・タイプ」を参照してください。
必要な場合は、各ステータス変更に必要なルーティング、通知およびプロセスを実行するように、プロジェクト・ワークフロー・プロセスを変更できます。
プロジェクト・ワークフロー・クライアント機能拡張を使用して、プロジェクト・ワークフロー・ルールをさらにカスタマイズすることもできます。『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』のプロジェクト・ワークフロー機能拡張に関する項を参照してください。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
プロジェクト
プロジェクト承認サブプロセス
Oracle Projectsには、PA プロジェクト・ワークフローというデフォルトのプロジェクト・ワークフロー・プロセスが用意されています。
このデフォルト・プロセスでは、プロジェクト・ステータス変更の承認がステータス変更発行者の管理者にルーティングされます。デフォルト・プロジェクト・ワークフロー・プロセスを変更しなくても、エラーなしで実行できます。Oracle Workflow Builderを使用すると、このプロセスをカスタマイズしたり新規プロセスを作成できます。Oracle Workflow Builderの使用方法の詳細は、『Oracle Workflowガイド』を参照してください。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、プロジェクト・ワークフロー・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
プロジェクト承認者を選択(ノード2): このアクティビティでは、プロジェクト・ワークフロー・クライアント機能拡張のプロジェクト承認者選択プロシージャ(PA_CLIENT_EXTN_PROJECT_WF.SELECT_PROJECT_APPROVER)がコールされ、プロジェクトの承認者が選択されます。デフォルト・プロシージャでは、承認者はワークフロー発行者の管理者です。
このアクティビティには、次の2つの結果候補があります。
プロジェクト承認者が見つかると、プロセスはノード10に分岐します。
プロジェクト承認者が見つからなければ、プロセスはノード3に分岐します。
通知: プロジェクト承認者が見つかりません。再発行?(ノード3): このアクティビティでは、プロジェクト承認者が見つからなかったことがプロジェクト発行者に通知されます。発行者は、必要に応じてプロジェクトを再発行するか発行を終了できます。
プロジェクトが再発行されると、プロセスはノード6に分岐します。
発行者が発行を終了すると、プロセスはノード4に分岐します。
失敗ステータスの設定(ノード4、8および12): このアクティビティでは、プロジェクト・ステータスが「プロジェクト・ステータス」ウィンドウで指定した「失敗 ステータス」に設定されます。プロセスは「終了(失敗)」ノードに分岐します。
終了(失敗)(ノード5、9、13および16): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
プロジェクト・ルールを検証(ノード6): このアクティビティでは、プロジェクト・ワークフロー・クライアント機能拡張のプロジェクト・ステータス変更の検証プロシージャ(PA_CLIENT_EXTN_PROJ_STATUS.VERIFY_PROJECT_STATUS_CHANGE)がコールされ、プロジェクトが承認要件を満たしているかどうかが検証されます。
検証ルールが満たされている場合、プロセスはノード2に分岐します。
検証ルールが満たされていない場合、プロセスはノード7に分岐します。
通知: プロジェクトが検証ルールに失敗しました。再発行しますか?(ノード7): このアクティビティでは、プロジェクトが検証ルールに失敗したことが発行者に通知されます。発行者はプロジェクトを承認のために再発行するか、または発行を終了できます。
プロジェクトが再発行されると、プロセスはノード6に分岐します。
発行者が発行を終了すると、プロセスはノード8に分岐します。
プロジェクト承認サブプロセス(ノード10): このアクティビティではプロジェクト承認サブプロセスが実行されます。「プロジェクト承認サブプロセス」を参照してください。
プロジェクト承認サブプロセスに成功すると、プロセスはノード14に分岐します。
プロジェクト承認サブプロセスに失敗すると、プロセスはノード11に分岐します。
通知: プロジェクトが否認されました。再発行しますか?(ノード11): このアクティビティでは、プロジェクトのステータス変更が否認されたことが発行者に通知されます。
発行者がプロジェクトの再発行を選択すると、プロセスはノード6に分岐します。
発行者が発行を終了すると、プロセスはノード12に分岐します。
成功ステータスの設定(ノード14): このアクティビティでは、プロジェクト・ステータスが「プロジェクト・ステータス」ウィンドウで指定した「成功 ステータス」に設定されます。
プロジェクト・ステータスの変更に成功すると、プロセスはノード17に分岐します。
ステータス変更に失敗すると、プロセスはノード15に分岐します。
通知: プロジェクトのステータス変更が失敗しました。(ノード15): このアクティビティでは、プロジェクト・ステータスの変更に失敗したことが発行者に通知されます。プロジェクトが承認後に変更されると、プロジェクト検証ルールに準拠しなくなるため、ステータス変更に失敗する可能性があります。また、Oracleデータベース・エラーも失敗の原因になる場合があります。
通知: プロジェクトが承認、ステータス変更されました。(ノード17): このアクティビティでは、プロジェクトが承認されてプロジェクト・ステータスが変更されたことが発行者に通知されます。
終了(成功)(ノード18): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「成功」が戻されます。
プロジェクト承認サブプロセスは、デフォルトのPA プロジェクト・ワークフロー・プロセスによりコールされます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、プロジェクト承認サブプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
通知: プロジェクトの承認が必要です。承認しますか?(ノード2): このアクティビティでは、プロジェクト・ステータス変更の承認が必要であることがプロジェクト承認者に通知されます。
プロジェクト承認者がプロジェクトを承認すると、サブプロセスはノード5に分岐します。
プロジェクト承認者がプロジェクトを否認すると、サブプロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはノード3に分岐します。アクティビティのデフォルト・タイムアウト時間は2日です。Oracle Workflow Builderを使用すると、ビジネス・ニーズにあわせてタイムアウト値を変更できます。
通知: 催促、プロジェクト承認が必要です。承認しますか?(ノード3): このアクティビティでは、プロジェクト承認者に催促通知が送信されます。
プロジェクト承認者がプロジェクトを承認すると、サブプロセスはノード5に分岐します。
プロジェクト承認者がプロジェクトを否認すると、サブプロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはループ・カウンタ(ノード4)に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード4): このアクティビティでは、サブプロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード6に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスはノード3に戻ります。
ループ・カウンタは、限度1にデフォルト設定されます(ループ・カウンタのデフォルト値は変更できます)。
アクティビティが「ループの限度」に達すると、プロセスにより再び催促が送信されます。応答がなければ、ループ・カウンタはカウントを停止し、ノード6に分岐します。
終了(承認済)(ノード5): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「承認済」が戻されます。
終了(否認済)(ノード6): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「否認済」が戻されます。
次のダイアグラムに、プロジェクトのライフサイクル中の3つのステータス変更にプロジェクト・ワークフローが使用されるプロジェクト・ステータス・フローを示します。
ユーザーが手動でステータスを「承認のため発行済」に設定します。これによりワークフロー・プロセスが開始され、成功するとステータスが「承認済」に更新されます。
ユーザーが手動でステータスを「保留クローズ」に設定します。これによりワークフロー・プロセスが開始され、成功するとステータスが「クローズ済」に更新されます。
Oracle Project Managementには、予算、懸案、変更オーダー、プロジェクト実行およびステータス・レポートに関する情報を管理して転送するためのワークフローが用意されています。
Oracle Project Managementには、次のワークフローが用意されています。
ワークフロー名 | 摘要 |
---|---|
PA予算ワークフロー | 予算承認を管理します。 |
PA 予算統合ワークフロー | ボトム・アップ統合予算の場合: 発行済の予算バージョンの検証、基本編成バージョンの作成、会計イベントの生成、Oracle Subledger Accountingでの最終モードによる会計の作成、Oracle General Ledgerの予算を基準にした予算金額の検証を行います。 トップ・ダウン統合予算の場合: 発行済の予算バージョンの検証、基本編成バージョンの作成、プロジェクト予算を基準にした既存の承認済取引金額の(資源、資源グループ、タスク、最上位タスクおよびプロジェクトの各レベルでの)検証、会計イベントの生成、Oracle Subledger Accountingでの最終モードによる会計の作成、General Ledger対象予算を基準にした予算金額の検証、プロジェクト予算を基準にした既存の承認済取引金額の(勘定科目レベルでの)検証を行います。 予算管理を伴う非統合予算の場合: 発行済予算バージョンの検証、基本編成バージョンの作成、プロジェクト予算を基準にした既存の承認済取引金額の検証を行います。 |
PA懸案および変更ワークフロー | 管理項目の承認をルーティングします。 |
PA懸案および変更処理ワークフロー | 懸案と変更の処理通知を送信します。 |
プロジェクト予算勘定科目生成ワークフロー | 勘定科目生成および割当プロセスを自動化します。 |
PA : プロジェクト実行ワークフロー | タスク実行のために作成するタスク実行ワークフローを調整します。 |
PA: パフォーマンス通知ワークフロー | パフォーマンス通知を送信します。 |
PAステータス・レポート・ワークフロー | ステータス・レポートの承認をルーティングします。 |
PA作業計画ワークフロー | 作業計画ステータス通知を送信します。 |
予算ステータスは次の順序で進行します。
作業中
発行済
処理中
基本編成済
予算草案を承認のために発行すると、PA予算ワークフローが開始されます。このワークフローのファイル名はPABUDGWF.wftです。
予算の承認と予測の承認にワークフローを使用するには、次の手順を実行する必要があります。
予算タイプの「予算ステータス変更にワークフローを使用」チェック・ボックスを有効化します。詳細は、「予算タイプ」を参照してください。
財務計画タイプの「ステータス変更にワークフローを使用」チェック・ボックスを有効化します。詳細は、「財務計画タイプ」を参照してください。
プロジェクト・タイプの「プロジェクト・ステータス変更にワークフローを使用」チェック・ボックスを有効化します。
各ステータス変更に必要なルーティング、通知およびプロセスを実行するように、予算ワークフロー・プロセスを変更します。
予算ワークフロー・クライアント機能拡張を使用して、PA予算ワークフローをさらにカスタマイズすることもできます。『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』の予算ワークフロー機能拡張に関する項を参照してください。
Oracle Projectsには、予算検証機能拡張も用意されています。この機能拡張は、PA予算ワークフローにより次の処理の前にコールされます。
予算承認プロセスの開始
予算ステータスの変更
これにより、承認プロセス中に予算が変更された場合にも、ステータス変更の検証ルールが満たされていることが確認されます。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
予算
予算承認サブプロセス
Oracle Projectsには、PA予算ワークフローというデフォルトの予算ワークフロー・プロセスが用意されています。
デフォルト予算ワークフロー・プロセスのアクティビティを変更、削除または移動して、インストール環境で必要な結果を得ることができます。Oracle Workflow Builderを使用すると、プロセスをカスタマイズしたり新規プロセスを作成できます。Oracle Workflow Builderの使用方法の詳細は、『Oracle Workflowガイド』を参照してください。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA予算ワークフロー・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
予算承認者を選択(ノード2): このアクティビティでは、予算ワークフロー・クライアント機能拡張の予算承認者選択プロシージャ(PA_CLIENT_EXTN_BUDGET_WF.SELECT_BUDGET_APPROVER)がコールされ、予算承認者が選択されます。デフォルト・プロシージャでは、承認者は予算発行者の直属の管理者です。このアクティビティには、次の2つの結果候補があります。
予算承認者が見つかると、プロセスはノード10に分岐します。
予算承認者が見つからなければ、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 予算承認者が見つかりません。再発行しますか?(ノード3): このアクティビティでは、予算承認者が見つからなかったことが予算発行者に通知されます。発行者は、必要に応じて予算を再発行するか発行を終了できます。
予算が再発行されると、プロセスはノード6に分岐します。
発行者が発行を終了すると、プロセスはノード4に分岐します。
予算ステータスを「否認」に再設定(ノード4、8および12): このアクティビティでは、予算ステータスが「否認」に設定されます。プロセスは「終了(未基本編成)」ノードに分岐します。
終了(未基本編成)(ノード5、9、13および18): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「未基本編成」が戻されます。
予算ルールを検証(ノード6): このアクティビティでは、予算ワークフロー・クライアント機能拡張の予算ルール検証プロシージャ(PA_CLIENT_EXTN_BUDGET_WF.VERIFY_BUDGET_RULES)がコールされ、予算が承認要件を満たしているかどうかが検証されます。デフォルト・プロシージャには、要件が組み込まれていません。
検証ルールが満たされている場合、プロセスはノード2に分岐します。
検証ルールが満たされていない場合、プロセスはノード7に分岐します。
通知: 予算が検証ルールに失敗しました。再発行しますか?(ノード7): このアクティビティでは、予算が検証ルールに失敗したことが発行者に通知されます。発行者は予算を承認のために再発行するか、または発行を終了できます。
予算が再発行されると、プロセスはノード6に分岐します。
発行者が発行を終了すると、プロセスはノード8に分岐します。
予算承認サブプロセス(ノード10): このアクティビティでは予算承認サブプロセスが実行されます。「予算承認サブプロセス」を参照してください。
予算承認サブプロセスに成功すると、プロセスはノード14に分岐します。
予算承認サブプロセスに失敗すると、プロセスはノード11に分岐します。
通知: 予算が否認されました。再発行しますか?(ノード11): このアクティビティでは、予算が否認されたことが発行者に通知されます。
発行者が予算の再発行を選択すると、プロセスはノード6に分岐します。
発行者が発行を終了すると、プロセスはノード12に分岐します。
承認済予算の基本編成(ノード14): このアクティビティでは、予算ステータスが「基本編成」に設定されます。
予算の基本編成に成功すると、プロセスはノード19に分岐します。
予算の基本編成に失敗すると、プロセスはノード15に分岐します。
通知: 予算の基本編成が失敗しました。(ノード15): このアクティビティでは、予算の基本編成に失敗したことが発行者に通知されます。予算が承認後に変更されると、予算検証ルールに準拠しなくなるため、基本編成に失敗する可能性があります。また、Oracleデータベース・エラーも失敗の原因になる場合があります。
連邦が有効であり、 インタフェ-ス・ステータスFALSEを通知(ノード16): このアクティビティでは、「FV: Federal Enabled」プロファイル・オプションがサイト・レベルで「Yes」に設定されているかどうかがチェックされます。「Yes」に設定されている場合は、このアクティビティにより連邦統合クライアント機能拡張がコールされ、予算明細がオープン・インタフェース表FV_BE_INTERFACE_CONTROLおよびFV_BE_INTERFACEに挿入されます。
機能拡張に失敗すると、プロセスはノード17に分岐します。
機能拡張がエラーなしで実行されるか、「FV: Federal Enabled」プロファイル・オプションがサイト・レベルで「Yes」に設定されていないと、プロセスはノード18に分岐します。
通知: 予算の基本編成およびインタフェースが失敗しました(ノード17): このアクティビティでは、連邦統合クライアント機能拡張によってエラー・ステータスが戻されたため、予算の基本編成に失敗したことが発行者に通知されます。
通知: 予算が承認および基本編成されました。(ノード19): このアクティビティでは、予算が承認されて予算の基本編成が作成されたことが発行者に通知されます。
連邦が有効であり、 インタフェース・ステータスTRUEを通知(ノード20): このアクティビティでは、「FV: Federal Enabled」プロファイル・オプションがサイト・レベルで「Yes」に設定されているかどうかがチェックされます。「Yes」に設定されている場合、プロセスはノード21に分岐します。それ以外の場合、プロセスはノード22に分岐します。
通知: 予算が承認および基本編成されました。(ノード21): このアクティビティでは、予算の基本編成が正常に作成されたことが予算承認者に通知されます。
終了(基本編成済)(ノード22): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「基本編成済」が戻されます。
予算承認サブプロセスは、デフォルトのPA予算ワークフロー・プロセスによりコールされます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、予算承認サブプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
通知: 予算承認が必要です。承認しますか?(ノード2): このアクティビティでは、予算ステータス変更の承認が必要であることが予算承認者に通知されます。
予算承認者が予算を承認すると、サブプロセスはノード5に分岐します。
予算承認者が予算を否認すると、サブプロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはノード3に分岐します。
通知: 催促、予算承認が必要です。承認しますか?(ノード3): このアクティビティでは、予算承認者に催促通知が送信されます。
予算承認者が予算を承認すると、サブプロセスはノード5に分岐します。
予算承認者が予算を否認すると、サブプロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはループ・カウンタ(ノード4)に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード4): このアクティビティでは、サブプロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード6に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスはノード3に戻ります。
ループ・カウンタは、限度1にデフォルト設定されます(ループ・カウンタのデフォルト値は変更できます)。
アクティビティが「ループの限度」に達すると、プロセスにより再び催促が送信されます。応答がなければ、ループ・カウンタはカウントを停止し、ノード6に分岐します。
終了(承認済)(ノード5): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「承認済」が戻されます。
終了(否認済)(ノード6): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「否認済」が戻されます。
関連項目
『Oracle Project Managementユーザー・ガイド』の草案の発行に関する項
『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』の予算ワークフロー機能拡張に関する項
『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』の予算検証機能拡張に関する項
プロジェクトで予算管理を使用している場合は、予算基本編成プロセスによりPA 予算統合ワークフローが開始されます。
PA 予算統合ワークフローでは、次のタスクが実行されます。
ボトム・アップ統合予算の場合
発行済の予算バージョンが検証され、予算バージョン・ステータスが「処理中」に変更されます。
基本編成バージョンが作成されます。
会計イベントが生成されます。
Oracle Subledger Accounting内で会計イベント用の会計が最終モードで作成されます。
Oracle General Ledgerの予算を基準にして予算金額が検証されます。
注意: 予算の資金検証に失敗すると、ワークフローではOracle Subledger Accountingから作成された会計仕訳が削除され、発行済の予算バージョンが「否認」ステータスに更新されます。
基本編成プロセスが完了すると、ユーザーにワークフロー通知が送信されます。
トップ・ダウン統合予算の場合
発行済の予算バージョンが検証され、予算バージョン・ステータスが「処理中」に変更されます。
基本編成バージョンが作成されます。
プロジェクト予算を基準にして、既存の承認済取引金額が(資源、資源グループ、タスク、最上位タスクおよびプロジェクトの各レベルで)検証されます。
会計イベントが生成されます。
Oracle Subledger Accounting内で会計イベント用の会計が最終モードで作成されます。
General Ledger対象予算を基準にして予算金額が検証されます。
プロジェクト予算を基準にして既存の承認済取引金額が(勘定科目レベルで)検証されます。
注意: 予算の資金検証のいずれかに失敗すると、ワークフローではOracle Subledger Accountingから作成された会計仕訳が削除され、発行済の予算バージョンが「否認」ステータスに更新されます。
基本編成プロセスが完了すると、ユーザーにワークフロー通知が送信されます。
予算管理を伴う非統合予算の場合
発行済の予算バージョンが検証されます。
基本編成バージョンが作成されます。
プロジェクト予算を基準にして既存の承認済取引金額が検証されます。
注意: PA 予算統合ワークフローでは、トップ・ダウン統合予算とボトム・アップ統合予算についてのみ会計イベントが生成されて処理されます。非統合予算の会計イベントは生成および処理されません。
注意: 「PRC: GLへの仕訳転送」プロセスを実行して、仕訳をOracle General Ledgerに転送します。「PRC: GLへの仕訳転送」プロセスの発行時に、プロセスで仕訳を転記するように選択することもできます。それ以外の場合は、Oracle General Ledgerで仕訳を手動で転記できます。
基本編成プロセスでは、Oracle General Ledgerの資金残高が更新されます。「PRC: GLへの仕訳転送」プロセスは資金残高に影響しません。
詳細は、『Oracle Projects Fundamentals』のGLへの仕訳転送に関する項を参照してください。
このワークフローのファイル名はPAWFBUI.wftです。
重要: これは、変更不可のシステム定義ワークフローです。
このワークフローを有効にするには、次の操作を実行する必要があります。
プロジェクトに対して予算管理を有効化します。
発行済の遅延ワークフローを処理するためにワークフロー・バックグラウンド・プロセスが実行されていることを確認します。
このワークフローには、PA 予算統合プロセスが組み込まれています。
このワークフロー・プロセスを使用すると、予算統合の使用時に基本編成予算を作成できます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 予算統合プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA プロジェクト資源管理者へ通知(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINに対して、予算統合が正常に処理されていないことを示す通知が送信されます。
PA 予算統合のプロセス(ノード4): このアクティビティでは編集が実行され、統合予算の残余予算チェック・プロセスがコールされます。
予算が残余予算チェックを通過すると、プロセスはノード3に分岐します。
予算が残余予算チェックを通過しなければ、プロセスはノード5に分岐します。
PA 依頼者へ通知(ノード5): このアクティビティでは、ワークフローを開始したユーザーに対して、予算統合が正常に処理されたことを示す通知が送信されます。
終了(ノード2および6): このアクティビティでプロセスが終了します。
PA懸案および変更ワークフローは、管理項目の承認ワークフローです。管理項目の所有権に変更があると、このワークフローにより新規所有者にFYI通知が送信されます。このワークフローのファイル名はPAWFCISC.wftです。
このワークフローを有効にするには、次の操作を実行する必要があります。
このワークフローを管理項目ステータスに対して有効化します。
ワークフロー名(PA懸案および変更ワークフロー)とプロセス名(PA: 管理項目処理承認)を入力します。
懸案および変更ワークフロー・クライアント機能拡張を使用して、PA懸案および変更ワークフローをさらにカスタマイズすることもできます。『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』の懸案および変更ワークフロー機能拡張に関する項を参照してください。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA: 管理項目所有者変更FYI
PA: 管理項目処理承認
管理項目の所有者に変更があると、このプロセスにより新規所有者にFYI通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 管理項目所有者変更FYIプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
所有者変更FYI(ノード2): このアクティビティでは、管理項目の新規所有者に所有権の変更を示すFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、発行済管理項目の承認者が次の方法でチェックされます。
承認者が管理項目の発行者と同一の場合、このプロセスでは管理項目が承認されて承認者にFYI通知が送信されます。
承認者が管理項目の発行者とは異なる場合、このプロセスでは懸案および変更ワークフロー・クライアント機能拡張の管理項目承認者設定プロシージャを使用して承認者が判別され、その承認者に通知が送信されます。
承認者は、通知を承認、否認または転送できます。
注意: PA: 管理項目処理承認プロセスが開始されるのは、管理項目ステータスに対してワークフローが有効化されている場合のみです。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 管理項目処理承認プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
承認者は発行者と同じ(ノード2): このアクティビティでは、管理項目承認プロセスの発行者が承認者でもあるかどうかが判別されます。
承認者が発行者と同一の場合、プロセスはノード6に分岐します。
承認者が発行者とは異なる場合、プロセスはノード3に分岐します。
CI承認者の設定(ノード3): このアクティビティでは、懸案および変更ワークフロー・クライアント機能拡張の管理項目承認者設定プロシージャ(PA_CONTROL_ITEMS_WF_CLIENT.SET_CI_APPROVER)がコールされ、管理項目の承認者が判別されます。デフォルト承認者はプロジェクト・マネージャです。
承認要求(ノード4): このアクティビティでは、承認者に管理項目の承認要求通知が送信されます。
承認者が管理項目を承認すると、プロセスはノード5に分岐します。
承認者が管理項目を否認すると、プロセスはノード7に分岐します。
事後通知の転送(ノード5): このアクティビティは、承認通知が発行者以外の承認者に転送されるときにコールされます。承認者が有効なユーザーかどうかがチェックされます。承認者が有効なユーザーであれば、その承認者に通知が送信され、有効なユーザーでなければ要求は否認されます。
要求承認済(ノード6): このアクティビティでは、管理項目のステータスが「承認済」に変更されます。
要求棄却(ノード7): このアクティビティでは、管理項目のステータスが「棄却済」に変更されます。
承認要求承認済(ノード8): このアクティビティでは、管理項目所有者に「管理項目承認済」FYI通知が送信されます。
承認要求棄却(ノード10): このアクティビティでは、管理項目所有者に「管理項目棄却済」FYI通知が送信されます。
終了(ノード9): このアクティビティでプロセスが終了します。
PA懸案および変更処理ワークフローを使用すると、すべてのユーザー処理についてEメール通知を生成できます。このワークフローのファイル名はPAWFCIAC.wftです。
Eメール通知には、プロジェクト情報、変更オーダーおよび処理の詳細が含まれます。通知から「懸案/変更オーダーの表示」を選択すると、懸案または変更文書の読取り専用バージョンを表示できます。「要求」リージョンには、通知を開始した担当者が入力した注釈が表示されます。
処理を別のユーザーに割り当てるには、「処理」を選択してログインします。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA: サインオフによる処理割当
PA: サインオフなしで処理割当
PA: 処理クローズ済FYI
最初の2つのプロセスでは、ユーザーに対してプロセスに関連する次のいずれかの処理を実行するように要求します。
懸案または変更処理をクローズします(処理にサインオフが必要な場合は、処理をクローズする間にユーザーが処理をサインオフできます)。
懸案または変更処理をオープンにしたまま、応答に含まれていた情報で更新します。
懸案または変更処理を再割当てします。
ユーザーが「処理」ページで応答すると、通知がクローズされ、このページからはそれ以上の処理を実行できなくなります。
このプロセスは、サインオフを必要とする処理が作成されるときにコールされます。このプロセスでは、担当者に対して応答要の通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: サインオフによる処理割当プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
サインオフにより処理割当済(ノード2): このアクティビティでは、処理担当者に対して処理がサインオフにより割り当てられたことを示す通知が送信されます。処理担当者は「オープンのまま維持」または「クローズ」を選択して応答できます。
処理担当者が「オープンのまま維持」を選択すると、プロセスはノード3に分岐します。
処理担当者が「クローズ」を選択すると、プロセスはノード4に分岐します。
関数をオープンのまま維持(ノード3): このアクティビティは、ユーザーが「オープンのまま維持」を選択した場合にコールされます。このアクティビティによりユーザー注釈が記録されます。
処理のクローズ(ノード4): このアクティビティは、ユーザーが「処理のクローズ」を選択した場合にコールされます。このアクティビティによりユーザー注釈が記録され、処理のステータスが「クローズ済」に変更されます。
終了(ノード5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスは、サインオフを必要としない処理が作成されるときにコールされます。このプロセスでは、担当者に応答要の通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: サインオフなしで処理割当プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
サインオフなしで処理割当済(ノード2): このアクティビティでは、処理担当者に「サインオフなしで処理割当済」通知が送信されます。
処理担当者が「オープンのまま維持」を選択すると、プロセスはノード3に分岐します。
処理担当者が「クローズ」を選択すると、プロセスはノード4に分岐します。
関数をオープンのまま維持(ノード3): このアクティビティは、ユーザーが「オープンのまま維持」を選択した場合にコールされます。このアクティビティによりユーザー注釈が記録されます。
処理のクローズ(ノード4): このアクティビティは、ユーザーが「処理のクローズ」を選択した場合にコールされます。このアクティビティによりユーザー注釈が記録され、処理のステータスが「クローズ済」に変更されます。
終了(ノード5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、処理がクローズされるときに処理所有者にFYI通知が送信されます。処理がいずれかの時点で再割当てされた場合、通知はすべての前所有者にも送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 処理クローズ済FYIプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
処理クローズ済FYI(ノード2): このアクティビティでは、処理がクローズされたことを示すFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローを使用すると、勘定科目生成および割当プロセスを自動化できます。このワークフローのファイル名はPABDACWF.wftです。
「予算勘定科目詳細」ウィンドウを使用すると、プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローにより生成された勘定科目を検討し、必要に応じて上書きできます。詳細は、『Oracle Project Managementユーザー・ガイド』の統合された予算の予算勘定科目詳細の検討および上書きに関する項を参照してください。
このワークフローは、次のいずれかの発生時に実行されます。
ユーザーが手動で「予算」ウィンドウの「ツール」メニューから「予算会計の生成」オプションを選択した場合。
ユーザーが統合予算を発行し、基本編成バージョンが作成される場合。
ユーザーがトップ・ダウン統合予算の年度末ロールオーバー処理を実行して、終了する年度から翌年度に未消費のプロジェクト予算引当金額を繰り越す場合。
「ツール」メニューからワークフローを有効化すると、定義済の全予算明細について勘定科目が生成または再生成されます。予算発行中にワークフローが有効化されると、まだ勘定科目が割り当てられていない予算明細についてのみ勘定科目が生成されます。
注意: 取引に関連付けられている予算明細の勘定科目は更新しないでください。この勘定科目を更新すると、基本編成プロセスに失敗します。
プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローは、ビジネス・ニーズに基づいて勘定科目が生成されるようにカスタマイズする必要があります。Oracle Projectsには、カスタマイズ・プロセスを簡略化できるように事前定義済パラメータが用意されています。事前定義済パラメータを使用すると、勘定科目の導出基準としてプロジェクト組織、支出組織およびタスク、または予算入力に使用した資源グループおよび資源を使用できます。全パラメータのリストは、「プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローのパラメータ」を参照してください。
勘定科目ジェネレータ・ワークフローのカスタマイズの詳細は、「Oracle Projectsでの勘定科目ジェネレータの使用」および『Oracle Applicationsフレックスフィールド・ガイド』を参照してください。
トップ・ダウン予算統合の場合、プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローではデフォルトの予算引当勘定科目が生成されます。
予算基本編成を作成するか、「PRC: 年度末予算ロールオーバー処理」を実行すると、Oracle Projectsでは会計イベントが生成され、Oracle Subledger Accountingにイベント用の会計が作成されます。Oracle Projectsからデフォルトの予算引当勘定科目を受け入れてOracle General Ledgerにそのまま転送するように、Oracle ProjectsによりOracle Subledger Accounting内で設定が事前定義されます。Oracle Subledger Accountingで独自の詳細会計基準を定義すると、Oracle Projectsでプロジェクト予算勘定科目生成ワークフローを使用して導出されるデフォルト勘定科目または個別勘定科目セグメントは、Oracle Subledger Accountingにより上書きされます。
重要: Oracle Subledger Accountingで貸借一致予算引当控除会計仕訳の作成に使用する「予算引当勘定」を定義する必要があります。Oracle General Ledgerの「会計設定マネージャ」を使用して、元帳用の予算引当勘定を指定します。詳細は、『Oracle Financialsインプリメンテーション・ガイド』と『Oracle General Ledgerインプリメンテーション・ガイド』の会計設定マネージャに関する項を参照してください。
重要: Oracle Subledger Accountingで予算の勘定科目導出ルールを更新した場合は、更新が既存の統合予算に及ぼす影響を慎重に考慮する必要があります。取引に関連付けられている予算明細の勘定科目が改訂後の勘定科目導出ルールにより上書きされると、基本編成プロセスに失敗します。
ボトム・アップ予算統合の場合、プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローではデフォルトの原価または収益予算勘定科目が生成されます。
予算基本編成を作成すると、Oracle Projectsでは会計イベントが生成され、Oracle Subledger Accountingにイベント用の会計が作成されます。Oracle Projectsからデフォルトの予算勘定科目を受け入れてOracle General Ledgerにそのまま転送するように、Oracle ProjectsによりOracle Subledger Accounting内で設定が事前定義されます。Oracle Subledger Accountingで独自の詳細会計基準を定義すると、Oracle Projectsでプロジェクト予算勘定科目生成ワークフローを使用して導出されるデフォルト勘定科目または個別勘定科目セグメントは、Oracle Subledger Accountingにより上書きされます。
重要: Oracle Subledger Accountingで予算の勘定科目導出ルールを更新した場合は、更新が既存の統合予算に及ぼす影響を慎重に考慮する必要があります。取引に関連付けられている予算明細の勘定科目が改訂後の勘定科目導出ルールにより上書きされると、基本編成プロセスに失敗します。
このワークフローには、デフォルト勘定科目の生成プロセスが組み込まれています。
このプロセスを使用して勘定科目を生成します。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、デフォルト勘定科目の生成プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
コード組合せ生成を開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
ダミー・デフォルト勘定科目生成(ノード2): このアクティビティは、ユーザー定義の勘定科目生成プロシージャで置き換えることができます。
勘定科目生成に成功した場合、プロシージャはノード4に分岐する必要があります。
勘定科目生成に失敗した場合、プロシージャはノード3に分岐する必要があります。
コード組合せの生成を中止(ノード3): コード組合せが生成されなかった場合、このアクティビティでプロセスがエラーとして終了します。
コード組合せの検証(ノード4): このアクティビティでは、生成されたコード組合せが有効かどうかがチェックされます。
コード組合せ生成終了(ノード5): このアクティビティでプロセスが終了します。
次の例では、Fremont Corporationを使用してプロジェクト予算勘定科目ワークフローのカスタマイズ対策の例を示します。この対策により、カスタマイズに必要なメンテナンスの作業量が減少します。
Fremont Corporation: 背景情報
Fremont Corporationでは、収益レポート作成にボトム・アップ予算編成、原価管理にトップ・ダウン予算編成を使用しています。組織レベルの予算をOracle General Ledgerで定義し、Oracle Projectsの予算統合を使用してプロジェクト予算を定義済のGL予算と統合しています。
この例では、Fremont社は4セグメントの会計フレックスフィールドを使用して勘定体系を表しています。セグメントは会社、コスト・センター、勘定科目および将来使用です。
勘定科目生成のビジネス・ルール
統合プロジェクト予算明細用の勘定科目を生成するために、Fremont Corporationでは次のビジネス・ルールを使用しています。
会社: プロジェクト所有組織を使用して会社セグメントを導出します。
コスト・センター
原価: プロジェクト予算支出組織を使用して、コスト・センター・セグメントを導出します。
収益: プロジェクト予算収益組織を使用して、コスト・センター・セグメントを導出します。
勘定科目
原価: プロジェクト予算支出カテゴリを使用して、勘定科目セグメントを導出します。
収益: プロジェクト予算収益カテゴリを使用して、勘定科目セグメントを導出します。
将来使用: 将来使用セグメントには、常に値000が割り当てられます。
注意: Fremont Corporationでは、2レベルの資源リストを使用して予算金額を入力します。予算金額は、組織、支出カテゴリ、収益カテゴリ別に入力されます。
ビジネス・ルールの実装
Fremont Corporationは、ビジネス・ルールを実装するために次の自動会計参照セットを定義しています。この参照セットを使用して各勘定科目セグメントに値を割り当てるように、プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローをカスタマイズしています。この方法を使用すると、プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローのカスタマイズに今後必要となる作業が減少します。新しい組織と支出カテゴリを作成するときに、定義済の参照セットに新しい値を追加できます。
「所有組織/会社」参照セット
次の表に、Fremont Corporationの「所有組織/会社」参照セットを示します。
中間値 | セグメント値 |
---|---|
管理 | 1 |
エンジニアリング | 2 |
建設 | 3 |
サービス | 4 |
「支出組織/コスト・センター」参照セット
次の表に、Fremont Corporationの「支出組織/コスト・センター」参照セットを示します。
中間値 | セグメント値 |
---|---|
コンサルティング | 420 |
管理 | 520 |
執行部 | 710 |
財務 | 720 |
情報サービス | 830 |
「収益組織/コスト・センター」参照セット
次の表に、Fremont Corporationの「収益組織/コスト・センター」参照セットを示します。
中間値 | セグメント値 |
---|---|
コンサルティング | 420 |
管理 | 520 |
執行部 | 710 |
情報サービス | 830 |
「支出カテゴリ/勘定科目」参照セット
次の表に、Fremont Corporationの「支出カテゴリ/勘定科目」参照セットを示します。
中間値 | セグメント値 |
---|---|
用品 | 7490 |
コンピュータ・サービス | 7520 |
建設 | 7560 |
コンサルティング | 7570 |
労務 | 7580 |
費用 | 7640 |
「収益カテゴリ/勘定科目」参照セット
次の表に、Fremont Corporationの「収益カテゴリ/勘定科目」参照セットを示します。
中間値 | セグメント値 |
---|---|
サポート収益 | 4120 |
コンサルティング収益 | 4130 |
研修収益 | 4140 |
その他収益 | 4150 |
勘定科目生成のテスト
プロジェクト予算勘定科目ワークフローのカスタマイズをテストするために、Fremont社は次の表に示すプロジェクト予算の勘定科目を生成します。
支出組織 | 支出カテゴリ | 1月1日の金額 |
---|---|---|
コンサルティング | ||
管理 | ||
情報サービス |
次の表に、プロジェクト予算勘定科目生成ワークフローに使用可能なパラメータを示します。
パラメータ | 摘要 | 予算入力レベル: プロジェクト | 予算入力レベル: 最上位タスク | 予算入力レベル: タスク | 資源リスト: 資源グループ | 資源リスト: 資源メンバー |
---|---|---|---|---|---|---|
予算タイプ | 会計処理する予算のタイプ。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
予算バージョンID | 予算バージョンの内部識別子。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
予算入力レベル | プロジェクト、最上位タスクまたは最下位タスク。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
資源リスト | 予算を資源リスト別に分類するかどうかを示すフラグ(YまたはN)。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
資源グループ・タイプ | 予算明細に割り当てるグループの資源タイプ。この属性を使用できるのは2レベルの資源リストのみ。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | Yes | 該当なし |
資源タイプ | 資源リスト・メンバーの資源タイプ。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 該当なし | Yes |
プロジェクトID | プロジェクトの内部識別子。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
プロジェクト番号 | ユーザー定義のプロジェクト番号。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
プロジェクト組織 | プロジェクト所有組織。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
プロジェクト組織ID | プロジェクト組織の内部識別子。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
プロジェクト・タイプ | プロジェクト・タイプ。 | Yes | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
最上位タスクID | 最上位タスクの内部識別子。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
最上位タスク番号 | 最上位タスクの番号。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
タスク・サービス・タイプ | タスクのサービス・タイプ。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
タスク組織 | タスク所有組織。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
タスク組織ID | タスク所有組織の内部識別子。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
タスクID | タスクの内部識別子。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
タスク番号 | ユーザー定義のタスク番号。 | No | Yes | Yes | 該当なし | 該当なし |
資源リスト・メンバーID | 資源リスト・メンバーの内部識別子。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | Yes | Yes |
個人ID | 予算編成対象の個人の内部識別子。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 従業員 |
従業員番号 | 予算編成対象の個人の従業員番号。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 従業員 |
支出/収益カテゴリ | 予算編成済原価または収益金額のカテゴリ。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 支出/収益カテゴリ | 支出/収益カテゴリ |
支出 / イベント・タイプ | 予算原価金額または収益イベントのタイプ。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 支出 / イベント・タイプ |
役職ID | 役職の内部識別子。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 役職 |
役職名 | 役職名。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 役職 |
役職グループID | 資源リストに対して指定する役職グループの内部識別子。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 役職 |
役職グループ名 | 資源リストに対して指定する役職グループの名称。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 役職 |
役職組織ID | 支出、非労務資源またはイベント組織の内部識別子。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 組織 | 組織 |
組織名 | 支出、非労務資源またはイベント組織の名称。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 組織 | 組織 |
組織タイプ | 支出、非労務資源またはイベント組織のHRMSタイプ。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | 組織 | 組織 |
仕入先ID | 仕入先の内部識別子。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 仕入先 |
仕入先名 | 仕入先名。 | 該当なし | 該当なし | 該当なし | No | 仕入先 |
関連項目
『Oracle Projects Fundamentals』のOracle Subledger Accountingとの統合に関する項
『Oracle Subledger Accountingインプリメンテーション・ガイド』
タスク実行ワークフローは、プロジェクト・マネージャがタスクの管理と完了に関連する作業を自動化するためのユーザー定義ワークフロー・プロセスです。タスク実行のために作成したタスク実行ワークフロー・プロセスは、プロジェクト実行ワークフローにより調整されます。このワークフローのファイル名はPAPRJEX.wftです。
プロジェクト実行ワークフローとタスク実行ワークフローの両方により、次の基本機能が提供されます。
タスクごとの個別ワークフロー: タスクごとに異なるタスク実行ワークフロー・プロセスを必要とする場合があります。プロジェクト・マネージャは、個別ワークフローを定義して各タスクに関連付けることができます。
自動タスク管理: 各種のタスク機能を自動的に実行できるタスク実行ワークフローを定義して、特定のタスクに関連付けることができます。たとえば、タスク開始日に発注を自動的に作成するワークフロー・プロセスを設計できます。
タスク・タイプのデフォルト・ワークフロー: タスク実行ワークフローをタスク・タイプに関連付けることができます。これは、指定したワークフローと指定したタスク・タイプのタスクのデフォルト関連となります。
柔軟なタスク・ワークフロー実行リード・タイム: プロジェクト・マネージャは、ワークフロー開始リード・タイムの値を定義して、タスク実行ワークフローをタスク開始日の後に開始するように調整できます。たとえば、プロジェクト・マネージャはタスク実行ワークフローを関連するタスクの開始日の2日後に開始するように調整できます。
重要: これは、変更不可のシステム定義ワークフローです。
プロジェクト実行ワークフローを使用するには、タスク実行ワークフロー機能と進捗回収を作業計画体系に対して有効化する必要があります。
作業計画バージョニングを有効化すると、作業計画の公開時にシステムによりプロジェクト実行ワークフローが開始されます。プロジェクト実行ワークフロー・プロセスにより、予定開始日にタスクのタスク実行ワークフロー・プロセスが開始されます。
作業計画バージョニングを有効化しない場合は、「作業分解構造の更新」ページでタスク実行ワークフローの開始処理を選択して、プロジェクト実行ワークフローを手動で開始する必要があります。
プロジェクト実行ワークフローは、プロジェクトのライフサイクル中にいつでも手動で開始できます。プロジェクト・ステータスが「クローズ済」に設定されると、プロジェクト実行ワークフローが停止します。
このワークフローには、PA : プロジェクト実行プロセスが組み込まれています。
Oracle Projectsでは、タスク実行ワークフロー・プロセスを定義して、特定のタスクまたはタスク・タイプに割り当てることができます。タスク実行ワークフロー・プロセスにより、各種のタスク機能を自動化できます。詳細は、『Oracle Project Managementユーザー・ガイド』のタスク実行ワークフロー・プロセスの使用に関する項を参照してください。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA : プロジェクト実行プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
タスク実行プロセスの開始(ノード2): このプロセスでタスク・ワークフロー・プロセスが開始されます。
待機(ノード3): このアクティビティは、続行する前に1日だけ一時停止します。
プロジェクトはクローズ済ですか?(ノード4): このアクティビティでは、プロジェクトがクローズ済かどうかがチェックされます。
プロセスがクローズ済の場合、プロセスはノード5に分岐します。
プロセスがクローズ済でない場合、プロセスはノード3に分岐します。
フロー待ち(ノード5): このアクティビティでは、タスク実行ワークフローが完了するまでプロセスが一時停止されます。
終了(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Workflowユーザーズ・ガイド』
『Oracle Workflow管理者ガイド』
『Oracle Workflow開発者ガイド』
PA: パフォーマンス通知ワークフローでは、チーム・メンバーとプロジェクト出資者にパフォーマンス通知が送信されます。通知には、例外、キー・パフォーマンス領域のステータス、懸案および変更文書を含めることができます。通知フォーマットは、プロジェクト・ページ・レイアウト・モデルを使用して構成できます。詳細は、「自動ステータス・レポート通知の構成」を参照してください。
PA: パフォーマンス通知ワークフローは、「通知の生成」パラメータが「Yes」に設定されている場合は、「PRC: パフォーマンス・スコアおよび通知の生成」コンカレント・プログラムからトリガーされます。このワークフローのファイル名はPAEXNOWF.wftです。
このワークフローには、パフォーマンス通知プロセスのみが組み込まれています。
このプロセスでは、プロジェクトに添付された自動ステータス・レポートまたは例外レポート用のプロジェクト・テンプレートを含んだFYI通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、パフォーマンス通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
自動例外通知(ノード2): このアクティビティでは、ステータス・レポートのアクセス・リストに含まれているチーム・メンバーと非チーム・メンバーにFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
PAステータス・レポート・ワークフローは、ステータス・レポートを承認のために発行すると開始されます。このワークフローにより、ステータス・レポート催促ルールに基づいて催促通知を送信できます。詳細は、「プロジェクト・ステータス・レポート催促ルール」を参照してください。
このワークフローのファイル名はPAWFPPRA.wftです。
このワークフローを有効にするには、次の操作を実行する必要があります。
このワークフローをステータス・レポートに対して有効化します。
必要に応じて承認オプションをプロジェクト・レベルで設定します。
プロジェクト・ステータス・レポート・ワークフロー・クライアント機能拡張を使用して、PAステータス・レポート・ワークフローをさらにカスタマイズすることもできます。『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』のプロジェクト・ステータス・レポート・ワークフロー機能拡張に関する項を参照してください。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA: ステータス・レポート催促
PA : ステータス・レポート承認
ステータス・レポート承認、サブプロセス
PA: ステータス・レポート通知
PA: ステータス・レポート欠落通知
このプロセスでは、ユーザーにステータス・レポート催促通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: ステータス・レポート催促プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
通知: レポート催促(ノード2): このアクティビティでは、発行者にレポートの発行または公開を催促する通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、承認者にステータス・レポート発行済通知が送信されます。承認者は、次のいずれかを選択できます。
承認: ステータスが「承認済」に変わり、ステータス・レポートが承認されたことを示す通知が発行者に送信されます。
否認: ステータスが「否認済」に変わり、ステータス・レポートが否認されたことを示す通知が発行者に送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA : ステータス・レポート承認プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
発行者は報告者と同じ(ノード2): このアクティビティでは、ステータス・レポート承認プロセスの発行者が承認者でもあるかどうかが判別されます。
発行者が承認者と同一の場合、プロセスはノード4に分岐します。
発行者が承認者とは異なる場合、プロセスはノード3に分岐します。
レポート発行(ノード3): このアクティビティでは、ステータス・レポートが発行されたことを示すFYI通知が発行者に送信されます。
承認者の選択(ノード4): このアクティビティでは、ステータス・レポート承認クライアント機能拡張のレポート承認者設定プロシージャ(PA_REPORT_WORKFLOW_CLIENT.SET_REPORT_APPROVER)がコールされ、ステータス・レポートの承認者が判別されます。デフォルト承認者は、プロジェクトのステータス・レポート設定詳細に承認者として入力されているユーザーです。
承認者が見つかると、プロセスはノード8に分岐します。
承認者が見つからなければ、プロセスはノード5に分岐します。
ステータスを作業中に変更(ノード5): このアクティビティでは、ステータス・レポートのステータスが「作業中」に変更されます。
通知: 承認者が見つかりません(ノード6): このアクティビティでは、ステータス・レポートの承認者が指定されていなかったことを示す通知が発行者に送信されます。
ステータス・レポート承認、サブプロセス(ノード8): このアクティビティでは、ステータス・レポート承認、サブプロセスが実行されます。「ステータス・レポート承認、サブプロセス」を参照してください。
承認者がステータス・レポートを承認すると、プロセスはノード12に分岐します。
承認者がステータス・レポートを否認すると、プロセスはノード9に分岐します。
ステータスを否認済に変更(ノード9): このアクティビティでは、ステータス・レポートのステータスが「否認済」に変更されます。
通知: レポートは否認されました。(ノード10): このアクティビティでは、ステータス・レポートが否認されたことを示す通知が発行者に送信されます。発行者はステータス・レポートを再処理して、承認のために再発行します。
ステータスを承認済に変更(ノード12): このアクティビティでは、ステータス・レポートのステータスが「承認済」に変更されます。
通知: レポート承認済(ノード13): このアクティビティでは、ステータス・レポートが承認済で公開可能であることを示す通知が発行者に送信されます。
終了(ノード7、11および14): このアクティビティでプロセスが終了します。
ステータス・レポート承認、サブプロセスは、デフォルトのPA : ステータス・レポート承認ワークフロー・プロセスによりコールされます。このプロセスでは、ステータス・レポート承認者に通知と催促が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、ステータス・レポート承認、サブプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
通知: レポート承認が必要です。承認しますか?(ノード2): このアクティビティでは、ステータス・レポート承認者に承認要の通知が送信されます。
承認者がステータス・レポートを承認すると、サブプロセスはノード7に分岐します。
承認者がステータス・レポートを否認すると、サブプロセスはノード8に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはノード3に分岐します。アクティビティのデフォルト・タイムアウト時間は2日です。Oracle Workflow Builderを使用すると、ビジネス・ニーズにあわせてタイムアウト値を変更できます。
通知: 催促、レポート承認が必要です。(ノード3): このアクティビティでは、ステータス・レポート承認者に承認催促通知が送信されます。
承認者がステータス・レポートを承認すると、サブプロセスはノード7に分岐します。
承認者がステータス・レポートを否認すると、サブプロセスはノード8に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはループ・カウンタ(ノード4)に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード4): このアクティビティでは、サブプロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード8に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスはノード3に戻ります。
事後通知の転送(ノード5): このアクティビティは、承認通知が発行者以外の承認者に転送されるときにコールされます。承認者が有効なユーザーかどうかがチェックされます。承認者が有効なユーザーであれば、その承認者に通知が送信され、有効なユーザーでなければ要求は否認されます。
事後通知の転送2(ノード6): このアクティビティは、通知が発行者以外の承認者に転送されるときにコールされます。承認者が有効なユーザーかどうかがチェックされます。承認者が有効なユーザーであれば、その承認者に通知が送信され、有効なユーザーでなければ要求は否認されます。
終了(承認)(ノード7): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「承認済」が戻されます。
終了(否認)(ノード8): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「否認済」が戻されます。
このプロセスでは、ステータス・レポートのステータスが変更されると通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: ステータス・レポート通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
進捗状況のチェック(ノード2): このアクティビティでは、ステータス・レポートのステータスがチェックされます。
新規ステータスが「公開済」の場合、プロセスはノード3に分岐します。
新規ステータスが「否認済」の場合、プロセスはノード4に分岐します。
新規ステータスが「承認済」の場合、プロセスはノード5に分岐します。
新規ステータスが「取消済」の場合、プロセスはノード6に分岐します。
通知: レポート公開済(ノード3): このアクティビティでは、ステータス・レポートの公開時にアクセス・リストのメンバーに通知が送信されます。
通知: レポートは否認されました。(ノード4): このアクティビティでは、ステータス・レポートの否認時にアクセス・リストのメンバーに通知が送信されます。
通知: レポート承認済(ノード5): このアクティビティでは、ステータス・レポートの承認時にアクセス・リストのメンバーに通知が送信されます。
通知: レポート取消済(ノード6): このアクティビティでは、ステータス・レポートの取消時にアクセス・リストのメンバーに通知が送信されます。
終了(ノード7): このアクティビティでプロセスが終了します。
このワークフローでは、特定期間中にステータス・レポートが発行されていないことを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: ステータス・レポート欠落通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
通知: 欠落レポート催促(ノード2): このアクティビティでは、この期間中にステータス・レポートが発行されていないことを示す通知が受信者に送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Project Managementユーザー・ガイド』のプロジェクト・ステータス・レポートの概要に関する項
作業計画のステータスが変わると、PA作業計画ワークフローが開始されます。このワークフローでは、リンク済プロジェクトの作業計画が公開されると、プログラム・マネージャに通知が送信されます。このワークフローのファイル名はPAWFPPWP.wftです。
このワークフローを有効にするには、承認者要チェック・ボックスを有効化して承認者を入力する必要があります。
作業計画ワークフロー・クライアント機能拡張を使用して、PA作業計画ワークフローをさらにカスタマイズすることもできます。『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』の作業計画ワークフロー機能拡張に関する項を参照してください。
作業計画ワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA: 作業計画承認
PA: 作業計画承認サブプロセス
PA: 作業計画エラー
PA: 作業計画通知
これは、メイン作業計画承認プロセスです。このプロセスでは、作業計画の承認が管理されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 作業計画承認プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
承認者の選択(ノード2): このアクティビティでは、ワークフロー・プロセスの承認者が判別されます。
承認者が見つかると、プロセスはノード6に分岐します。
承認者が見つからなければ、プロセスはノード3に分岐します。
ステータスを作業中に変更(ノード3): 前述のアクティビティで承認者を判別できない場合、作業計画のステータスが「作業中」に戻されます。
通知: 承認者が見つかりません(ノード4): このアクティビティでは、承認プロセスの承認者が見つからなかったことを示す通知が送信されます。
PA: 作業計画承認サブプロセス(ノード6): このサブプロセスでは、承認通知が管理されます。
承認者が作業計画を承認すると、プロセスはノード9に分岐します。
承認者が作業計画を否認すると、プロセスはノード7に分岐します。
ステータスを否認済に変更(ノード7): 承認者が作業計画を否認した後、このアクティビティにより作業計画ステータスが「否認済」に変更されます。
ステータスを承認済に変更(ノード9): 承認者が作業計画を承認した後、このアクティビティにより作業計画ステータスが「承認済」に変更されます。
終了(ノード5、8および10): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、作業計画承認者に通知と催促が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 作業計画承認サブプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
通知: 作業計画バージョンの公開の承認が必要です。 承認しますか?(ノード2): このアクティビティでは、作業計画承認者に承認要の通知が送信されます。
承認者が作業計画を承認すると、サブプロセスはノード3に分岐します。
承認者が作業計画を否認すると、サブプロセスはノード4に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはノード5に分岐します。アクティビティのデフォルト・タイムアウト時間は2日です。Oracle Workflow Builderを使用すると、ビジネス・ニーズにあわせてタイムアウト値を変更できます。
通知: 催促、 作業計画バージョンの承認が必要です。 承認しますか?(ノード5): このアクティビティでは、作業計画承認者に承認催促通知が送信されます。
承認者が作業計画を承認すると、サブプロセスはノード3に分岐します。
承認者が作業計画を否認すると、サブプロセスはノード4に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、サブプロセスはループ・カウンタ(ノード6)に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード6): このアクティビティでは、サブプロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード4に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスはノード5に戻ります。
終了(承認)(ノード3): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「承認済」が戻されます。
終了(否認)(ノード4): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「否認済」が戻されます。
作業計画の公開に失敗すると、このプロセスにより作業計画の公開に失敗したことを示す通知が受信者に送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 作業計画エラー・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
エラー受け側の選択(ノード2): このアクティビティでは、エラー通知の受け側が判別されます。
通知: 作業計画公開エラー(ノード3): 作業計画の公開に失敗すると、このアクティビティにより受け側に通知が送信されます。
終了(ノード4): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスを使用して、ユーザーに作業計画ステータスの変更を通知します。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 作業計画通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
作業計画ステータスのチェック(ノード2): このアクティビティでは、作業計画のステータスがチェックされます。
新規ステータスが「承認済」の場合、プロセスはノード3に分岐します。
新規ステータスが「公開済」の場合、プロセスはノード4に分岐します。
新規ステータスが「否認済」の場合、プロセスはノード5に分岐します。
通知: 作業計画承認済(ノード3): このアクティビティでは、作業計画が承認済であることを示す通知が送信されます。
通知: 作業計画公開済(ノード4): このアクティビティでは、作業計画が公開済であることを示す通知が送信されます。
通知: 作業計画棄却済(ノード5): このアクティビティでは、作業計画が棄却済であることを示す通知が送信されます。
終了(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Project Managementユーザー・ガイド』の作業計画と進捗管理に関する項
Oracle Project Portfolio Analysisには、プロジェクト・ポートフォリオ分析ワークフローというデフォルトの計画サイクル・ステータス変更ワークフロー・プロセスが用意されています。
プロジェクト・ポートフォリオ分析ワークフローでは、計画サイクルの処理が計画参加者にルーティングされます。通知を受け取る参加者には、定義済のプロジェクト提案者、ポートフォリオ・アナリストおよびポートフォリオ承認者が含まれます。このワークフローのファイル名はfpawfpjp.wftです。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PJP計画サイクル・プロセスの開始
PJPユーザー収集の強制
PJP計画サイクルのクローズ
PJPメイン・ワークフロー・プロセス
PJP計画の発行
PJP計画の承認
ユーザーが計画サイクルを開始すると、このプロセスによりプロジェクト所有者に通知が送信され、現行の計画サイクル・ステータスが「収集中」に更新されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PJP計画サイクル・プロセスの開始プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
ポートフォリオ・アクセス・リストの取得(ノード2): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アクセス・リストが取得されます。
計画サイクルが開始済の場合、プロセスはノード3に分岐します。
計画サイクルが開始されていない場合、プロセスはノード4に分岐します。
計画サイクル開始済(ノード3): このアクティビティでは、計画サイクルが開始済であることを示す通知が送信されます。
PCステータスを収集に設定(ノード4): このアクティビティでは、計画サイクル・ステータスが「収集中」に変更されます。
最終計画サイクルからのプロジェクトのコピー(ノード5): このアクティビティでは、前の計画サイクルからのプロジェクトが新規計画サイクルの適格候補となります。
配分リストの取得(ノード6): このアクティビティでは、現行または新規プロジェクトの発行を要求される個人のリストが取得されます。
配分リストが見つかると、プロセスはノード7に分岐します。
配分リストが見つからなければ、プロセスはノード9に分岐します。
プロジェクト発行に必要な応答(ノード7): このアクティビティでは、前述のステップで通知を受け取ったユーザーからの応答が追跡されます。ワークフローは全応答の収集後に次のステップに進みます。
ワークフロー分析ワークスペースの添付(ノード8): このアクティビティでは、ワークフローに多次元データベース・エンジンが添付されます。これは、すべてのデータが格納されているPJP分析エンジンです。
初期シナリオの作成(ノード9): このアクティビティでは、計画サイクルの初期シナリオが作成されます。分析が必要な全プロジェクトが収集され、初期シナリオに追加されます。
プロジェクト・セットAPIのコール(ノード10): このアクティビティでは、計画サイクルのプロジェクト・セットが分析用に発行された全プロジェクトで更新されます。これは、初期シナリオに含まれるのと同じプロジェクト・セットです。
PCステータスを分析に設定(ノード11): このアクティビティでは、計画サイクル・ステータスが「分析」に変更されます。
PJPプロセスの起動(ノード12): このアクティビティでは、次のワークフロー・プロセスが起動されます。
ワークフロー添付済分析ワークスペースの添付解除(ノード13): このアクティビティでは、データ処理のためにPJPワークスペースが削除されます。
終了(ノード14): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、プロジェクトが初期シナリオに収集されます(前のワークフロー・プロセスのノード8から開始されます)。次のいずれかのイベントが発生すると、プロジェクト収集が発生します。
通知を受け取ったプロジェクト・マネージャからの応答をすべて受信した場合
指定の期限に達した場合
ユーザーが収集強制イベントをトリガーした場合
イベント1または2が発生すると、PJP計画サイクル・プロセスの開始プロセスが完了し、PJPユーザー収集の強制プロセスは起動されません。
イベント3が発生すると、PJP計画サイクル・プロセスの開始プロセスが(PJP計画サイクル・プロセスの開始プロセスのダイアグラムの)ノード7で停止し、PJPユーザー収集の強制プロセスが起動されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PJPユーザー収集の強制プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
初期シナリオの作成(ノード2): このアクティビティでは、計画サイクルの初期シナリオが作成されます。分析が必要な全プロジェクトが収集され、初期シナリオに追加されます。
プロジェクト・セットAPIのコール(ノード3): このアクティビティでは、計画サイクルのプロジェクト・セットが分析用に発行された全プロジェクトで更新されます。これは、初期シナリオに含まれるのと同じプロジェクト・セットです。
PCステータスを分析に設定(ノード4): このアクティビティでは、計画サイクル・ステータスが「分析」に変更されます。
PJPプロセスの起動(ノード5): このアクティビティでは、PJPプロセスが起動されます。
終了(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了します。
クローズ処理を実行すると、このプロセスにより現行の計画サイクル・ステータスが「クローズ済」に更新されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PJP計画サイクルのクローズ・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
計画サイクル・クローズ済イベント(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PCステータスをクローズ済に設定(ノード2): このアクティビティでは、計画サイクル・ステータスが「クローズ済」に変更されます。
ポートフォリオ・アクセス・リストの取得(ノード3): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アクセス・リストが取得されます。
ポートフォリオ・アクセス・リストが見つかると、プロセスはノード4に分岐します。
ポートフォリオ・アクセス・リストが見つからなければ、プロセスはノード5に分岐します。
計画サイクル・クローズ済(ノード4): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アナリストとポートフォリオ承認者に、計画サイクルがクローズ済であることを示す通知が送信されます。
終了(ノード5): このアクティビティでプロセスが終了します。
これは、PJP計画の発行プロセスとPJP計画の承認プロセスをノードとして含んでいるメイン・ワークフロー・プロセスです。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PJPメイン・ワークフロー・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PJP計画の発行(ノード2): このアクティビティでは、PJP計画の発行プロセスが実行されます。
PJP計画の承認(ノード3): このアクティビティでは、PJP計画の承認プロセスが実行されます。
計画承認済(ノード4): このアクティビティでは、計画が承認済かどうかが判別されます。
計画が承認済の場合、プロセスはノード5に分岐します。
計画が承認済でない場合、プロセスはノード2に戻ります。
終了(ノード5): このアクティビティでプロセスが終了します。
現行計画が承認のために発行されると、現行計画ステータスが「発行済」に更新されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PJP計画の発行プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
ポートフォリオ・アクセス・リストの取得(ノード2): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アクセス・リストが取得されます。
ポートフォリオ・アクセス・リストが見つかると、プロセスはノード3に分岐します。
ポートフォリオ・アクセス・リストが見つからなければ、プロセスはノード4に分岐します。
推奨の発行(ノード3): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アナリストと承認者に、推奨の発行を要求する通知が送信されます。
計画イベントの発行(ノード4): このアクティビティでは、計画イベントが発行されます。
PCステータスを発行済に設定(ノード5): このアクティビティでは、計画サイクル・ステータスが「発行済」に変更されます。
終了(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了します。
ポートフォリオ計画が承認されると、承認済シナリオに設定された推奨資金調達承認ステータスに従って、Oracle Project Managementでプロジェクトの資金調達承認ステータスが更新されます。計画の承認後、プロジェクト提案者は計画サイクル・ステータス「承認済」の通知を受信します。
この項では、PJP計画の承認プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
ポートフォリオ承認者の取得(ノード2): このアクティビティでは、計画のポートフォリオ承認者およびアナリストがチェックされます。
計画のポートフォリオ承認者またはアナリストが見つかると、プロセスはノード3に分岐します。
計画のポートフォリオ承認者またはアナリストが見つからなければ、プロセスはノード4に分岐します。
計画の承認または却下(ノード3): このアクティビティでは、承認者に対して計画の承認または却下を要求する通知が送信されます。
計画の承認または否認イベント(ノード4): このイベントでは、計画が承認または否認されます。
PCステータスを承認済に設定(ノード5): このアクティビティでは、計画サイクル・ステータスが「承認済」に変更されます。
計画承認済(ノード6): このアクティビティでは、計画が承認済かどうかが判別されます。
計画が承認済の場合、プロセスはノード7に分岐します。
計画が未承認の場合、プロセスはノード10に分岐します。
プロジェクト・セットAPIのコール(ノード7): このアクティビティでは、計画サイクルのプロジェクト・セットが分析用に発行された全プロジェクトで更新されます。これは、初期シナリオに含まれるのと同じプロジェクト・セットです。
計画サイクル・マネージャの取得(ノード8): このアクティビティでは、計画サイクル・マネージャのリストが取得されます。
計画サイクル・マネージャが見つかると、プロセスはノード9に分岐します。
計画サイクル・マネージャが見つからなければ、プロセスはノード12に分岐します。
計画のレビューおよび更新(ノード9): このアクティビティでは、プロジェクト・マネージャに計画のレビューおよび更新を要求する通知が送信されます。
ポートフォリオ・アナリストの取得(ノード10): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アナリストが識別されます。
ポートフォリオ・アナリストが見つかると、プロセスはノード11に分岐します。
ポートフォリオ・アナリストが見つからなければ、プロセスはノード12に分岐します。
修正のために戻される推奨(ノード11): このアクティビティでは、ポートフォリオ・アナリストに推奨の修正および再発行を要求する通知が送信されます。
終了(ノード12): このアクティビティでプロセスが終了します。
Oracle Project Resource Managementには、チーム・テンプレート、広告宣伝、候補通知、単一割当と一括割当、およびHR関連更新に使用するワークフローが用意されています。
Oracle Project Resource Managementには、次のワークフローが用意されています。
ワークフロー名 | 摘要 |
---|---|
PA広告宣伝ワークフロー | 広告宣伝通知を送信します。 |
PA チーム・テンプレートの適用ワークフロー | プロジェクトにチーム・テンプレートを適用します。 |
PA 候補通知プロセス | 候補ステータスの通知を送信します。 |
PA: CRM回避ワークフロー | 先日付従業員および派遣就業者をCRM Foundationアプリケーションに取り込みます。 |
PA: HR関連更新ワークフロー | Oracle HRMSのデータをOracle Project Resource Managementのデータと同期化します。 |
PA: 一括割当承認ワークフロー | 一括割当の承認をルーティングします。 |
PA一括割当取引ワークフロー | 一括割当要求が発行された場合に割当を作成します。 |
PA超過既決通知プロセス・ワークフロー | 資源が超過既決された場合に通知を送信します。 |
PA :プロジェクト割当ワークフロー | 単一割当の承認をルーティングします。 |
PA広告宣伝ワークフローでは、ユーザーに対して新規要件または削除された要件を示す通知が送信されます。このワークフローのファイル名はPARADVWF.wftです。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA: 広告宣伝通知プロセス
PA: 広告宣伝削除通知プロセス
このプロセスでは、要件が使用可能であることを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 広告宣伝通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 広告宣伝(ノード2): このアクティビティでは、すべての受信者(広告宣伝ルールにより判別)に対して、スタッフ配置に使用可能な要件を示す通知が送信されます。メッセージには要件詳細が含まれています。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、要件が使用可能でなくなったことを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 広告宣伝削除通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 広告宣伝の削除(ノード2): このアクティビティでは、すべての受信者(広告宣伝ルールにより判別)に対して、要件が削除されたことを示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Project Resource Management User Guide』の広告宣伝および広告宣伝ルールに関する項
チーム・テンプレートの適用ワークフローを使用すると、1つ以上のチーム・テンプレートからプロジェクトに要件をコピーできます。このワークフローのファイル名はPARAPTEM.wftです。
このワークフローには、PA チーム・テンプレートの適用プロセスが組み込まれています。
このプロセスでは、チーム・テンプレートからプロジェクトへの要件のコピーに関する成功または失敗通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA チーム・テンプレートの適用プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
チーム・テンプレートの適用ワークフローの開始(ノード2): このアクティビティでは、チーム・テンプレートからプロジェクトに要件がコピーされます。
チーム・テンプレートの適用に成功すると、プロセスはノード3に分岐します。
チーム・テンプレートの適用に失敗すると、プロセスはノード5に分岐します。
チーム・テンプレートの適用成功通知(ノード3): このアクティビティでは、ユーザーに対してロールがコピーされたことを示す成功通知が送信されます。通知により、チーム・テンプレートとプロジェクトの詳細が提供されます。
終了(成功)(ノード4): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「成功」が戻されます。
チーム・テンプレートの適用失敗通知(ノード5): このアクティビティでは、ユーザーに対してロールをコピーできなかったことを示す失敗通知が送信されます。通知により、チーム・テンプレート、プロジェクトおよび発生したエラーの詳細が提供されます。
終了(失敗)(ノード6): このアクティビティでプロセスが終了し、結果として「失敗」が戻されます。
関連項目
PA 候補通知プロセスを使用すると、候補ステータスが変わるたびに通知を送信できます。資源マネージャまたはスタッフ・マネージャに通知を送信するか、特定の通知を受信するロールを設定できます。
このワークフローのファイル名はPARCANDD.wftです。
要件の候補を推薦する際に、その候補のステータスを「PA: デフォルト開始候補ステータス」プロファイル・オプションで指定します。このステータスになると、資源、資源マネージャおよびスタッフ・マネージャに推薦を示す通知が送信されます。候補を推薦した担当者は通知を受け取りません。
候補通知ワークフロー機能拡張を使用すると、PA 候補通知プロセスをカスタマイズできます。この機能拡張の詳細は、『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』を参照してください。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
候補辞退プロセス
候補FYI通知プロセス
候補推薦プロセス
プロジェクトの候補としての資源が辞退されると、その候補のステータスが「辞退済」に変わります。このステータスにより通知プロセスが開始されます。
要件に基づいて有効な候補推薦は、次のいずれかが発生すると自動的に辞退されます。
要件が取り消された場合。
人事管理上の退職、非支出プロジェクト組織への異動、資源の組織が有効なプロジェクト支出組織でなくなったなどの理由で、資源が有効なOracle Projects資源でなくなった場合。
注意: PA: HR関連更新ワークフローが有効化されている場合は、資源と資源マネージャに対して、辞退された候補推薦に関する通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、候補辞退プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
候補辞退通知(ノード2): このアクティビティでは、候補が辞退されたことを示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、候補ステータスが変わるたびにユーザーにFYI通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、候補FYI通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
候補FYI通知(ノード2): このアクティビティでは、候補ステータスが変更されたことを示すFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、候補が推薦されるとユーザーに通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、候補推薦プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
候補推薦通知(ノード2): このアクティビティでは、候補が推薦されていることを示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Project Resource Management User Guide』の候補の推薦および承認に関する項
PA: CRM回避ワークフローを使用すると、CRM Foundationアプリケーション内のカレンダを先日付従業員(開始日が現在日になる場合)および派遣就業者に割り当てることができます。このワークフローのファイル名はPACRMUPD.wftです。
PASYSADMINユーザーを定義する必要があります。PASYSADMINユーザーは、PA: CRM回避ワークフロー・プロセスにより送信された通知を受信します。ユーザーの定義方法は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』のシステム管理設定タスクに関する項を参照してください。
このワークフローには、先日付資源に対するCRM回避を実行するプロセスというプロセスのみが組み込まれています。
このプロセスを使用すると、先日付従業員および派遣就業者をCRM Foundationに取り込んで、各資源にカレンダを割り当てることができます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、先日付資源に対するCRM回避を実行するプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
待機(ノード2): このアクティビティは、次のアクティビティが開始される前に、先日付個人の割当開始日まで待機します。
CRM資源の作成(ノード3): このアクティビティでは、CRM表に資源が作成されます。
このアクティビティに成功すると、プロセスはノード6に分岐します。
このアクティビティに失敗すると、プロセスはノード4に分岐します。
先日付従業員CRMワークフロー失敗(ノード4): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して、ワークフロー・プロセスがエラーで終了したことを示す通知が送信されます。メッセージには、CRMで資源として作成できなかった先日付個人の詳細が示されます。
終了(ノード5および6): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Projects Fundamentals』のOracle Human Resourcesとの統合に関する項
Oracle Project Resource Managementでは、Oracle HRMSの個人情報表から資源情報が取得されます。資源情報を取得するには、PA: HR関連更新ワークフローの各プロセスを使用するか、PRC: プロジェクト資源の保守プロセスを手動で実行します。
PA: HR関連更新ワークフローを使用すると、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で個人データを同期化し、要件、割当および稼働状況をサポートできます。情報は、個人、割当、役職および組織の各属性に関連しています。このワークフローにより、Oracle HRMSでこれらの属性に対して行われた更新内容がOracle Projectsで確実に参照可能になります。
PASYSADMINユーザーを定義する必要があります。PASYSADMINユーザーは、PA: HR関連更新ワークフロー・プロセスにより送信された通知を受信します。ユーザーの定義方法は、『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成』のシステム管理設定タスクに関する項を参照してください。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
個人住所への変更を実行するプロセス。
割当の変更を実行するプロセス。
役職レベルへの変更を実行するプロセス。
個人の氏名の変更を実行するプロセス。
役職請求可能性の変更を実行するプロセス。
組織の営業単位の変更を実行するプロセス。
プロジェクト組織の変更を実行するプロセス。
プロジェクト役職関連の変更を実行するプロセス。
このプロセスにより、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で個人住所の変更が同期化されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、個人住所への変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
住所への変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projectsの個人住所がOracle HRMSに入力された最新の住所で更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 人事管理住所変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して住所の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、個人の住所と発生したエラーの詳細が含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスにより、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で個人の割当の変更が同期化されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、割当の変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
割当の変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projectsの個人の割当がOracle HRMSで指定された最新の割当で更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 割当変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して割当の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、割当に失敗した個人、割当日および発生したエラーの詳細が含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスにより、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で役職レベルの変更が同期化されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、役職レベルへの変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
役職レベルへの変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projectsの役職レベルがOracle HRMSで指定された最新の役職レベルで更新されます。この役職レベルの全個人の役職が更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 役職レベル変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して役職レベルの更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、役職詳細と発生したエラーが含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスにより、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で個人の氏名の変更が同期化されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、個人の氏名の変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
個人の氏名への変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projects内の個人の氏名がOracle HRMSでその個人について指定された最新の氏名で更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 個人の氏名変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して氏名の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、個人と発生したエラーの詳細が含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスにより、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で役職の請求可能フラグの変更が同期化されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、役職請求可能性の変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
役職請求可能性の変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projects内の(指定した役職を持つ全担当者の)役職請求可能フラグが、Oracle HRMS内の請求可能フラグの最新役職データで更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 役職請求可能性変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して役職請求可能性の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、役職詳細と発生したエラーが含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスにより、Oracle HRMSとOracle Projectsの間で組織のデフォルト営業単位の変更が同期化されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、組織の営業単位の変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
組織の営業単位の変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projects内の組織の営業単位が、Oracle HRMS内で指定された最新の組織データで更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: 営業単位変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して営業単位の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、組織と発生したエラーの詳細が含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、Oracle HRMSでプロジェクトに使用されている組織階層に組織の追加または削除があった場合に、Oracle Projects内の組織データが保守されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、プロジェクト組織の変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
プロジェクト組織の変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、Oracle Projects内の組織の組織使用および無効日が更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: プロジェクト組織変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対してプロジェクト組織の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、組織詳細と発生したエラーも含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、役職関連データに変更があった場合に役職レベルが保守されます。役職レベルは役職マッピングから導出されます。詳細は、「役職レベルと役職コード」を参照してください。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、プロジェクト役職関連の変更を実行するプロセス。の各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
プロジェクト役職関連の変更を処理する機能(ノード2): このアクティビティでは、特定の役職を持つ全担当者の役職レベルが、新しい役職マッピングの役職レベル・データで更新されます。
更新に成功すると、プロセスはノード5に分岐します。
更新に失敗すると、プロセスはノード3に分岐します。
通知: プロジェクト役職関連変更に失敗(ノード3): このアクティビティでは、PASYSADMINユーザーに対して役職関連の更新に失敗したことを示す通知が送信されます。通知には、自および至の役職詳細も発生したエラーも含まれます。
終了(ノード4および5): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Projects Fundamentals』のプロジェクト資源の保守に関する項
PA: 一括割当承認ワークフローを使用すると、マネージャは複数の割当を承認できます。このワークフローでは、成功、失敗または超過既決通知が送信されます。このワークフローのファイル名はPARMAAPW.wftです。
一括割当承認通知のデフォルト・タイムアウト時間は14日です。Oracle Workflow Builderを使用すると、タイムアウト値や通知メッセージをビジネス・ニーズにあわせて変更できます。
PA :プロジェクト割当ワークフローでは単一割当の承認が管理されますが、PA: 一括割当承認ワークフローでは複数の割当が管理されます。
振替価格金額は、PA : プロジェクト割当承認の通知にのみ表示され、PA: 一括割当承認の通知には表示されません。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA一括取引エラー・プロセス
PA: 一括割当承認資源通知プロセス
PA: 一括割当承認発行通知プロセス
PA: 一括割当承認発行発行者通知プロセス
PA: 一括割当作成承認通知プロセス
PA: 一括割当作成承認発行者通知プロセス
PA: 一括割当更新承認通知プロセス
PA: 一括割当更新承認発行者通知プロセス
PA: 一括処理承認結果プロセス
このプロセスでは、ユーザーに対して一括割当取引の処理中に発生したエラーが通知されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA一括取引エラー・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
初期化エラー(ノード2): このアクティビティではエラーが初期化されます。
発行者ユーザー名の設定(ノード3): このアクティビティでは、割当発行者が決定されます。
発行者の予期せぬエラー通知(ノード4): このアクティビティでは、発行者に対して承認プロセス中の予期せぬエラーが通知されます。
管理者に通知(ノード5): このアクティビティでは、管理者にプロセス中のエラーが通知されます。管理者は、通知で指定された処理を実行できます。
アクティビティがタイムアウトになると、プロセスはノード6に分岐します。アクティビティのデフォルト・タイムアウト時間は2日です。Oracle Workflow Builderを使用すると、ビジネス・ニーズにあわせてタイムアウト値を変更できます。
管理者が通知内で「再試行」を選択すると、プロセスはノード10に分岐します。
管理者が通知内で「異常終了」を選択すると、プロセスはノード11に分岐します。
未解決のエラー(ノード6): このノードでは、エラーが未解決かどうかが判別されます。
エラーが未解決の場合、プロセスはノード5に戻ります。
エラーが解決済の場合、プロセスはノード7に分岐します。
残余取引の中止(ノード7および11): このアクティビティでは、プロセスでエラーが発生した後に残余取引が中止されます。
再試行(ノード8、10および12): プロセスでエラーが発生すると、このアクティビティによりプロセスがリセットされ、再び開始されます。
終了(ノード9および13): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当が承認されたことを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当承認資源通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当承認資源FYI(ノード2): このアクティビティでは、割当が承認または否認されるたびにユーザーにFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当が承認のために発行された場合に通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当承認発行通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当承認発行FYI(ノード2): このアクティビティでは、発行者に対して割当が承認のために発行されたことを示すFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、発行者に対して、否認された割当の件数と詳細を示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当承認発行発行者通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当承認発行発行者通知(ノード2): このアクティビティでは、発行者に対して否認済割当の詳細を示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、ユーザーに対して、承認および否認された割当の総数と詳細を示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当作成承認通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当作成承認FYI(ノード2): このアクティビティでは、ユーザーに対して割当が承認または否認されたことを示すFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、発行者に対して、一括割当作成フロー中に承認および否認された割当の件数を示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当作成承認発行者通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当作成承認発行者通知(ノード2): このアクティビティでは、発行者に対して、承認または否認された作成済一括割当を示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当更新の承認準備が完了すると通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当更新承認通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当更新承認FYI(ノード2): このアクティビティでは、ユーザーに対して承認および否認された更新済割当を示すFYI通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当更新が承認または否認された場合に通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当更新承認発行者通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当更新承認発行者通知(ノード2): このアクティビティでは、発行者に対して、承認または否認された更新済割当を示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当承認フローが実行されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括処理承認結果プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括承認の処理結果(ノード2): このプロセスでは、割当承認フローが実行されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
PA一括割当取引ワークフローでは、複数の割当が作成され、更新されます。また、成功、失敗および資源超過既決通知も送信されます。このワークフローのファイル名はPARMATRX.wftです。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA一括割当取引ワークフロー・プロセス
このプロセスでは、複数の割当が作成され、更新されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA一括割当取引ワークフロー・プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
一括割当取引ワークフロー・プロセス(ノード2): このアクティビティでは、一括割当取引ワークフロー・プロセスが開始されます。
一括割当作成に成功し、超過既決があると、プロセスはノード3に分岐します。
一括割当作成に失敗し、超過既決があると、プロセスはノード3に分岐します。
一括割当更新に成功し、超過既決があると、プロセスはノード5に分岐します。
一括割当更新に失敗し、超過既決があると、プロセスはノード5に分岐します。
一括割当更新に成功し、超過既決がないと、プロセスはノード7に分岐します。
一括割当更新に失敗し、超過既決がないと、プロセスはノード7に分岐します。
一括割当作成に成功し、超過既決がないと、プロセスはノード9に分岐します。
一括割当作成に失敗し、超過既決がないと、プロセスはノード9に分岐します。
一括割当発行に成功し、超過既決があると、プロセスはノード10に分岐します。
一括割当発行に失敗し、超過既決があると、プロセスはノード10に分岐します。
一括割当発行に成功し、超過既決がないと、プロセスはノード8に分岐します。
一括割当発行に失敗し、超過既決がないと、プロセスはノード8に分岐します。
一括作成-超過既決の通知(ノード3): このアクティビティでは、一括割当が作成されたことを示す通知が送信されます。通知には、成功した資源割当の数、資源の超過既決となっている割当の数およびプロジェクト情報の詳細が含まれます。
通知の送信に成功すると、プロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、プロセスはループ・カウンタ(ノード16)に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード16): このアクティビティでは、プロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード4に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスは送り側ノード(ノード3)に戻ります。
一括取引の取消(ノード4および14): このアクティビティでは、一括取引が取り消されます。
一括更新-超過既決の通知(ノード5): このアクティビティでは、一括割当が更新されたことを示す通知が送信されます。通知には、割当の成功または失敗ロールの数、資源の超過既決となっている割当の数およびプロジェクト情報の詳細が含まれます。
通知の送信に成功すると、プロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、プロセスはループ・カウンタ(ノード17)に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード17): このアクティビティでは、プロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード4に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスは送り側ノード(ノード5)に戻ります。
超過既決項目へ戻る/取消(ノード6および11): このアクティビティでは、発行者が超過既決になっている割当に対して(「競合の表示」ページで)選択する処理に応じて、割当が取り消されるか、前の承認済状態に戻されます。
一括更新割当(ノード7): このアクティビティでは、割当が更新されたことを示す通知が送信されます。
一括発行通知(ノード8): このアクティビティでは、一括割当が発行されたことを示す通知が送信されます。通知には、承認に発行できなかった割当および資源の超過既決になっている割当の詳細が含まれます。
一括割当作成(ノード9): このアクティビティでは、一括割当作成に関する通知が送信されます。通知には、成功した資源割当、未割当の資源および資源の超過既決になっている割当の詳細が含まれます。
一括発行-超過既決の通知(ノード10): このアクティビティでは、一括割当が発行されたことを示す通知が送信されます。通知には、割当の成功または失敗ロールの数、資源の超過既決となっている割当の数およびプロジェクト情報が含まれます。
メッセージには、競合する割当へのリンクが含まれており、発行者が競合する割当に関して通知を受け取るように選択している場合は、通知をクローズする前に「競合の表示」ページで処理を実行する必要があります。このアクティビティにより、確実に処理が実行されるかエラーが戻されます。
通知の送信に成功すると、プロセスはノード6に分岐します。
アクティビティがタイムアウトになると、プロセスはループ・カウンタ(ノード13)に分岐します。
必要に応じて承認WFを開始(ノード12): このアクティビティでは、適切なPA: 一括割当承認ワークフロー・プロセスが開始されます。
ループ・カウンタ(ノード13): このアクティビティでは、プロセスがこのノードに分岐した回数がカウントされます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、サブプロセスはノード14に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、サブプロセスは送り側ノード(ノード10)に戻ります。
終了(ノード15): このアクティビティでプロセスが終了します。
処理不能(ノード18、19および20): このアクティビティは、処理を実行しないプレースホルダとして機能します。このアクティビティは、処理を実行せずにノードを配置する必要のある任意の場所に使用できます。プロセスに追加するときに、このアクティビティの表示名を変更できます。
PA超過既決通知プロセス・ワークフローでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ所有者に対して、プロジェクト要件の競合と資源許容量の超過既決が通知されます。このワークフローのファイル名はPAROVCNT.wftです。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
プロジェクト・マネージャ欠落プロセス
プロジェクト・マネージャ警告プロセス
自己超過既決警告プロセス
このプロセスでは、競合する割当があるプロジェクトとプロジェクト・マネージャに割り当てられていないプロジェクトに関する通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、プロジェクト・マネージャ欠落プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
プロジェクト・マネージャ欠落通知(ノード2): このアクティビティでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ所有者に対して、特定のプロジェクトにプロジェクト・マネージャが割り当てられておらず、競合する割当があることを示す通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、競合する割当のあるプロジェクトに関する警告が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、プロジェクト・マネージャ警告プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
プロジェクト・マネージャ警告通知(ノード2): このアクティビティでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ所有者に対して、特定のプロジェクトに競合する割当があることを示す通知が送信されます。通知には、競合する割当を表示するためのURLが含まれています。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、資源許容量が超過既決になる場合に通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、自己超過既決警告プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
自己超過既決警告通知(ノード2): このアクティビティでは、プロジェクト・マネージャとスタッフ・マネージャに対して、作業許容量が超過既決になっている資源に関する通知が送信されます。通知には、資源が超過既決になっているプロジェクトの詳細が含まれています。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Project Resource Management User Guide』の超過既決に関する項
『Oracle Project Resource Management User Guide』のプロジェクト要件のスタッフ配置に関する項
PA :プロジェクト割当ワークフローは、資源割当が作成されて承認のために発行されるときに開始されます。このプロセスの承認者には、スタッフ・マネージャと資源マネージャが含まれます。この割当が承認または否認されると、資源、資源マネージャ、スタッフ・マネージャおよびプロジェクト・マネージャにFYI通知が送信されます。
処理は割当承認ステータスの変更を伴います。次の表に、デフォルトの割当承認ワークフローによりステータスが処理に基づいてどのように変更されるかを示します。
処理 | ステータス変更 |
---|---|
割当の作成 | 作業中 |
承認のための割当の発行 | 発行済 |
割当の承認 | 承認済 |
割当の取消 | 取消済 |
割当の否認 | 棄却済 |
割当の変更 | 作業中 |
割当の再発行(変更は承認不要) | 承認済 |
割当の再発行(変更は承認要) | 発行済 |
否認された割当の変更 | 再発行が必要 |
次の表に、承認を必要とする割当変更を示します。
割当変更 | 承認が必要な理由 |
---|---|
期間の変更 | この変更は、資源予定表と資源可用性に影響します。 |
作業タイプの変更 | この変更は、請求可能性または稼働率に影響します。 |
振替価格レート上書き値の変更 | この変更は、振替価格属性のうちレート上書き、通貨上書き、基準上書きおよび適用率上書きに影響します。 |
このワークフローのファイル名はPARASGMT.wftです。
割当承認変更機能拡張と割当承認通知機能拡張を使用すると、PA :プロジェクト割当ワークフローをカスタマイズできます。クライアント機能拡張の詳細は、『Oracle Projects API, クライアント拡張およびオープン・インタフェース・リファレンス』を参照してください。
このワークフローには、次のプロセスが組み込まれています。
PA : プロジェクト割当承認
PA 割当承認通知
PA 割当承認サブプロセス
PA 割当取消通知
PA 割当否認通知
PA: 一括割当承認要プロセス
このプロセスにより割当承認プロセスが開始され、発生したエラーに関する通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA : プロジェクト割当承認プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
承認タイプのチェック(ノード2): このアクティビティでは、承認プロセスの対象が単一割当であるか一括割当であるかがチェックされます。
一括割当の承認の場合、プロセスはノード3に分岐します。
単一割当の承認の場合、プロセスはノード5に分岐します。
PA: 一括割当承認要プロセス(ノード3): このアクティビティでは、PA: 一括割当承認要プロセスが実行されます。
URLの生成(ノード5): このアクティビティでは、ユーザーが発行済割当の詳細、資源詳細および競合する割当の詳細を参照できるページへのリンクが作成されます。
エラーが存在しない場合、プロセスはノード6に分岐します。
エラーが存在する場合、プロセスはノード9に分岐します。
PA 割当承認サブプロセス(ノード6): このアクティビティでは、PA 割当承認サブプロセスが実行されます。
割当が承認されると、プロセスはノード7に分岐します。
割当が承認されなければ、プロセスはノード10に分岐します。
成功ステータスの設定(ノード7): このアクティビティでは、割当の承認ステータスが「承認済」に更新されます。
割当の更新に成功すると、プロセスはノード12に分岐します。
割当の更新に成功しなければ、プロセスはノード8に分岐します。
PA: 予定生成エラーの通知(ノード8および11): このアクティビティでは、割当承認プロセスで資源予定表の更新中にエラーが発生したことを示す通知が送信されます。
URL生成失敗(ノード9): このアクティビティでは、リンクを生成できなかったことを示すエラー・メッセージが設定されます。
失敗ステータスの設定(ノード10): このアクティビティでは、割当の承認ステータスが「否認済」に更新されます。
割当の更新に成功すると、プロセスはノード11に分岐します。
割当の更新に成功しなければ、プロセスはノード12に分岐します。
WF有効化のチェック(ノード12): このアクティビティでは、指定の割当承認ステータスに対してワークフローが有効化されているかどうかがチェックされます。
ワークフローが有効化されている場合、プロセスはノード14に分岐します。
ワークフローが有効化されていない場合、プロセスはノード13に分岐します。
新規WFの開始(ノード14): このアクティビティでは、新規ワークフロー・プロセスが開始されます。
ワークフローの開始に成功すると、プロセスはノード16に分岐します。
ワークフローの開始に成功しなければ、プロセスはノード15に分岐します。
PA ワークフローの開始に失敗を発行者に通知(ノード15): このアクティビティでは、プロジェクト・マネージャに対して、システムが割当承認要求を完了できなかったことを示す通知が送信されます。
終了(ノード4、13および16): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当が承認されたことを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 割当承認通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
承認済メッセージの設定(ノード2): このアクティビティでは、通知の件名、摘要および属性が設定されます。
承認通知受信者の生成(ノード3): このアクティビティでは、承認通知の受信者のリストが作成されます。
ループ・カウンタ(ノード4): このアクティビティでは受信者リストがループされ、各受信者に通知が送信されます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、プロセスはノード8に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、プロセスはノード5に分岐します。
承認通知受信者の取得(ノード5): このアクティビティでは、承認通知の送信先となる次の受信者が取得されます。
次の受信者が見つかると、プロセスはノード7に分岐します。
次の受信者が見つからなければ、プロセスはノード6に分岐します。
PA : 承認の通知(ノード7): このアクティビティでは、受信者に対して割当詳細を含む通知が送信されます。
終了(ノード6および8): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスは、割当承認の処理に使用されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 割当承認サブプロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
承認要メッセージの設定(ノード2): このアクティビティでは、通知の件名と摘要が設定されます。
承認者の生成(ノード3): このアクティビティでは、承認通知を受信する承認者のリストが作成されます。
承認者の取得(ノード4): このアクティビティでは、承認者リストから次の承認者が取得されます。
それ以上承認者が存在しない場合、プロセスはノード7に分岐します。
別の承認者が存在する場合、プロセスはノード5に分岐します。
転送元の設定(ノード5): このアクティビティでは、通知の転送元が判別されます。
承認通知注釈の移入(ノード6): このアクティビティでは、承認通知注釈が設定されます。
終了(承認)(ノード7): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「承認済」が戻されます。
ループ・カウンタ(ノード8): このアクティビティは、承認者リストをループして各承認者に承認通知を送信するために使用されます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、プロセスはノード7に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、プロセスはノード4に戻ります。
PA 承認要の通知(ノード9): このアクティビティでは、応答を必要とする現行承認者に通知が送信されます。この通知は受信者に対して承認要求を承認するように求めるメッセージと、割当詳細および資源予定表へのリンクが含まれています。また、承認者により通知が再割当済の場合も処理されます。
通知が一定の期間内に処理されなければ、プロセスはノード11に分岐します。
通知が承認されると、プロセスは次の承認者に関するノード8に分岐します。
通知が否認されると、プロセスはノード10に分岐します。
終了(否認)(ノード10): このアクティビティでサブプロセスが終了し、結果として「否認済」が戻されます。
PA 承認要の通知 : 催促(ノード11): このアクティビティでは、承認要の催促通知が送信されます。
要求が承認されると、サブプロセスはノード8に分岐します。
要求が否認されると、サブプロセスはノード10に分岐します。
要求がタイムアウトになると、サブプロセスはノード12に分岐します。
ループ・カウンタ(ノード12): このアクティビティは、複数の承認要の催促通知を承認者に送信するために使用されます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、プロセスはノード10に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、プロセスはノード13に戻ります。
処理不能(ノード13): このアクティビティは、処理を実行しないプレースホルダとして機能します。このアクティビティは、処理を実行せずにノードを配置する必要のある任意の場所に使用できます。プロセスに追加するときに、このアクティビティの表示名を変更できます。
このプロセスでは、割当が取り消されたことを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 割当取消通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
取消済メッセージの設定(ノード2): このアクティビティでは、通知の件名と摘要が設定されます。
取消通知受信者の生成(ノード3): このアクティビティでは、取消通知の受信者のリストが作成されます。
ループ・カウンタ(ノード4): このアクティビティは、受信者リストをループして各受信者に通知を送信するために使用されます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、プロセスはノード7に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、プロセスはノード5に分岐します。
取消通知受信者の取得(ノード5): このアクティビティでは、取消通知の送信先となる次の受信者が取得されます。
受信者が見つかると、プロセスはノード8に分岐します。
受信者が見つからなければ、プロセスはノード6に戻ります。
PA : 取消済の通知(ノード8): このアクティビティでは、受信者に対して割当が取り消されたことを示す通知が送信されます。
終了(ノード5および7): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、割当が否認されたことを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA 割当否認通知プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
否認済メッセージの設定(ノード2): このアクティビティでは、通知の件名と摘要が設定されます。
否認通知受信者の生成(ノード3): このアクティビティでは、割当否認通知の受信者のリストが作成されます。
ループ・カウンタ(ノード4): このアクティビティは、受信者リストをループして各受信者に通知を送信するために使用されます。
カウントが「ループの限度」(このノードに設定されている定数)に達すると、プロセスはノード7に分岐します。
カウントが「ループの限度」に達していなければ、プロセスはノード5に分岐します。
否認通知受信者の取得(ノード5): このアクティビティでは、否認通知の送信先となる次の受信者が取得されます。
受信者が見つかると、プロセスはノード8に分岐します。
受信者が見つからなければ、プロセスはノード6に戻ります。
PA : 否認の通知(ノード8): このアクティビティでは、受信者に対して割当が否認されたことを示す通知が送信されます。
終了(ノード6および7): このアクティビティでプロセスが終了します。
このプロセスでは、一括割当に承認が必要であることを示す通知が送信されます。
次のダイアグラムでは、後述の説明で参照するために各プロセス・アクティビティ・ノードに番号が付いています。番号付きの円は、プロセス・ダイアグラムの一部ではありません。
この項では、PA: 一括割当承認要プロセスの各アクティビティを機能名で示して説明します。
開始(ノード1): これは、プロセスの開始をマークする標準アクティビティです。
PA: 一括割当承認要(ノード2): このアクティビティでは、承認者に対して一括割当の承認を要求する通知が送信されます。
終了(ノード3): このアクティビティでプロセスが終了します。
関連項目
『Oracle Project Resource Management User Guide』の割当承認に関する項