ネイティブ非大域ゾーンがインストールされている場合

Oracle Solaris 10 9/10 (または以降にリリースされたアップデート) のソース物理システムに native ゾーンがある場合は、P2V プロセスで追加のステップが発生します。ゾーンは入れ子にならないため、これらのシステムの P2V プロセスは、ブランドゾーン内部の既存のゾーンを使用できないようにします。ゾーンがインストールされると、既存のゾーンが検出され、入れ子になったゾーンは使用不可であることと、ディスク領域が回復されることを示す警告が発行されます。これらのゾーンは、最初に V2V プロセス (第 31 章(省略可能) Oracle Solaris 10 ゾーンへの Oracle Solaris 10 native 非大域ゾーンの移行に記載) を使用して移行できます。

以前のリリースを実行しているシステムにカーネルパッチを適用する場合は、既存のゾーンを移行する前にパッチを適用します。