JavaScriptが検索に必要です。
ナビゲーション・リンクをスキップ
印刷ビューの終了
『Oracle Database Applianceオーナーズ・ガイド』
PDF
検索フィルタ・アイコン
検索アイコン

ドキュメントの情報

はじめに

1.  概要

システム設置作業のチェックリスト

テクニカル・サポート

2.  システム機能

システムのフロント・パネルの機能

システムのバック・パネルの機能

システムの物理仕様

サポートされているコンポーネントおよび機能

3.  設置場所の準備

設置場所の準備

環境および電気要件

4.  ラックへのシステムの設置

設置を開始する前に

ラックの互換性要件

ラック取付けキットの内容

ラックへのシステムの挿入

発送用金具の取外しおよび設置

ラックからのシステムの取外し

5.  ケーブルおよび電源コードの接続

ネットワークのポートおよびインタフェースの特定

システムの配線

電源コードの接続手順

最小のネットワーク接続のシステムを配線する手順

Oracle ILOM接続性のシステムの配線手順

6.  Oracle ILOMへの接続

Oracle ILOMネットワークの概要

Oracle ILOMの使用

7.  システム電源の制御

システムへの主電源の投入

システムの電源の切断

次に実行する作業

システムの配線

この項では、システムの配線に関する3つの項目について説明します。

電源コードの接続手順

  1. 2本のシステム電源コードを接地した電源コンセントおよびシステム[1, 2]のバック・パネルのACコネクタに接続します。

    電源が接続されると、システムがスタンバイ電源モードになります。


    注意 - N+1の電源の冗長性を維持するには、各電源コードを別々の回路に接続してください。


  2. サーバー・ノードがスタンバイ電源モードであることを確認します。
    • スタンバイ電源モードでは、サーバー・ノード・フロント・パネルのサービス・プロセッサ(SP)ステータスLEDが緑色に点灯して、ゆっくりとした点滅から常時点灯になり、サーバー・ノード・フロント・パネルの電源/OK LEDが緑色に点灯して、スタンバイの点滅になります。

      電源コードがAC電源に接続された後、電源/OK LEDがスタンバイの点滅になるまで約5分かかる場合があります。

      スタンバイ電源モードでは、サーバー・ノードのサービス・プロセッサはアクティブですが、サーバー・ノードのホストはオフです。


      注意 - SP OK LEDが暗いままか、濃い黄色で表示される場合、サービス担当者に連絡してください。


    • 数分後、SPログイン・プロンプトが端末デバイスに表示されます。システムがまだ初期化されていないか、電源が投入されていないので注意してください。

      SPログイン・プロンプトが表示されると、主電源//OK LEDがスタンバイ・パターンでゆっくりと点滅し、SPが主電源を投入する準備ができたことを示します。

    • この時点で、電源は、SPボードおよび電源ファンにのみ供給されます。主電源をシステムに投入する方法の詳細は、「システムへの主電源の投入」を参照してください。

最小のネットワーク接続性のシステムを配線する手順

サーバー・ノード0およびサーバー・ノード1の最小ネットワーク接続の場合、電源コードを接続し、イーサネット・ケーブルを1-GbEまたは10-GbEネットワーク・ポートのいずれかに接続します。ケーブルの場所は、「ネットワークのポートおよびインタフェースの特定」を参照してください。

  1. 2本のシステム電源コードを接地した電源コンセントおよびシステムのバック・パネルのACコネクタに接続します。

    システムに電源を投入すると、緑色のSP OK LEDが約5分間点滅してから、常時点灯になります。これは、コントローラがOracle ILOMがアクティブでホストがオフになっているスタンバイ電源モードであることを示します。

  2. 各サーバー・ノードについて、次のいずれかを実行します。
    • 1-GbEネットワークでは、Net0およびNet1とパブリック・ネットワーク・スイッチの間でイーサネット・ケーブルを接続します。

    • 10-GbEネットワークでは、PCIe 0の2つのコネクタとパブリック・ネットワーク・スイッチの間に光ファイバ・ケーブルまたは銅ケーブルを接続します。


    注意

    注意 - パブリック・ネットワークをNet0またはNet1(bond0)あるいはPCIe 0(Xbond0)の2つのコネクタに接続する必要があります。他のポートをパブリック・ネットワークに接続しないでください。



    注意 - 未使用のポートは、個別のバックアップ、障害時リカバリおよび管理ネットワークの外部アクセスなどの他の用途に使用できます。『Oracle Database Applianceスタート・ガイド』の説明に従ったカスタム構成が必要です。


関連項目

Oracle ILOM接続性のシステムの配線手順

Oracle ILOM接続性のシステムの配線手順

また、Oracle ILOM接続性のシステムも配線できます。構成に応じて、各サーバー・ノードに対して次のポートに接続します。

  1. リモート・イーサネット・アクセス用にOracle ILOMのケーブルを配線するには、イーサネット・ケーブルをNetMgtに接続します。

    注意 - SPは、デフォルトでNetMgt(帯域外)ポートを使用します。SPを構成して、システムの10/100/1000イーサネット・ポート(サーバー・ノードごとに2つ)のいずれかをかわりに共有できます。SPは、構成されたイーサネット・ポートのみ使用します。


  2. シリアル・アクセス用にOracle ILOMのケーブルを配線するには、シリアル・ヌル・モデム・ケーブルをSerMgtに接続し、端末または端末エミュレータを取り付けます。