この項では、Oracle ILOMへの接続方法、ネットワーク設定の変更方法、ネットワーク構成のテスト方法、およびOracle ILOMの終了方法について説明します。
この手順を実行するには、Oracle ILOMの管理者アカウントが必要です。Oracle ILOMのIPアドレスを把握しておく必要はありません。
注意 - システムとともに発送されるデフォルトのOracle ILOM管理者アカウントはroot、パスワードはchangemeです。このデフォルトの管理者アカウントが変更された場合は、管理者権限を持つOracle ILOMユーザー・アカウントのシステム管理者に連絡してください。
スタンバイ電源: スタンバイ電源モードでは、フロント・パネルのSP OK LEDが常時点灯になり、フロント・パネルの電源/OK LEDが点滅になります。この状態では、SPには電源が入っていますが、ホストは電源が切れています。システムが電源に接続され数分経つと、自動的にこの状態になります。
注意 - SP OK LEDが暗いままか、濃い黄色で表示される場合、Oracleサービスに連絡してください。
電源オン: サーバー・ノードの電源が入っている場合、フロント・パネルのSP OK LEDが常時点灯になり、フロント・パネルの電源/OK LEDも常時点灯になります。この状態では、SPとホストの両方の電源が入っています。
Oracle ILOMログインのプロンプトが表示されます。
デフォルトの管理者アカウントはroot、デフォルトのパスワードはchangemeです。
Oracle ILOMのプロンプトが表示されます。
->
注意 - Oracle ILOMのIPアドレスを表示するには、show /SP/networkと入力します。
この手順により、Oracle ILOM CLIまたはWebインタフェースに接続できるようになります。これには、Oracle ILOM管理者アカウントが必要で、Oracle ILOMのIPアドレスを把握する必要があります。
システムに付属しているデフォルトのOracle ILOM管理者アカウントはroot、パスワードはchangemeです。このデフォルトの管理者アカウントが変更された場合は、管理者権限を持つOracle ILOMユーザー・アカウントのシステム管理者に連絡してください。
各サーバー・ノードには独自のOracle ILOMと固有のIPアドレスがあります。Oracle ILOMのIPアドレスを特定する手順は次のとおりです。
DHCPを使用している場合、DHCPサーバーによって割り当てられるIPアドレスを決定するには、DHCPサーバーとともに用意されているネットワーク・ツールを使用します。
Oracle Database Applianceをすでにデプロイしており、カスタム構成を使用している場合、コンフィギュレータで入力したIPアドレスを使用します。
Oracle ILOM IPアドレスを特定できない場合、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0ドキュメント・ライブラリを参照してください。
スタンバイ電源: スタンバイ電源モードでは、フロント・パネルのSP OK LEDが常時点灯になり、フロント・パネルの電源/OK LEDが点滅になります。この状態では、SPには電源が入っていますが、ホストは電源が切れています。システムが電源に接続され数分経つと、自動的にこの状態になります。
注意 - SP OK LEDが暗いままか、濃い黄色で表示される場合、Oracleサービスに連絡してください。
電源オン: サーバー・ノードの電源が入っている場合、フロント・パネルのSP OK LEDが常時点灯になり、フロント・パネルの電源/OK LEDも常時点灯になります。この状態では、SPとホストの両方の電源が入っています。
ssh -l root sp_ip_address
デフォルトのユーザー名はroot、デフォルトのパスワードはchangemeです。
CLIプロンプトが表示されます。
デフォルトのユーザー名はroot、デフォルトのパスワードはchangemeです。
Oracle ILOM Webインタフェースが表示されます。
注意 - イーサネット接続を使用してOracle ILOMにログインした場合、ネットワーク設定を修正した後、接続が終了するため、新しい設定を使用して再度ログインする必要があります。
-> cd /SP/network
-> show /SP/network
-> set /SP/network/ pendingipdiscovery=static
-> set /SP/network/ pendingipaddress=192.0.2.2
-> set /SP/network/ pendingipnetmask=255.255.255.0
-> set /SP/network/ pendingipgateway=192.0.0.1
-> set /SP/network/ commitpending=true
注意 - イーサネット接続を使用してOracle ILOMにログインしている場合、commitpendingをtrueに設定してネットワーク設定の変更をコミットすると、Oracle ILOM接続が終了するため、新しい設定を使用して再度ログインする必要があります。
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-> show /SP/network/test Targets: Properties: ping = ping6 = Commands: cd set show
-> set ping=IP_address Ping of 192.0.2.2 succeeded