Oracle Database Applianceは、2つのシステム・コントローラ(SC)ユニットを用意し、それぞれに次のネットワーク・インタフェースを使用します。各システム・コントローラのネットワークのポートおよびインタフェースの場所の詳細は、次の図を参照してください。
図4-1 システムのバック・パネルのネットワーク・インタフェース
図4-2 システムのバック・パネルおよび右側のネットワーク・インタフェース
各システム・コントローラは、次のネットワーク・インタフェースを用意しています。すべての使用できる外部(パブリック)ネットワーク・インタフェースは、高可用性(HA)構成で事前に構成されています。
内部のOracleクラスタ操作および通信に対する2つの内部1ギガビット・イーサネット(GbE)ポート(ポートeth0およびeth1)。この通信チャネルに追加の構成または変更は必要ありません。
外部クライアント・アクセス(パブリック)ネットワークに対する2つの取付け済の1-GbEポート(BOND0として結合されているポートeth2およびeth3)。
10-GbEインフラストラクチャを使用できる場合、外部クライアント・アクセス(パブリック)ネットワークに対する2つの10-GbEポート(XBOND0として結合されているポートeth8およびeth9)。
4つの1-GbE PCIeポート(BOND1として構成されているクアッド・ポートeth4およびeth5、BOND2として構成されているポートeth6およびeth7)。
端末または端末エミュレータを使用したローカルOracle ILOMインタフェースに対する1つのシリアル管理ポート(ラベルはSER MGT)。
注意 - BOND1、BOND2および残りの未使用のパブリック・ネットワーク・インタフェース(パブリック・ネットワークの選択によって異なるXBOND0またはBOND0のいずれか)は、個別のバックアップ、障害時リカバリ、管理ネットワークなどの他の用途にオプションで使用できます。