主電源からのシステムの電源の切断
システム・コントローラの電源を切断する必要がある場合、正常停止または緊急停止を使用できます。詳細は、次の手順を参照してください。
 | 注意 - システムの電源を完全に切断するには、両方のシステム・コントローラの電源を切断し、システムのバック・パネルの電源からAC電源コードを取り外す必要があります。
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主電源からのSCの電源の切断
- システム・コントローラから主電源を切断するには、次のいずれかの方法を使用します。
- 正常停止 – システム・コントローラのフロント・パネルの電源ボタンを押してすぐ離します。これにより、Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)が有効なオペレーティング・システムは、正常な停止を実行します。ACPIが有効なオペレーティング・システムを実行していないシステムは、すぐにスタンバイ電源モードで停止します。
- 緊急停止 – 主電源が切断されてシステムがスタンバイ電源モードになるまで、システム・コントローラのフロント・パネルの電源ボタンを少なくとも5秒間押したままにします。主電源を切断すると、フロント・パネルの電源/OK LEDが点滅し、システムがスタンバイ電源モードであることを示します。
- Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) SP CLI停止 – 「Oracle ILOM CLIを使用したSCの電源の切断」を参照してください。
Oracle ILOM CLIを使用したSCの電源の切断
システム・コントローラのOracle ILOMサービス・プロセッサ(SP)を使用して、システムの正常停止または緊急停止を実行できます。詳細は、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0ドキュメント・コレクションを参照してください。
- SSHクライアントを起動します。
- Oracle ILOM CLIにログインするには、次のように入力します。
$ ssh username@ipaddress
ここで、usernameはユーザーID、ipaddressはOracle ILOMのIPアドレスを示します。
デフォルトのユーザー名はrootです。
- 要求された場合、パスワードを入力します。
デフォルトのパスワードはchangemeです。
Oracle ILOMに正常にログインしたことを示すデフォルトのOracle ILOM CLIプロンプト(->)が表示されます。
- システム・コントローラから電源を切断するには、次のいずれかのコマンドを入力します。
-> stop /SYS (正常停止の場合)
または
-> stop -f/ SYS (緊急停止の場合)
システムの電源の切断
- システム・コントローラの電源を切断します。
両方のシステム・コントローラの電源を切断すると、システムがスタンバイ電源モードになります。
- 電源のACコネクタからAC電源コードを取り外します。
電源から電源コードを取り外すと、システムからすべての電源が切断されます。