Oracle® ILOM 機能更新およびリリースノートファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

検証済みブートポリシーおよび非揮発性 RAM 構成によって SPARC サーバー上のブートが失敗することがある

サーバープラットフォーム: SPARC T および M シリーズサーバー

サーバーソフトウェア: SPARC ソフトウェアリリース 9.1.0 以降。

問題: 次の構成パラメータが設定されていると、SPARC T および M シリーズサーバー上のブート操作が失敗することがあります。

  • Oracle ILOM で検証済みブートのブートポリシーが Enforce に設定されている。

  • use-nvramrc? の非揮発性 RAM 構成変数が True に設定されている。


注 -  nvalias コマンドを使用してデバイス別名が作成された場合、use-nvramrc? 変数は自動的に True に設定されます。use-nvramrc? 変数は、setenv OpenBoot コマンドを使用して手動で False に設定できます。OpenBoot コマンドの使用の詳細は、Oracle Solaris ドキュメントコレクションにある OpenBoot のコマンドリファレンスマニュアルを参照してください。

回避方法: 検証済みブートの Oracle ILOM ブートポリシーが Enforce に設定されている場合は、use-nvramrc? の非揮発性構成を False に設定するか、または検証済みブートの Oracle ILOM ブートポリシーを None または Warning に設定します。