Oracle® ILOM 機能更新およびリリースノートファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

イスラエルのタイムゾーン用に構成されたシステム: ヨーロッパ/アテネのタイムゾーンを使用した、SP または CMM クロックの新しい DST の終了日への切り替えの修正

問題: Oracle ILOM サービスプロセッサ (SP) またはシャーシモニタリングモジュール (CMM) クロックがイスラエルのタイムゾーンを使用するよう構成されている場合、クロックが、2013 年 9 月 8 日にサマータイム (DST) から標準時間に誤って切り替わります。2013 年の時点で、イスラエルでの DST の終了日は 10 月の最終日曜日です。

回避方法: イスラエルのタイムゾーンを使用するよう構成されたシステムでは、SP または CMM クロックの Oracle ILOM の「Timezone」プロパティーの値を「Europe/Athens」に変更します。ヨーロッパ/アテネのタイムゾーンは、イスラエルのタイムゾーンと同じ調整標準時からの偏差を共有し、10 月の最終日曜日に DST から標準時間に切り替わります。

Web インタフェースまたはコマンド行インタフェース (CLI) で、SP または CMM クロックの Oracle ILOM の「Timezone」プロパティーを変更できます。

  • Web インタフェースでは、「ILOM Administration」->「Date and Time」->「Timezone」->「Europe/Athens」をクリックします。

  • CLI では、set /SP|CMM/clock timezone=Europe/Athens と入力します。