この操作によって、既存のストレージプールのほか、誤って構成解除された任意のプールをインポートできます。この操作は、出荷時設定へのリセットまたはサービス操作のあとにユーザーデータを回復するために使用できます。プールをインポートするには、接続されているすべてのストレージデバイスを繰り返し処理し、既存の状態をすべて検出することが必要です。これには膨大な時間がかかる場合があり、この間、ほかのストレージ構成操作は実行できません。BUI でプールをインポートするには、ストレージ構成画面にある「インポート」ボタンをクリックします。CLI でプールをインポートするには、「import」コマンドを使用します。
検出フェーズが完了すると、いくつかの識別特性を含む、使用可能なプールのリストが表示されます。ストレージが破棄されているか、または不完全な場合は、そのプールをインポートできません。ストレージ構成とは異なり、プール名は開始時ではなく、プールを選択するときに指定されます。デフォルトでは、以前のプール名が使用されますが、BUI で名前をクリックしたり、CLI で「name」プロパティーを設定したりすることによってプール名を変更できます。