既存のプールへのキャッシュデバイスの追加

1. 使用可能な最初のスロットに新しい Readzilla または Logzilla デバイスをインストールします。スロットの位置については、Oracle ZFS Storage Appliance インストールガイド の概要を参照してください。
2. コマンド行で、次のように入力します。
3. : poc:> configuration storage
4. デバイスの追加先のプールを指定します。
5. : poc:configuration storage (pool_2)> set pool=pool_2
6. : pool = pool_2
7. : poc:configuration storage (pool_2)> add
8. :デバイスが正しくインストールされていることを確認するよう促すメッセージが表示されます。デバイスのタイプおよび速度は混在させないことを強くお勧めします。
9. プールのデバイス情報を表示します。
10. : poc:configuration storage (pool_2) verify> show
11. : ID STATUS ALLOCATION DATA LOG CACHE RPM
12. : 0 ok custom 0 0 0/4 1.86T
13. : 1 ok custom 0 0/2 34G 0 15000
14. : 2 ok custom 0 0/2 34G 0 15000
15. 使用するディスクシェルフと、Logzilla または Readzilla の数を指定します。次の例では、1-log=1 により 1 番目のディスクシェルフから 1 つの Logzilla を割り当てています。
16. : poc:configuration storage (pool_2) verify> set 1-log=1
17. : 1-log = 1
18. :注: 「1-log=2」という値では、1 番目のディスクシェルフから 2 つの Logzilla が割り当てられます。
19. :この例では、1 番目のディスクシェルフから 1 つの Readzilla を割り当てています。
20. : poc:configuration storage (pool_2) verify> set 1-cache=1
21. : 1-cache = 1
22. 「done」と入力します。
23. : poc:configuration storage (pool_2) verify> done
24. : 注: 奇数番号の Logzilla デバイスをプールに追加する場合、またはプールにまだプロファイルがない場合は、「set log_profile=log_mirror」を入力してログプロファイルを設定してください。
25. 「show」と入力してプロファイルを表示します。
26. : poc:configuration storage (pool_2) config> show
27. :
28. : PROFILE CAPCTY NSPF DESCRIPTION
29. : log_profile = log_stripe 17G no Striped log
30. 「done」と入力してタスクを完了します。
31. : poc:configuration storage (pool_2) config> done
32. : poc:configuration storage (pool_2)>