未変更の Oracle Solaris 11 Express を実行している場合は、CUPS がすでにデフォルトの印刷サービスになっています。Oracle Solaris 11 にアップグレードする場合は、CUPS を使用して既存のプリンタを再構成する必要はありません。ただし、lp 印刷コマンドを使用して LP 印刷サービスに切り替え、プリンタを構成した場合は、アップグレード後に CUPS を使用してこれらの既存のプリンタを再構成する必要があります。
注意 - LP 印刷サービスを実行している場合は、/etc/printers.conf ファイルがアップグレード処理によって削除されるため、必ずアップグレード前にこのファイルをバックアップしてください。 |
システム上でどの印刷サービスが有効になっているかを判定するには、次のコマンドを入力します。
$ /usr/sbin/print-service -q
この章で説明したいずれかの方法を使用して、既存のプリンタを再構成します。