Oracle Solaris カーネルゾーンの作成と使用

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更新: 2014 年 12 月
 
 

Oracle Solaris カーネルゾーンのハードウェアおよびソフトウェア要件

カーネルゾーンを使用するには、ホストオペレーティングシステムで Oracle Solaris 11.2 を実行している必要があります。

物理ホストシステムに次のコンポーネントが搭載されている必要があります。

  • SPARC システム:

    • システムファームウェア 8.5.1 以上がインストールされている SPARC T4 システム。

    • システムファームウェア 9.2.1 以上がインストールされている SPARC T5、SPARC M5、または SPARC M6 システム。

    • XCP ファームウェア 2230 以上がインストールされている富士通 M10/SPARC M10 システム。

  • My Oracle Support にログインして、「パッチと更新版」リンクをクリックすることで、最新のシステムファームウェアをダウンロードできます。使用しているシステムタイプのファームウェアのダウンロードを見つけるには、「検索」を使用します。

  • x86 システム:

    • BIOS で CPU 仮想化 (たとえば、VT-x) が有効にされた Nehalem+ (Intel) または Barcelona+ (AMD) ベースの x86 マシン。特に、x86 のカーネルゾーンでは、EPT、NPT とも呼ばれる Extended/Nested Page Table、または RVI (Rapid Virtualization Indexing) が必要です。

また、SPARC および x86 システムは、どちらも次の要件があります。

Oracle Solaris カーネルゾーンは、Oracle VM Server for SPARC 上のゲストで実行できます。それぞれの Oracle VM Server for SPARC ドメインには、実行できるカーネルゾーンの数に個別の制限があります。制限は、SPARC T4 または SPARC T5 システムでは 768 で、SPARC M5 または SPARC M6 システムでは 512 です。

カーネルゾーンは、Oracle VM Server for x86 ゲストまたは Oracle VM VirtualBox では実行できません。