Oracle Solaris カーネルゾーンの作成と使用

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更新: 2014 年 12 月
 
 

読み取り専用カーネルゾーンの保守および管理

読み取り専用カーネルゾーンで保守操作と管理操作を実行するには、zlogin コマンドでトラステッドパスモードを使用します。トラステッドパスモードには次のオプションがあります。

–T

管理者は、トラステッドパス属性 PRIV_PROC_TPD を設定して不変ゾーンを入力できます。このセッションは、通常は不変であるファイルを変更できます。セッションは、保護されていないファイルを読み取れません。

–U

–T オプションと同じプロセスを安全ではないモードで実行します。このオプションは、file-mac-profile プロパティーの flexible-configuration が設定されたゾーンでは必須です。


注 -  これらのオプションは、コンソールログインセッションでは使用できません。不変ゾーンではないゾーンでは、–T および –U zlogin コマンドオプションは両方とも無視されます。

詳細は、zlogin(1) のマニュアルページを参照してください。