Oracle Solaris でのアプリケーションの国際化とローカライズ

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ワイド文字の入力と出力

次の関数は、ワイド文字の入力および出力に使用されます。これらの関数は、ファイルコード (マルチバイトデータ) と内部プロセスコード (ワイド文字データ) の間の暗黙的な変換を実行します。

fgetwc(), getwc()

ストリームからワイド文字コードを取得します

getwchar()

標準入力ストリームからワイド文字を取得します

fgetws()

ストリームからワイド文字文字列を取得します

getws() (*)

標準入力ストリームからワイド文字文字列を取得します

fputwc(), putwc()

ワイド文字コードをストリームに配置します

putwchar()

ワイド文字コードを標準出力ストリームに配置します

fputws()

ワイド文字文字列をストリームに配置します

putws() (*)

ワイド文字文字列を標準出力ストリームに配置します

fwide()

ストリームの方向をバイトまたはワイド文字に設定します

ungetwc()

ワイド文字コードを入力ストリームにプッシュバックします

次の関数は、ワイド文字の入力および出力の書式設定に使用されます。

fwprintf(), wprintf(), swprintf(), wsprintf() (*)

書式設定されたワイド文字出力を印刷します

vfwprintf(), vwprintf(), vswprintf()

stdarg 引数リストをワイド文字に書式設定して出力します

fwscanf(), wscanf(), swscanf(), wsscanf() (*)

書式設定されたワイド文字入力を変換します

vfwscanf(), vwscanf(), vswscanf()

stdarg 引数リストを使用して、書式設定されたワイド文字入力を変換します

(*) のマークが付いた関数は、Multibyte Support Extension (MSE) を導入した UNIX 98 標準より前に Oracle Solaris に追加されたものです。これらには、デフォルトの wchar.h の代わりに、widec.h ヘッダーを含める必要があります。